46. 2020年8月13日 19:06:55 : iJnQOEOIYQ : d2JKZlVpajRGVS4=[1]
よく言われる陰謀論とは、TORN開発者が日航123便に乗っていたので、彼らを暗殺することで、ビルゲイツがこれをパクってマイクロソフト製品にしたというもの。
その確証は無いが、ちょっと面白い関連話がある。
ジャストシステムのワープロソフト一太郎は、奇しくも、日航123便墜落事故の直前にリリースされた非MS商品で、長い間、日本の官公庁は、データ管理に一太郎を用いて、ワードの導入を拒み続けた。
当時MSワードは、インターネットを通じてデータの盗み取りがアメリカ国務省に可能になるとされて、日本の捜査機関は、ワープロソフト一太郎&フロッピーディスクの組み合わせにより、インターネット回線を使用しないデータ管理であった。
(このことは村木厚子氏冤罪事件の際、検察のデータ管理がそのような体制であったと判明)
検察のデータ管理が、フロッピーによる部局管理で、中央に集約して保全されていないことは、末端でデータの改竄・毀損が自在に行えるということであり、当時かなり問題となった。
この事件によって、日本官公庁の文書ワード化への統一は急速に進んだが、農水省のみ、断固MS化に反対と、一太郎による文書管理をガンとして譲らなかった。
しかし https://www.j-cast.com/2018/01/18319038.html?p=all 「一太郎!! お前、農林水産省で生きていたのか」
きっかけは、時事通信が2018年1月13日付で報じた「文書作成、ワードに統一 農水省、効率化で働き方改革」との記事。それによると、農林水産省は現行、文章作成ソフトをジャストシステムの「一太郎」とマイクロソフトの「ワード」を併用してきたが、ワードに統一する方針を決めたという。
これまでは一太郎の使用頻度が高かったが、一太郎の操作経験がない若手が増加。「ワードに統一して」という強い要望があった。ワードだとスマートフォンで閲覧しやすく、外出先でも仕事ができるため、業務の効率化と残業代の削減につながるとしている。
農水省は、ついに2018年1月、MSワードに管理文書を変更し、日本官公庁の最後の砦であった農水省も、ビルゲイツの軍門に降るわけだが、実はビルゲイツは、2017年秋、中華人民共和国の外国籍院士に就任している。
https://spc.jst.go.jp/news/171104/topic_1_04.html
つまり農水省は、ビルゲイツが中華人民共和国外国籍院士に就任するまでは、MSワードの使用をガンとして拒み続けたのだが、ビルゲイツが中華人民共和国外国籍院士に就任した途端、MSワードに管理文書を全面的に変更しているのである。
この事実は、農水省とは、アメリカ国務省への情報漏洩はガンとして拒否するが、中華人民共和国への情報漏洩は、特に問題としないという、そういう省庁であると窺い知れるに十分である。
一太郎・TRONという1985年に関わるキーワードと、ビルゲイツ・一太郎の農水省の取り扱いという2018年に関わるキーワードと、陰謀論としてのTRON・ビルゲイツの関係が少々可笑しく、ここに紹介記事とした。
TRONの失敗は、実はOSの仕組みではなく、スタンドアローンという開発環境にこだわった日本人の気質というか、情報の共有という自由主義・民主主義の基本理念に、日本人の島国根性がこれを許さないので失敗したわけであった。
日航123便で失われた開発者の担当領域であるソフトウェアの作動条件とは、後のMS普及が公開をその柱としたことと、比較される問題であり、その生死と直接関係は無いことが常識となっていることは、その1つの考証として以下の討論を紹介しておこう。
https://gentosha-go.com/articles/-/20101
ちなみに、TRONつぶしの黒幕が孫正義氏であることは1999年に刊行された「孫正義 起業の若き獅子」という書籍に書かれ、MSはMSでも「マイクロソフト」ではなく「Masayoshi Son」の仕業だった。
http://gen-matsuda.com/2016/11/29/孫正義-起業の若き獅子/
http://www.asyura2.com/20/senkyo274/msg/859.html#c46