2. 2020年7月26日 02:49:15 : 6pe8j4sVAs : d2N0MXJlTHRLZGc=[1]
これまでのように、
デフレでもインフレでもなく成長のない「安定」した状態が続くと考えるなら正解。
しかし、これも国債操作や増税で無理をして現状が継続されているわけで、
日本が90年代からGDPや可処分所得が変わらぬ間に、
世界のGDPは3倍以上になり、各国の国民の購買力はそれだけ高まった。
かつて日本の10分の1程度だったアジア地域の物価水準・給与水準は
4〜2分の1、国によってはそれ以上まで上昇している。
これらが端的に何を示しているか、
要するに日本の生活水準、賃金水準、円購買力の相対的低下である。
保険会社は個人年金のような貯蓄性保険を提示する際、
税控除や将来受け取れる額面が増える「お得感」を言うのだが、
ほとんどは、老後に支払い分の数%が上乗せされて受け取れるというもの。
肝心なのは額面ではなく、将来の円購買力が対世界でどのくらいあるかだ。
現役時代に支払った額が100万円で、老後に109万円受け取れるとしても、
円の相対購買力は2分の1や3分の1、あるいは、それ以下なっているかもしれない。