そういうわけで田原の本性は自民の御用評論家だが、
ついでに言えば、田原が仕切る討論は、田原の勝手
な遮り行為をさせないよう、発言時間をタイムキー
パー方式にすべきだ。

たかが評論屋の意図に沿うような議論進行をさせて
はならない。田原は、いわば各種検討委員会の事務局
と同じようなものである。

自治体、政府限らずすべてと言っていい検討会の事務
局は、名前こそ「事務」で本来あくまでも事務処理で
あるべきだが、現実にはそんなものはまったくウソで
ある。事務局の任務は、議論の方向性を事務局側つま
り検討会を設置した組織側の意図に沿うように、議事
次第の選択から討議資料の用意まで、己の側に都合が
良いものを揃え、それを元に討議させることである。
都合の悪い資料など決して持ち込まない。

醜いケースでは、その方面ではすでに否定されてる資
料まで持ち出してくることがある。
検討委員と聞くとその分野のことは何でも知ってる偉
い先生だと思うが、実はそんな委員は稀で、事務局が
持ち込んだ資料の真偽や信頼性についてはほとんど知
らない者が多く、そういう怪しげな資料について異議
を唱えることすら出来ず、その資料は間違いないもの
として議論を進めるケースがほとんどである。
つまり事務局に委員が手玉に取られているのである。
検討会の主役は、じつは事務局である。

私に言わせれば田原は検討会の事務局と似たり寄った
りである。

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