16. 2020年2月10日 05:37:54 : B4QKUjjIeE : czdQRGp2dWw3S1k=[1]
東京オリンピック開幕の四か月前の三月下旬がひとつのポイントだろうな。IOCはこの辺りでなにがしかの方針を示す…とみる。
あと一か月少々、IOCはコロナウイルス・パンデミックの行方を注視する。WHOと共同歩調をとるだろう。
オリンピックが開かれれば、選手・関係者だけでなく、世界各国から観光客も東京を訪れる。この五輪開幕時点で、新型肺炎の進行状況がいまと大して変わらぬならば、東京を発生源とした新たな世界規模の感染へと発展するスイッチが入る可能性を排除できない。
IOCは汚名を嫌う。IOCによる五輪開催強行容認が新型肺炎の世界的規模発症に連動した…などということは、オリンピック運動を推進するIOCの後世に残る汚点だ。
安倍と違い、IOCは後の歴史の評価を考え、判断する。オリンピック運動は永続させていかなければならないからだ。
IOCはすでに延期、あるいは中止を判断した場合のマーケティングに関する損失、賠償等の試算をしているのではないか?
膨れ上がった最近の金権五輪の規模からいって、中止を難しいと判断する可能性が高いが、「延期」ならば影響はかなり少なくて済む。協賛企業側にも「パンデミックの世界的蔓延の回避」と企業のイメージアップにつながる理由付けを与えられる。
この場合はWHOがどのような判断を先に示すかがポイント。
時期を明示しない「延期」がIOCにとっても、組織の名誉と意義を守る選択とみるが…。