19. 2021年9月06日 11:40:22 : uWFMtOSwac : cFcxS042a0IxNG8=[1]
東京2020大会閉幕 活躍した日本選手団 巨額経費の検証課題に
https://mainichi.jp/articles/20210905/k00/00m/050/280000c
東京パラリンピックは5日夜、東京・国立競技場で閉会式があり、13日間の日程を終えた。新型コロナウイルス感染拡大で1年延期されたが、感染は収束せず、東京オリンピック同様、史上初の原則無観客となった。開催の賛否が割れる中、日本勢が過去2番目に多い51個のメダルを獲得し、一定の盛り上がりを見せた一方、五輪を含め両大会で増大した大会経費の検証が今後の課題になる。
「多様性と調和」をビジョンに掲げた今大会には、162の国・地域と難民選手団の選手約4400人が参加した。アフガニスタンの2選手はイスラム主義組織タリバンの実権掌握による政情不安で当初は不参加が見込まれたが、フランスなどのサポートで来日し、出場した。
日本は史上最多の254人(男子148人、女子106人)が参加した。メダル数は金13、銀15、銅23の計51個で、2016年リオデジャネイロ大会(24個)を大幅に上回り、04年アテネ大会の52個に次ぎ2番目に多かった。
午後8時から開かれた閉会式には、各国選手が参加し、国際パラリンピック委員会のアンドルー・パーソンズ会長らとともに、天皇陛下の名代として秋篠宮さまが出席された。パーソンズ会長は「閉会式でなく、明るく全ての人が共生できる未来への始まりと捉えてほしい」とメッセージを述べた。
新型コロナに関しては、5日時点で、パラリンピック関連の選手や大会関係者308人が検査で陽性と判明。五輪・パラリンピックを通じて初めて、入院を要した選手も1人いた。五輪も含め7月1日以降に確認された陽性者は計863人に上った。
大会経費は、13年の「立候補ファイル」では、五輪とパラリンピックで計7340億円と試算された。新型コロナ対策費などの追加があり、組織委は1兆6440億円と見込むが、さらに膨らむ可能性が指摘されている。当初見込まれた900億円のチケット収入も無観客開催でほとんどが失われ、補塡(ほてん)が必要になる。
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