1. 2022年3月04日 15:23:11 : PGE1McKy1s : clg5bGxsWlNNa0k=[1]
兌換の実際の決済手順は円とポンドを直接交換するのではなく、円をドルに交換、次にドルをポンドに交換する。
為替レートはそれぞれの通貨の対ドルレートを引き比べる。(ドル)ストレートとか(ドル)クロスとかいう為替用語はそういう基軸通貨との為替レートか、基軸通貨を介して引き比べた為替レートかの違いを表している。
売り買いでレートが違うだろ。
どちらの通貨もドルを買う時の購買力でレートが決まる。書類上の取引でなく実際に買う必要があるため、だから必要なドルが無ければ取引すら出来ないという意味不明な仕組みになっている。
意味不明と言うかこれはドルの価値を維持するためだ。つまりどんな取引をするにも必ず基軸通貨のドルが必要になるため、ドルの価値をドル建て取引の手順の強制によって担保している。
こうでもしなければドルは紙屑同然なほど過剰に発行され尽くしている。
だから2007年、イランとの石油取引で円建てを日本が認めた時は驚いた。アメリカへ弓引く行為だったからだ。
イランの円建て決済要請、他産油国は追随しない見通し
https://jp.reuters.com/article/idJPJAPAN-26977520070720
これは2006年、日本が権益を持っていた世界最大級のイラン、アザデカン油田から、アメリカの再三の圧力により撤退させられた事と世界金融危機の混乱が影響している。
ちなみに日本が放棄した油田権益は即座に中国がお買い上げになった。
あれから15年だ。
ついに中露によってアメリカの金融支配が崩れる。
http://www.asyura2.com/22/cult36/msg/362.html#c1