19. 2020年5月31日 03:02:27 : 5YtCS0uWJ2 : cVFyNHVIVGFoUUk=[1]
近頃の若い人は驚くかもだが、何十年か前なら当たり前の話で、当時の「演劇青年」などというものは政治的で、多かれ少なかれ、左派的であったらしい。
歌舞伎なんかは別としてだか、むしろ、そういう人たちでもなければ演劇などやらなかったのではないか?(歌舞伎系でも前進座のような異端の劇団もあったのだから驚く)
私の子供の頃に流行っていたフォークソングなどというものも、基本は「反戦」であり、「反体制」はデフォルトみたいな、暗黙の了解はあったようだ。
漠然とではあるが、そんな風潮を覚えている世代としては、原発事故以来、歌手や俳優が自分の意見を表明しただけで、「芸能人のくせに政治を批判するなんて非常識」、「芸能人は政治的に無色透明であるべき」みたいなことを言って叩く輩がいるのがむしろ異様に見えて薄気味の悪い感じがしていた。
そんな風潮になってしまったのはやはり、テレビとそれにまつわる巨大利権が支配的な影響力を持って来たからだろうが。
しかし今やテレビ界は衰退した。コロナ以前からすでにそうだったろう。
私も近頃は地上波のテレビ放送は最低限のニュースくらいしか見ず、同じ受像機でYoutube動画ばかり見るようになっている。
http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/908.html#c19