2. 核ボタン握るボケプー[41] imqDe4Neg5OIrILpg3uDUIN2gVs 2024年2月05日 11:52:01 : nmNq1pMmko : cG4yTkZTYS5vSE0=[1]
今回、富来(表層土に建つ)地震計で 2,828 ガル、原子炉建屋(岩盤に建つ)内の地震計で 399 ガル。この揺れの違いについて、北陸電力は、建屋が地下岩盤に直に建っているから、揺れが小さく抑えられているんだ、と説明している。
変圧器は、1号機、2号機ともに原子炉建屋とは別の敷地に見えるが、変圧器の敷地もやはり岩盤上に建っているものだろう。が、実際、変圧器の敷地内の揺れはどのくらいだったか。耐震設計 500 ガルの変圧器が壊れた(※)という事実は、実際の揺れが 500 ガル以上だったことを暗示している。
※ 志賀中能登線(2号線)の送電線やGISブッシングの破損から、2号機の主変圧器は受電不能となった。
ということなら、国の「電気設備に関する技術基準を定める省令」は実状にそぐわない代物と言うことになる。
近年の、熊本地震 1,740 ガル、新潟中越 2,516 ガル、東日本大震災 2,934 ガル という地震超大国の実状である。活断層を無視して性急に再稼働を促すことよりも、こうした基準に目を光らせることが何故できないか。
※ 民間に事故らないように尽くせと言えば必死にやるだろう。国家は「権威」を拵えてそこに丸投げする。
※「権威」とは則ち御用で本来の職務なおざりでもハンコを押す。民間は「権威」お墨付きだと安心する。
※ 日本の原子力行政とは、そんなものか? もう一度原発が事故ったら、住む場所も食べ物もがなくなる。
(以下、参照資料 … 北陸電力サイト)
・1号機変圧器の健全性
当社は、日本軽金属株式会社が公表した、強度を検査する際にJISの規定とは異なる方法で検査を行い出荷し
ていたとするアルミ板製品に関し、志賀原子力発電所での使用状況の調査を行いました。
その結果、志賀原子力発電所1号機の主変圧器及び起動変圧器の設備において、当該製品を使用してい
ることが判明しましたが、当社として健全性評価を行い、原子力発電所の安全性に影響はないと判断しまし た。(2021/9/1 北陸電力)
・2号機変圧器の健全性
志賀原子力発電所2号機の主変圧器及び予備電源変圧器は、工場試験では三菱電機の定めと異なる手法
で試験が実施されていましたが、発電所搬入後、国が定める「電気設備に関する技術基準を定める省令」に
従った試験を実施しており、健全性に問題はありません。(2022/12/15 北陸電力)
https://www.rikuden.co.jp/outline1/shika_info_kobeseko.html
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/279.html#c2