61. 2019年12月28日 14:37:05 : aYBH9EnXyo : dEFkYmlrVXptRUk=[1]
現職の国会議員や候補者は、自分の考えを隠さずにまっすぐに動けと言いたい。党に所属するのだから自分の意に反して党の政策や方針にすべて従う必要などない。ロボットのように従うとすればそれこそが信者であり、党の駒であり、奴隷である。
れいわ新選組の候補者、渡辺てる子氏が参院選の演説で、「立ち上がるのは今です。声を上げるのは今です。声を上げていいんです。痛いことは痛い、嫌なことは嫌、怒ることは怒る、それのどこが悪い!」と述べていたが、それは有権者だけでなく、議員にも当てはまることだと思う。
小沢氏は以前、「権力を手にしなければどんなに良い事を言ったってそれはスローガンでしかない。嫌な人、嫌いな人とも手を繋がなきゃいけないんだよ。」と言っていたそうだ。しかし、ただ上から言われるがままにひとつになるだけなら結束力は強くならない。党派を超えて、山本氏と馬淵氏のように、政策でがっちりとスクラムを組んでひとつにまとまることが理想であり、自らの考えを隠して単なる妥協で、ゆるくつながるだけでは、たとえ政権を取れたとしてもそれが戦える強力な集団でなければ、思い切った改革ができるとは思えない。
山本太郎氏は、野党の党首の合意による野党共闘ではなく、党派を超えて個人がつながる「反緊縮・消費税廃止共闘」を実現すべきだと思う。要するに、政党の枠ではなく、候補者個人、国会議員個人と共闘するということ。例えば立憲であっても、国民であっても、自民であっても、政党を問わず反緊縮・消費税廃止を掲げる候補者に対しては選挙協力をするということ。過去に石垣のりこ氏のように、党の意に反して消費税廃止を前面に掲げて当選した議員もいる、このようにすれば、選挙結果としては、国民の多くが消費税廃止を望むなら、すべての党内で反緊縮派が勝つことになる。
これからの政治は党議拘束にとらわれず、造反があたりまえにならなければならないと強く思う。組織ではなく、政治家個人個人が主にならなければならない。政治家として、本当にこの国の未来を憂うには、今後も生き残りたいなら、自らの殻を破り、山本太郎のように自分に正直に、自分の本当の考えを強く主張すべきだと思う。
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