6. 2021年3月08日 17:22:34 : d6y4fDobE6 : d3NwQ1BLZVJhdGc=[1]
>例えばポリオワクチンの場合、1950年代に開発された直後、ワクチンを投与したサルがポリオを発症することがすぐに判明している。それに気づいた研究者が警鐘を鳴らすが、無視されて多くの被害者が出た。
ずいぶんと、ポリオワクチンを攻め立てているが、国立感染症研究所感染症情報センターのHPによれば、
<我が国におけるポリオの発生は、明治以来相当数の発生があったようであるが、患者数としてとらえられるようになったのは終戦後からである。昭和35年には大流行があり、全国で6,500人に達する患者が報告された。このときには我が国では生ワクチンが製品として認可されておらず、昭和36年カナダおよび旧ソ連からポリオ生ワクチンが緊急輸入され、1,300万人の小児に一斉投与が行われた。同年より患者数は激減し、3年後には100人を下回った。昭和39年には国産ポリオ生ワクチンによる定期接種(2回接種)が開始され、現在に至っている。野生株のポリオウイルス(自然感染宿主から分離された株。ワクチン株とは神経病原性が異なる。ウイルスRNAの塩基配列の違いからも区別される)によるポリオ患者は昭和55年を最後に我が国では発生していない>
たしかに、生ワクチンでは、100万人に1人程度の発症者が出たようだが、社会的には大きな効果をもたらしたことは確かである。ワクチンの副作用は完全には抑えられないものであり、別途の救済措置が十分に取られるべきである。この面の不十分さはあったであろう。
ワクチン嫌いを究極に推し進めて、個人と社会の利益を無視するのもいかがなものか。
http://www.asyura2.com/21/kokusai30/msg/312.html#c6