22. 2020年9月09日 14:49:39 : VhPtN13CQ6 : cGxkVVNGM0Fvdlk=[1]
自民党も政府が起訴せず釈放したケースがある。2004年3月、尖閣諸島への中国人不法上陸事件が発生した時だ。
沖縄県警は7人を逮捕したが、最終的に送致は見送った。その日の夕方に開かれた首相会見で、当時の小泉純一郎首相は、以下のように説明した。
「問題が日中関係に悪影響を与えないように、大局的に判断しなければいけない。そういう基本方針に沿って関係当局に指示しておりますので、その指示に従って適切に対処していかなければならないと思っております」
※現在のように尖閣問題で中国が強硬姿勢を打ち出す前で、主に漁船の違法操業による拿捕を念頭に置いた約束でした。1978年の日中平和友好条約を結んだ際の“尖閣棚上げ論”と同種の取り決めと言っていいでしょう。外務省のサボタージュにより旧民主党に、この密約を教えていなかったのです。