1. 2019年3月09日 02:01:51 : AwGQhOkhJo : dHl4NFFjNU02TjI=[1]
huaweiに象徴される問題の決着が見えないと、株価は日本を含め、こんなもんだろう。
huaweiはUSによる排除に対して法廷闘争を選択したが、中国政府はこの行動を高く評価している。
US政府は国家の安全保障上としか、排除の説明をしていないが、水戸の黄門さまの印籠じゃあるまいし、どのように国家の安全が脅かされるのかは法廷に移ることになる。
法廷に移れば、USサイドの勝利はいかようにも可能であるが、その勝利の判決文を応用すれば、IT領域において中国が一方的な排他的な行動をしているとのそしりへの反論の見本が世界中に流布することになる。
かようにUSは対中国貿易交渉において、USにとって有利な成果を得るのは難しくなっている。
ベネズエラの石油を強奪し、中国のIT分野の成長をを抑えUS企業の独占状態を作り上げる、そのような先行きがあってこそのUS株価の前提がくずれている。
米中貿易交渉の落としどころはどんなであろうか?
確かに世界経済は下降局面に入っているのだろうが、米中交渉の決着が付けば次の拡大局面をにらんでの投資行動が始まる、そんなところであろう。