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[番外地7] 大西さんの経済の理解が基本的に間違っている 中川隆
1. 中川隆[-12141] koaQ7Jey 2020年7月12日 04:13:29 : mHXesdVXNM : czdHTzVXajVjSzI=[1]
どんな経済が「正しい」の?ではなくて、大西さんの経済の理解が基本的に間違っているというだけだよ。
大西つねきさんの貨幣論は所謂 預金の又貸し説 と名付けられている俗説です:

又貸し説
信用創造とは、銀行は受け入れた預金以上に貸付けることができるか否かを問うものであって、それを肯定するもの(マクラウド)、否定するもの(リーフ(en:Walter Leaf))の論争の後、今日では個々の銀行は預金以上には貸付け得ないが、一国の銀行群全体としては本源的預金に数倍する貸付けを行いうる(C.A.フィリップス)というのが通説となっている[27]。
預金準備率が10%の時、銀行が融資を行う過程で以下の通り信用創造が行われる[2]。

しかし、この通俗的な信用創造論には、本源的預金はどこから来るのかについてはまったく説明がなく、本源的預金が外生的に与えられ、これが貸し出されるのは金融仲介である。そして、預入によって形成される派生的預金は余剰資金であり、この信用創造は、余剰資金を資金不足主体に仲介する過程そのものであり、この通俗的な信用創造論は、実は金融仲介論でしかなく、信用創造の名前に値しない[28]。

昔はこういう俗説を信じていた人もいましたが、現在ではバカだと思われています。
それはお金のプール説と同じで、お金の総量が決まっていて、その中からお金を分配するという誤解に基づいているからです。信用通貨論というのはお金のプール説を否定するものです。
通貨は基本的にはバブルで、お金の総量を増やすと貨幣価値が減っていっていずれ紙屑になります。
逆に言えば、いくら通貨を増やしても、国の供給量で決まる国家価値は同じなので、貨幣価値が減るだけです。お金をいくら増やしても、増やした金の分配以外の問題は起きません。
お金が増えれば貨幣価値がその分下がるので、要するに、紙幣に書かれている10,000円という数値を100,000円に書き換えたという様に貨幣単位が変わったというだけの話です。
マネーサプライが毎年増えている国は毎年貨幣価値が小さくなっているので、 GDP、政府支出、地価と株価は、実質価値が減らない様に、毎年上がり続けています。 詳細は

ドルは既に紙くずになっている
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10645

ただし、貨幣価値が減ったからといって給料を上げてくれる親切な会社はないので、実質賃金は下がります。商品価格のコストの大半は人件費なので、貨幣価値が減っても物価はあまり上がりません。
それで日本の物価は上がらずデフレになるのですね。
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/807.html#c1

[番外地7] 大西さんの経済の理解が基本的に間違っている 中川隆
2. 中川隆[-12140] koaQ7Jey 2020年7月12日 04:16:00 : mHXesdVXNM : czdHTzVXajVjSzI=[2]
​ @源五郎
どんな経済が「正しい」の?ではなくて、大西さんの経済の理解が基本的に間違っているというだけだよ。
大西つねきさんの貨幣論は所謂 預金の又貸し説 と名付けられている俗説です:

又貸し説
信用創造とは、銀行は受け入れた預金以上に貸付けることができるか否かを問うものであって、それを肯定するもの(マクラウド)、否定するもの(リーフ(en:Walter Leaf))の論争の後、今日では個々の銀行は預金以上には貸付け得ないが、一国の銀行群全体としては本源的預金に数倍する貸付けを行いうる(C.A.フィリップス)というのが通説となっている[27]。
預金準備率が10%の時、銀行が融資を行う過程で以下の通り信用創造が行われる[2]。

しかし、この通俗的な信用創造論には、本源的預金はどこから来るのかについてはまったく説明がなく、本源的預金が外生的に与えられ、これが貸し出されるのは金融仲介である。そして、預入によって形成される派生的預金は余剰資金であり、この信用創造は、余剰資金を資金不足主体に仲介する過程そのものであり、この通俗的な信用創造論は、実は金融仲介論でしかなく、信用創造の名前に値しない[28]。

昔はこういう俗説を信じていた人もいましたが、現在ではバカだと思われています。
それはお金のプール説と同じで、お金の総量が決まっていて、その中からお金を分配するという誤解に基づいているからです。信用通貨論というのはお金のプール説を否定するものです。
通貨は基本的にはバブルで、お金の総量を増やすと貨幣価値が減っていっていずれ紙屑になります。

逆に言えば、いくら通貨を増やしても、国の食品・工業製品やインフラの供給量で決まる国家資産は変わらないので、貨幣価値が減るだけです。お金をいくら増やしても、増やした金の分配以外の問題は起きません。
お金が増えれば貨幣価値がその分下がるので、要するに、紙幣に書かれている10,000円という数値を100,000円に書き換えたという様に貨幣単位が変わったというだけの話です。
マネーサプライが毎年増えている国は毎年貨幣価値が小さくなっているので、 GDP、政府支出、地価と株価は、実質価値が減らない様に、毎年上がり続けています。 詳細は

ドルは既に紙くずになっている
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10645

ただし、貨幣価値が減ったからといって給料を上げてくれる親切な会社はないので、実質賃金は下がります。商品価格のコストの大半は人件費なので、貨幣価値が減っても物価はあまり上がりません。
それで日本の物価は上がらずデフレになるのですね。
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/807.html#c2

[近代史4] 日中のGDPのいい加減さ 中川隆
12. 2020年7月12日 04:58:03 : mHXesdVXNM : czdHTzVXajVjSzI=[3]

2020年07月11日
中国の成長率はドル建てで1% 構造的な経済失速

中国の成長も万里の長城のように、いつかは崩れる

引用:http://www.12fly.com.my/images/lifestyle/travel-amp-livingcy/mattafair/2017-march/china/shutterstock_363803066.jpg


中国の成長率はゼロかマイナス

2010年代の中国経済は批判を受けながらも年間6%以上成長したが、中国政府が発表するGDPは信憑性が疑問視されています。

仮に7%成長が事実だったとしても、人民元で見る世界と、円やドルから見た世界はまったく違っています。

外資企業による中国への直接投資額は2017年、18年、19年と減少し2020年も減少が確実です。

外国からの直接投資はGDPになるのだが、毎年数パーセント減少しています。

一方で中国から撤退する外国企業もあるので、中国における外資の活動は毎年かなり減っているのです。

中国は世界の工場と呼ばれたが貿易額は2014年頃がピークで近年は減少しています。


外国からの投資も輸出入も減少しているので、中国は年6%以上の成長を内需だけで生み出していることになる。


人民元はドルに対して下落傾向にあったが2020年に7.0を超える減安になっている。

人民元が最も強かったのは2015年チャイナショック以前で、1ドル6.0人民元ほどまで強くなっていた。

人民元が10%安くなると、6%経済成長しても実際にはマイナス4%の経済成長になる。


中国は2020年の経済成長率をプラス予想しているが、人民元下落を計算に入れるとマイナスになる。

人民元は2013年末にドルに対してもっとも値上がりし、それ以前の中国は毎年10%以上成長しながら通貨も高くなっていた。

相乗効果によって年20%もドル建てで成長した事があり、「あと数年でアメリカのGDPを超える」と毎年言っていました。


2014年からは人民元が安くなるのと同時に成長率が下がっていて、しかも発表より成長率は低いと言われている。

人民元は上昇から下落に転じた

為替レートの変動を1年単位で計算するのは意味のある事ではなく、例えば日本は1ドル76円を付けたが2年後には100円を超えています。

長期的にドル円は円高に変化していて、平均すると毎年数パーセントのペースで円高が進行しています。

人民元は過去30年くらい上昇していたが、成長率の鈍化によって長期的に下落に転じたと考えて良さそうです。


中国では資本流出が深刻な問題になっていて、人民元が下落する原因になっているとされている。

中国が進めた人民元の国際化によって世界のお金が中国に集まる筈だったのだが、現実には人民があらそって中国から出て行っている。

当局は金融移動の規制によって通貨安を防止しているが、これで自由な資本移動が阻まれて経済成長にはマイナスになっている。


人民元安を放置した場合は中国国内でインフレなどの悪影響が生じ、混乱を招くでしょう。

厳しく規制すると人民元は安定するが、金融政策は柔軟性を欠き、金融危機が発生しやすくなるかも知れません。

早い話、米ドルと人民元を固定レートにしたら、中国がどんな金融政策を取っても無意味になる。


人民元を下落させるか、経済のマイナス成長を容認するか、インフレやデフレを容認するかしなくてはならないが、全てを達成することはできない。

高い成長率を維持して人民元も固定レート維持、インフレもデフレも拒否して、貿易黒字を続け、外資が中国に巨額投資し続ける。

そういう時代をいつまでも続けようとしているが、続くはずがありません。

http://www.thutmosev.com/archives/70054169.html#more

http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/714.html#c12

[番外地7] 北海道ではchousen人徴用工の待遇が悲惨だったのは誰一人知らぬ者はない常識だった 中川隆
1. 2020年7月12日 05:14:55 : mHXesdVXNM : czdHTzVXajVjSzI=[4]
旭川市郊外にある「強制連行」の跡標 (2) [北の街]
http://55-marku.blog.so-net.ne.jp/2005-10-17


 今回は、過酷な労働から出来た遊水池について。では一見分かりづらいのですが、池はかなり深く掘られています。

 それはこの辺一帯の田んぼを潤す水を蓄えるわけですから、当然でしょう。同じような池がこの他にもあり、それが中国人やchousen人を連れてきて掘らせたわけです。Tさんはこう話してくれました。

 「真冬なんてかわいそうなもんだった。布で作った靴しか与えられなくてな、そんなの何回も土を運んでいるうちすぐ穴が開いてしまうわ。足の指真っ赤に腫らしてな、凍傷なんていうもんじゃない、半分腐っていたもんもいたさ。ずいぶん酷いことしたもんだ。見ていられんかったもんな」

 「ずいぶん堤が高いしな、土は他の所へかなり運んだんだけれど、手が間に合わなくて土手に積み上げたんだ」

 堤が高いということは、かなり深くまで掘った土を、掘った人間が上まで運んだということです。当たり前と思うかも知れませんが、現代のようにユンボがある訳もなくすべて手作業です。ましてや、鉄製のも使わせなかったと聞いています。と言うより、鉄が戦車や鉄砲を創るため、拠出させられていたので、鉄そのものが無かったのだと思います。

 それだけを考えただけでも、どれほど重労働だったか推し量れます。

この写真が強制連行にあったことを物語る跡標です。 

これが遊水池です。今でも水が満々としています。

旭川市近郊にある「強制連行」の跡標 (3) [北の街]
http://55-marku.blog.so-net.ne.jp/2005-10-24

 ここまで酷いことをするのか、人間は出来るのかとーー

 国が違う国を支配する。そうするとこういうことが、何の躊躇もなく行なわれてしまうのかと考えてしまいます。Tさんの話を続けます。

 「冬になっても足には草鞋しかはかせないで、素足のままだ。凍傷になって足は真っ赤に腫れ上がっていた。そうなったら長くはもたんな。当然死ぬよ。死んだら穴を掘って捨てるように埋めていた。まったく酷いことをしたもんだ。可哀そうにな」

 「戦争が始まった頃、道路拡張の工事があってだいぶん進んでいた頃なんだわ、こっちの方がもっと悲惨だったんじゃないかな」と話します。

 「強制労働者は、天秤棒を担がされて、その両端には砂袋だ。それに掘り起こした土を詰め込んで運ばされていたんだ。一日に何回も往復させられていたさ。それを続けて何日もやらされるもんだから、肩は真っ赤に腫上がって水脹(ぶく)れになっていた」

 「そりゃ毎日だからな、水脹れが破れて中の肉がでてきてただれてしまっていた。そりゃ酷いもんだったさ。それでも天秤棒を担がされてな、血がたれていたよな」

 そこでも、日本の軍人はただ命令するだけで、誰一人として助けようとはしなかったのですか、と聞くと、「それどころか、その赤く腫れあがったところに、煮えきった油をかけていたのさ。酷いなんちゅうものじゃなかった。そうしたほうが、その水脹れが早く治るっていうんだと言ってな」

 彼らは、その繰り返しだったらしいのです。当然長くは続けることは困難でした。

 「菌が入ったらもうおしまいだ。そうなったら長くはもたんな。当然死ぬよ。死んだら穴を掘って捨てるように埋めていた。まったく酷いことをしたもんだ」。 T さんは「可哀そうにな」と、今でも思い出さない日はないと言います。

 今では、「中国人殉難裂士」の慰霊碑が建てられています。しかし、ここには「観音堂」があったらしいのですが、Tさんは、今はどこへ行ったのか分からないそうです。

 そして、そこから細い道を登っていくと、中国人墓地があります。ひっそりと静まり返っています。林の中に、ぽつんと墓石が立てられているだけです。もう私たちの記憶の中から、忘れられています。

 そう言う私も、昨年Tさんから話しを聞くまでは、「中国人墓地」があるのは聞いていました。ただ、それはにある外人墓地的な感覚でした。連れて行ってもらって、始めてそこに何故「中国人墓地」が存在するのかを知りました。

 またその先には、今は日本一の設備を有するのではないか、と言われている忠別ダム工事が行なわれています。その先に見えるのが、今まで旭川を含めて近郊の電力をまかなってきた、忠別発電所があります。

 そこでは、強制連行されてきたchousen人の人たちが、中国人強制労働者と同じような犠牲を強いられてきていた過去があります。
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/809.html#c1

[近代史3] 昔のテレビ・ドラマは面白かった _ 豊川悦司・常盤貴子 愛していると言ってくれ (TBS 1995) 中川隆
4. 2020年7月12日 05:40:45 : mHXesdVXNM : czdHTzVXajVjSzI=[5]
愛していると言ってくれ 01




愛していると言ってくれ 02



http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/988.html#c4

   

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