87. 2020年7月18日 13:40:40 : eNQaUjFv7s : cS5Nemx1akprN3c=[1]
大西氏が問題発言で言っていた「命の選別」とは、終末期医療一般のことなのか、それとも今回のコロナ禍のような緊急事態下の「トリアージ」のことなのか、その辺もはっきりさせて欲しかったですね。
だってコロナを言い訳に彼を擁護する人たちの話は変だから。
高齢者が高齢者が、と言うがコロナで命の危険に晒されてるのはおおむね50歳以上、大西氏自身をも含む世代ですよ。
「人生100年時代、70代80代になっても働け」とか偉い人に言われなくても零細自営業、土木建築関係、農業などでは実際に多くの高齢者が現役で働いています。「生きがい」とかもないわけではないが、基本的にそうしないと少ない国民年金などでは食えないからです。(特に女性は無年金の人すらいます)
一方、大企業の経営者だって高齢者は多いでしょう。コロナが危険に晒しているのは彼らの命です。既に寝たきりの老人ばかりではない。いま現に社会を支えている人々です。(また、その寝たきりの老人を介護しているのがすでに五十代、六十代だったりしているのが現実)
一方、子供や若者については一部の例外を除き、感染しても無症状が軽症、重症になることはないとは言えないが、稀なわけです。
だからコロナに関して言えば、寝たきり老人の延命のために子供や若者を犠牲にするなみたいな話はそもそも成り立ちません。コロナに関してならば、大西氏はご自身のことでも心配なさっていた方がいいでしょう。
終末期の医療一般についての話ならば、私の知る限りでは、かつてのようなむやみな延命は減っているように思えるのですが、ともかく大西氏の発言はその辺が曖昧すぎます。それともあえて曖昧にされたのでしょうか?
もし大西氏が政治を志す者として終末医療に関するしっかりとしたビジョンをお持ちなら、この際、それをはっきりと開陳されて世の是非を問われたらどうでしょう。今回などは良い機会でしたのにね。
もちろん、現実の状況を熟知されている事が前提ですが。
http://www.asyura2.com/20/senkyo274/msg/314.html#c87