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[近代史5] 「バイデンはウクライナをプーチンに渡す」米露の“密約”をジェームズ斉藤が暴露! 危機は出来レースだった!? 中川隆
12. 2022年4月28日 02:13:28 : kzNEqjHPHk : dUVqdDdYVXc3RUk=[1]
ロシアは5月9日までにウクライナを核攻撃して「日本の再現」を狙う!? “本当の戦況”をジェームズ斉藤が解説
2022.04.27
https://tocana.jp/2022/04/post_234737_entry.html

【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】「ウクライナ侵攻」の真実 第12回


ジェームズ斉藤(以下、ジェームズ)  以前から懸念していましたが、プーチンが5月9日の対独戦勝記念日に向けて本気で核を使おうとしています。

──やっぱりそうなんですね。あっ、でも、昨日(4月19日)ロシアのラブロフ外務大臣が「現時点でロシアは核を使う予定はない」と言ってましたが、あれは嘘なんですか?

ジェームズ  嘘です。逆にその言葉があったからこそ、使う確率は高まったと判断しました。そもそもロシア外務省の最重要任務は、ディスインフォメーションの拡散です。ロシア外務省は、ラヴロフ外務大臣や最近日本でもマスコミの露出度が高いガルージン駐日ロシア大使のような、真顔で嘘をついて、逆に相手を貶めるような厚顔無恥の人間のみが外交官に選ばれます。そして案の定、クレムリンは今日の朝、「新しい軍事作戦の段階に入った」と声明文を出したのです。「昨日とはまったく違ったフェーズに入った」と言い出したんです。

──核を使わないと言った翌日に白紙に戻したと!

ジェームズ  びっくりしますよね。しかし、これがロシアのやり方です。ロシアから出てくる情報は常に言葉通りではありません。逆の意味の可能性があると思っていないと読み間違います。

──じゃあ、本当に核を使うんですね。

ジェームズ  さすがに断言はできませんが、戦況次第では明日、明後日にも使うかもしれません。あるいは結局使わないかもしれません。ただし、可能性として常に存在し、確率が非常に高くなっています。ロシアは核を使用したい願望が強い国です。というのも、これまで戦争で核を使ったのはアメリカだけです。これこそがまさに超大国の証ですよね? 核を使っても他国から文句を言わせないわけですから。

──まさにスーパーパワーですね。

ジェームズ  そうです。ロシアもその地位をずっと手に入れたいと思っていたのです。むしろ、アメリカだけが核使用国と言う現状は、ロシアにとってトラウマになるほどの屈辱です。もうひとつ、核を使う確率が高まっている理由は、いまクレムリンが熱心に研究しているのが第二次世界大戦における日本の無条件降伏に至るまでの道程だそうです。日本は核を落とされて無条件降伏を受け入れたわけですから、その再現がウクライナでも可能かどうかを研究しているのです。今、こういった情報が刻々と上がってきているので、核を使うシナリオは現実味を増しているという判断です。

──確率が日毎に高まっているんですね。

ジェームズ  現実にならないことを願っていますが。

──そうですね。ちなみに、ロシアは核を持ち出さないといけないぐらい追い詰められている状況なんですか?

ジェームズ  いえ、そんなことはまったくありません。西側メディアが盛んに流しているロシア軍が壊滅の危機にあるといった情報は全部、フェイクです。ロシア対ウクライナの軍事力は最初から大きな差があります。

──でも、ロシア戦車がかなり破壊されていますが。スティンガーとかで。

ジェームズ  それがどうしたというんですか? ロシアにとっては痛くも痒くもありません。破壊されたら再び投入すればいいだけです。人命軽視なんてロシア軍の伝統ですよ。これまでだって国内で粛清をしながら戦争をしてきた人たちですから、人が死のうが何だろうが、圧倒的に物量が違いますから、ロシアがウクライナに負けるということは100%ありえないことです。今は、ロシアが不利に見える報道を西側が流しているだけです。そもそもロシアは歴史上、一度も完全に負けたことがないんです。モンゴル支配の時代でも、一時的には属国になりましたが、後にはモンゴルを駆逐しています。日露戦争でもロシアは「敗戦国」になっていますが、それは国際法上の勝敗で軍事レベルでは当時でもロシア軍が圧倒的に優勢で、日本が「戦勝国」になったのは外交力で戦線を満州に限定したからです。

──確かにそうですね。あと、もう1つお聞きしたいのは、日本の一部では「ウクライナ人を殺しているのはウクライナ人だ」と言う人がいます。あれはどうなんでしょうか? 本当に悪いのはネオナチであり、アゾフ大隊であり、彼らがロシア系ウクライナ人を虐殺しているんじゃないのか? と思っている人って少なくないと思うんですよ。

ジェームズ  そこは多くの人が勘違いしやすい問題です。まず、アゾフがロシア人やロシア系ウクライナ人を殺しているのは確かです。しかし、そのアゾフはそもそもどっち側の勢力なのかという部分の検証が必要なんです。ゼレンスキー大統領と一緒で、アゾフたちもダブルエージェントをやっている可能性が非常に高いと私は見ています。

──アゾフももともとロシアが作ったコントロールされた反対勢力だと。

ジェームズ  それは間違いありません。西側とも通じていますが、ロシア側にも通じていて、どちらかと言えば、ロシア側のエージェントをやっている可能性が高い人たちです。そこもゼレンスキーと同じです。

──ジェームズさんはずっとゼレンスキーはロシア側のエージェントだと言っていますね。

ジェームズ  そうです。

──でも、普通に見ていると「西側から金と武器を貰いたくて、そのためにロシアの脅威を必要以上に訴えている」ようにしか感じないんですよ。「ロシアはEUにも侵攻するぞ」とか、世界を脅してばかりじゃないですか?

ジェームズ  その通りです。ゼレンスキーは「世界も被害者意識を持て」と言っているんです。中国や韓国が歴史問題を持ち出して日本から賠償金を稼ぐような、いわゆる「被害者ビジネス」を世界レベルでやっている天性の詐欺師です。しかし、ロシアと戦っているのはウクライナであって、本当を言うと世界はあまり関係ないのです。ロシアがEUやアメリカまで攻めるかというと、それはあまり考えられませんし、今のロシア軍では不可能です。

 それにゼレンスキーは自分の国を必死に守っている感じがしません。ゼレンスキーがやっているのは国民に武器を渡す一方で、国外に対してもっと武器を送ってくれ、と言っているだけです。これは冷静に見れば、戦争を助長することです。実際、彼は停戦合意にまったく応じていません。ゼレンスキーはかなりの役者です。事実、役者なのですが、彼がここまで厚顔無恥な態度をとれるのは自分がエージェントで今後も安泰だからだと思います。

──おっしゃるとおりですね。ゼレンスキーからは必死さがまったく感じられません。首都を攻められている悲愴さも感じられないです。個人的に一番感じるのは、彼はロシア側でもアメリカ側でもなくて、武器屋さんからお金を貰うのが狙いの人なんじゃないかと思うんです。

ジェームズ  もちろん、そこは重要です。イギリスはそのために最新兵器をゼレンスキーに渡しているわけですから。最新兵器のコンバットデータを大量にウクライナから貰っているんです。武器屋が一番欲しいのはそのフィードバックなので。そのデータは実際に使うことでしか手に入れられないので、ウクライナは貴重なんです。

──だから、イギリスは首相がいち早くウクライナを訪ねたんですね。

ジェームズ  実は紛争地域で秘密工作をずっとやってきたのはアメリカよりもイギリスのほうが長いのです。ウクライナ西部のリヴィウでイギリスの特殊部隊のSASが活動していたという報道もあり、事実確認が必要ですが、おそらく事実と判断しています。しかし、ロシアもバカじゃないんで、そういう勢力がウクライナや東欧にたくさん存在しているとわかっているので先手を打っているんです。ゼレンスキーはその一人でしょう。だから、私はずっとゼレンスキーはダブルエージェントだと言ってるんです。ロシアは、歴史的にゾルゲのようなソ連とナチスドイツの両刀使いのダブルエージェントをたくさん作っています。特に東欧には、そのような者が多く潜伏しています。

──ただし、ここまで来るとゼレンスキーはロシアでも西側でも得なほうに付けるような立場じゃないんですか?

ジェームズ  究極的には自分ファーストだと思います。しかし、海外に資産を預けている時点で中立なポジショニングは取れないはずなんです。イギリスやアメリカに資産を預けているから親米なのかというと、そんな簡単な話ではありません。東欧の人間が西側に資産を預けるにはロシア・マフィア(ユダヤ=マフィア)の協力なしには不可能です。ですから、ゼレンスキーはロシアにも絶対に忠誠を誓っているはずなんですよ。というか、ロシアに忠誠を誓わないとあの資産運用はできないはずなんですね。

──オフショアの銀行に数兆円の金を持っているんですよね。

ジェームズ  そうです。だから、その時点でダブルエージェントであることは間違いないのです。もしかしたら、いまは西側寄りになっているかもしれませんが、それで西側についたわけではなく、自分の資産を守るためです。ゼレンスキーのポジションはこれしかないです。

──ゼレンスキーの胡散臭さが理解できました。とはいえ、核が心配ですね。仮にロシアが核を使用したらどうなるんですか?

ジェームズ  なにも変わりません。

──えっ!? そうなんですか?

ジェームズ  はい。変わりません。もちろん、国連などは非難するでしょう。アメリカも「ロシアは悪魔だ」と言うでしょう、ヨーロッパもそうでしょう。しかし、彼らは口だけでなにもしないはずです。逆に聞きたいです。アメリカが報復で核をモスクワに射つと思いますか?

──いえ、まったく思いません。ウクライナに侵攻した時にだって動かなかったんですから、動くわけがないです。

ジェームズ  ヨーロッパも同じだと思います。経済制裁はあるとは思いますが、それは今も一緒ですからね。実は、核を射とうが射つまいがロシアにとっては大した違いはないのです。そして、多くの人が勘違いしているのは「核は使えない」と思ってしまっていることです。2010年に改正されたロシア軍事ドクトリンでは、「ロシア連邦は、自国及び同盟国に対する核兵器その他の大量破壊兵器の使用、並びに通常兵器を使用したロシアに対する攻撃で国家の存在が脅威となる場合に、核兵器を使用する権利を留保する」と明記されています。今のウクライナにおける戦況を見るに、上記の軍事ドクトリンに明記された2つの条件がいつ現実化してもおかしくない状況です。それにプーチンは2月の段階で「ロシアを破滅に追い込もうとする者がいれば、我々は法的に核兵器使用で対応する権限を持つ。確かに、核兵器使用は人類及び世界にとって破滅的なことになるであろう。しかし、私はロシア連邦の市民であり、国家元首である。なぜ我々がロシアが存在しない世界を必要とするであろうか?」と語っています。これはある意味最強の「ロシア・ファースト(=プーチン・ファースト)」の名言です。

──最初から使う用意をしていた可能性があったと。

ジェームズ  もちろんです。そもそも、ロシアにとって兵器は使うもので、核兵器もそれは変わりません。加えて、チェルノブイリという落としやすい場所もあるウクライナならば、環境は整ったと言ってもいいぐらいです。ただし、本当に使うかどうかは、上記の条件が整わない限りやはり博打の部分が残るので、いま必死に研究しているのではないかと思います。実際、ロシア軍が「アメリカが大量破壊兵器をウクライナで使用する準備をしている」と最近発表しましたが、これはロシアが偽旗作戦として大量破壊兵器を使い、アメリカに責任をなすりつけることを計画しているからです。大量破壊兵器の使用は、核兵器の使用を正当化します。私としては使っても使わなくても同じだと思いますが、どうなるでしょうか。

 いずれにせよ、世界は今後2極化されていきますから。次回はその話をしましょう。核を使うとか使わないよりもこちらのほうが日本にとっては重要ですので。

〜つづく〜
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1508.html#c12

[近代史5] ウクライナ大統領ゼレンスキーの正体 中川隆
10. 中川隆[-13156] koaQ7Jey 2022年4月28日 02:18:40 : kzNEqjHPHk : dUVqdDdYVXc3RUk=[2]
ロシアは5月9日までにウクライナを核攻撃して「日本の再現」を狙う!? “本当の戦況”をジェームズ斉藤が解説
2022.04.27
https://tocana.jp/2022/04/post_234737_entry.html
【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】「ウクライナ侵攻」の真実 第12回


ジェームズ斉藤(以下、ジェームズ)  以前から懸念していましたが、プーチンが5月9日の対独戦勝記念日に向けて本気で核を使おうとしています。

──やっぱりそうなんですね。あっ、でも、昨日(4月19日)ロシアのラブロフ外務大臣が「現時点でロシアは核を使う予定はない」と言ってましたが、あれは嘘なんですか?

ジェームズ  嘘です。逆にその言葉があったからこそ、使う確率は高まったと判断しました。そもそもロシア外務省の最重要任務は、ディスインフォメーションの拡散です。ロシア外務省は、ラヴロフ外務大臣や最近日本でもマスコミの露出度が高いガルージン駐日ロシア大使のような、真顔で嘘をついて、逆に相手を貶めるような厚顔無恥の人間のみが外交官に選ばれます。そして案の定、クレムリンは今日の朝、「新しい軍事作戦の段階に入った」と声明文を出したのです。「昨日とはまったく違ったフェーズに入った」と言い出したんです。

──核を使わないと言った翌日に白紙に戻したと!

ジェームズ  びっくりしますよね。しかし、これがロシアのやり方です。ロシアから出てくる情報は常に言葉通りではありません。逆の意味の可能性があると思っていないと読み間違います。

──じゃあ、本当に核を使うんですね。

ジェームズ  さすがに断言はできませんが、戦況次第では明日、明後日にも使うかもしれません。あるいは結局使わないかもしれません。ただし、可能性として常に存在し、確率が非常に高くなっています。ロシアは核を使用したい願望が強い国です。というのも、これまで戦争で核を使ったのはアメリカだけです。これこそがまさに超大国の証ですよね? 核を使っても他国から文句を言わせないわけですから。

──まさにスーパーパワーですね。

ジェームズ  そうです。ロシアもその地位をずっと手に入れたいと思っていたのです。むしろ、アメリカだけが核使用国と言う現状は、ロシアにとってトラウマになるほどの屈辱です。もうひとつ、核を使う確率が高まっている理由は、いまクレムリンが熱心に研究しているのが第二次世界大戦における日本の無条件降伏に至るまでの道程だそうです。日本は核を落とされて無条件降伏を受け入れたわけですから、その再現がウクライナでも可能かどうかを研究しているのです。今、こういった情報が刻々と上がってきているので、核を使うシナリオは現実味を増しているという判断です。

──確率が日毎に高まっているんですね。

ジェームズ  現実にならないことを願っていますが。

──そうですね。ちなみに、ロシアは核を持ち出さないといけないぐらい追い詰められている状況なんですか?

ジェームズ  いえ、そんなことはまったくありません。西側メディアが盛んに流しているロシア軍が壊滅の危機にあるといった情報は全部、フェイクです。ロシア対ウクライナの軍事力は最初から大きな差があります。

──でも、ロシア戦車がかなり破壊されていますが。スティンガーとかで。

ジェームズ  それがどうしたというんですか? ロシアにとっては痛くも痒くもありません。破壊されたら再び投入すればいいだけです。人命軽視なんてロシア軍の伝統ですよ。これまでだって国内で粛清をしながら戦争をしてきた人たちですから、人が死のうが何だろうが、圧倒的に物量が違いますから、ロシアがウクライナに負けるということは100%ありえないことです。今は、ロシアが不利に見える報道を西側が流しているだけです。そもそもロシアは歴史上、一度も完全に負けたことがないんです。モンゴル支配の時代でも、一時的には属国になりましたが、後にはモンゴルを駆逐しています。日露戦争でもロシアは「敗戦国」になっていますが、それは国際法上の勝敗で軍事レベルでは当時でもロシア軍が圧倒的に優勢で、日本が「戦勝国」になったのは外交力で戦線を満州に限定したからです。

──確かにそうですね。あと、もう1つお聞きしたいのは、日本の一部では「ウクライナ人を殺しているのはウクライナ人だ」と言う人がいます。あれはどうなんでしょうか? 本当に悪いのはネオナチであり、アゾフ大隊であり、彼らがロシア系ウクライナ人を虐殺しているんじゃないのか? と思っている人って少なくないと思うんですよ。

ジェームズ  そこは多くの人が勘違いしやすい問題です。まず、アゾフがロシア人やロシア系ウクライナ人を殺しているのは確かです。しかし、そのアゾフはそもそもどっち側の勢力なのかという部分の検証が必要なんです。ゼレンスキー大統領と一緒で、アゾフたちもダブルエージェントをやっている可能性が非常に高いと私は見ています。

──アゾフももともとロシアが作ったコントロールされた反対勢力だと。

ジェームズ  それは間違いありません。西側とも通じていますが、ロシア側にも通じていて、どちらかと言えば、ロシア側のエージェントをやっている可能性が高い人たちです。そこもゼレンスキーと同じです。

──ジェームズさんはずっとゼレンスキーはロシア側のエージェントだと言っていますね。

ジェームズ  そうです。

──でも、普通に見ていると「西側から金と武器を貰いたくて、そのためにロシアの脅威を必要以上に訴えている」ようにしか感じないんですよ。「ロシアはEUにも侵攻するぞ」とか、世界を脅してばかりじゃないですか?

ジェームズ  その通りです。ゼレンスキーは「世界も被害者意識を持て」と言っているんです。中国や韓国が歴史問題を持ち出して日本から賠償金を稼ぐような、いわゆる「被害者ビジネス」を世界レベルでやっている天性の詐欺師です。しかし、ロシアと戦っているのはウクライナであって、本当を言うと世界はあまり関係ないのです。ロシアがEUやアメリカまで攻めるかというと、それはあまり考えられませんし、今のロシア軍では不可能です。

 それにゼレンスキーは自分の国を必死に守っている感じがしません。ゼレンスキーがやっているのは国民に武器を渡す一方で、国外に対してもっと武器を送ってくれ、と言っているだけです。これは冷静に見れば、戦争を助長することです。実際、彼は停戦合意にまったく応じていません。ゼレンスキーはかなりの役者です。事実、役者なのですが、彼がここまで厚顔無恥な態度をとれるのは自分がエージェントで今後も安泰だからだと思います。

──おっしゃるとおりですね。ゼレンスキーからは必死さがまったく感じられません。首都を攻められている悲愴さも感じられないです。個人的に一番感じるのは、彼はロシア側でもアメリカ側でもなくて、武器屋さんからお金を貰うのが狙いの人なんじゃないかと思うんです。

ジェームズ  もちろん、そこは重要です。イギリスはそのために最新兵器をゼレンスキーに渡しているわけですから。最新兵器のコンバットデータを大量にウクライナから貰っているんです。武器屋が一番欲しいのはそのフィードバックなので。そのデータは実際に使うことでしか手に入れられないので、ウクライナは貴重なんです。

──だから、イギリスは首相がいち早くウクライナを訪ねたんですね。

ジェームズ  実は紛争地域で秘密工作をずっとやってきたのはアメリカよりもイギリスのほうが長いのです。ウクライナ西部のリヴィウでイギリスの特殊部隊のSASが活動していたという報道もあり、事実確認が必要ですが、おそらく事実と判断しています。しかし、ロシアもバカじゃないんで、そういう勢力がウクライナや東欧にたくさん存在しているとわかっているので先手を打っているんです。ゼレンスキーはその一人でしょう。だから、私はずっとゼレンスキーはダブルエージェントだと言ってるんです。ロシアは、歴史的にゾルゲのようなソ連とナチスドイツの両刀使いのダブルエージェントをたくさん作っています。特に東欧には、そのような者が多く潜伏しています。

──ただし、ここまで来るとゼレンスキーはロシアでも西側でも得なほうに付けるような立場じゃないんですか?

ジェームズ  究極的には自分ファーストだと思います。しかし、海外に資産を預けている時点で中立なポジショニングは取れないはずなんです。イギリスやアメリカに資産を預けているから親米なのかというと、そんな簡単な話ではありません。東欧の人間が西側に資産を預けるにはロシア・マフィア(ユダヤ=マフィア)の協力なしには不可能です。ですから、ゼレンスキーはロシアにも絶対に忠誠を誓っているはずなんですよ。というか、ロシアに忠誠を誓わないとあの資産運用はできないはずなんですね。

──オフショアの銀行に数兆円の金を持っているんですよね。

ジェームズ  そうです。だから、その時点でダブルエージェントであることは間違いないのです。もしかしたら、いまは西側寄りになっているかもしれませんが、それで西側についたわけではなく、自分の資産を守るためです。ゼレンスキーのポジションはこれしかないです。

──ゼレンスキーの胡散臭さが理解できました。とはいえ、核が心配ですね。仮にロシアが核を使用したらどうなるんですか?

ジェームズ  なにも変わりません。

──えっ!? そうなんですか?

ジェームズ  はい。変わりません。もちろん、国連などは非難するでしょう。アメリカも「ロシアは悪魔だ」と言うでしょう、ヨーロッパもそうでしょう。しかし、彼らは口だけでなにもしないはずです。逆に聞きたいです。アメリカが報復で核をモスクワに射つと思いますか?

──いえ、まったく思いません。ウクライナに侵攻した時にだって動かなかったんですから、動くわけがないです。

ジェームズ  ヨーロッパも同じだと思います。経済制裁はあるとは思いますが、それは今も一緒ですからね。実は、核を射とうが射つまいがロシアにとっては大した違いはないのです。そして、多くの人が勘違いしているのは「核は使えない」と思ってしまっていることです。2010年に改正されたロシア軍事ドクトリンでは、「ロシア連邦は、自国及び同盟国に対する核兵器その他の大量破壊兵器の使用、並びに通常兵器を使用したロシアに対する攻撃で国家の存在が脅威となる場合に、核兵器を使用する権利を留保する」と明記されています。今のウクライナにおける戦況を見るに、上記の軍事ドクトリンに明記された2つの条件がいつ現実化してもおかしくない状況です。それにプーチンは2月の段階で「ロシアを破滅に追い込もうとする者がいれば、我々は法的に核兵器使用で対応する権限を持つ。確かに、核兵器使用は人類及び世界にとって破滅的なことになるであろう。しかし、私はロシア連邦の市民であり、国家元首である。なぜ我々がロシアが存在しない世界を必要とするであろうか?」と語っています。これはある意味最強の「ロシア・ファースト(=プーチン・ファースト)」の名言です。

──最初から使う用意をしていた可能性があったと。

ジェームズ  もちろんです。そもそも、ロシアにとって兵器は使うもので、核兵器もそれは変わりません。加えて、チェルノブイリという落としやすい場所もあるウクライナならば、環境は整ったと言ってもいいぐらいです。ただし、本当に使うかどうかは、上記の条件が整わない限りやはり博打の部分が残るので、いま必死に研究しているのではないかと思います。実際、ロシア軍が「アメリカが大量破壊兵器をウクライナで使用する準備をしている」と最近発表しましたが、これはロシアが偽旗作戦として大量破壊兵器を使い、アメリカに責任をなすりつけることを計画しているからです。大量破壊兵器の使用は、核兵器の使用を正当化します。私としては使っても使わなくても同じだと思いますが、どうなるでしょうか。

 いずれにせよ、世界は今後2極化されていきますから。次回はその話をしましょう。核を使うとか使わないよりもこちらのほうが日本にとっては重要ですので。

〜つづく〜
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1525.html#c10

   

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