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「音楽&オーディオ」の小部屋 2022年08月20日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/0bc38cc0e8ea7249b914d701c35dc99f
前々回の「その2」からの続きです。
「AXIOM80」(オリジナル:以下「80」)をうまく鳴らせそうなアンプを次から次に登場させようというシリ〜ズだが、その前にこのSPユニットの歴史に触れておこう。
10年ほど前に非常に熱心な「80」の愛好者で知られるSさん(福岡市)からいただいた資料がこれ。
「私がAXIOM80購入時に調べたユニットの見分け方の情報があったので、ご参考までに添付しておきます。確かに、カンチレバーもコーン紙もオリジナル版は復刻版よりも軽く造られています。反面、復刻盤は耐久性を重視したのかも知れません。それと、第T期のものはマグネットの材料と磁束も異なるようです。ただしその分、時代が経っているのでかえって復刻版より磁束が落ちているかも?ですが。」
第T期 第U期 第V期
オリジナル 初 期 後 期 復 刻
製造年 1950年代末~1960年代前半 1960年代後半 1970年代前半 1984年~1985年
製造工場 工場名 場所
WEMBLEY ミドルセックス州 WEMBLEY ミドルセックス州 HAVANT ハンプシャー州
HAVANT ハンプシャー州
マグネット 形状 材質 総磁束 磁束密度
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/0bc38cc0e8ea7249b914d701c35dc99f
さらに追加して、ご自身が所有されている(最初期の)「80」の写真を添付していただいた。機能に徹した“姿かたち”と見た目の美しさが渾然一体となって実に素晴らしい。
というわけです。
結局「オリジナル」と「復刻版」の見分け方は「マグネット部分が丸エッジかor角エッジか」に尽きるようですよ。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/0bc38cc0e8ea7249b914d701c35dc99f
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/686.html#c88