26. バカウヨ2号[21] g2@DSoNFg4iCUY2G 2024年4月09日 06:09:55 : c7tinWmHKI : cEk0VkVGc1dRY2c=[1]
>リニアを動かすには原発3〜5基分の電力がいる。・・・
リニア新幹線のエネルギー問題と原発再稼働は深刻な問題である。
「中央新幹線(超電導リニア)の消費電力の試算」
ピーク時の消費電力はキロワット(kW)単位は、
・約 27 万 kW(東京〜名古屋開業時、ピーク時:5 本/時間、所要時間:40 分)
・約 74 万 kW(東京〜大阪開業時、 ピーク時:8 本/時間、所要時間:67 分)
( 2011年:国土交通省)
ピーク時というのは、最速の時速 500km 走行時という前提なのであろう。
一方、東海道新幹線全体の消費電力は、ピーク時で 55 万 kW 程度といわれる。
リニアの輸送能力は東海道新幹線の半分程度なので、輸送のエネルギーコストとしては極めて高い。
このため、超伝導リニアは現在の新幹線に比べて少なくとも 3 倍の電力を必要と言われるのであろう。
かって、JR 東海は「JR東海会長・葛西敬之 原発継続しか活路はない」(2011.5.24 産経新聞)
と発言していた。消費電力 ピーク時で 74 万 kWというのは、火力発電等でも賄える範囲である。
にもかかわらず、原発再稼働を要望するのは、リニアを走らせるために原発が必要というより、電力
が大量に安価に供給される状況にないと、高速リニア新幹線を安価な料金で運営することはできない、
という経営事情を反映しているものと考えられる。
人口減少や利用客減少の中で、在来線や航空路、高速道路との競合の中で、膨大な開発費を投じた
リニアが果たして経営的に採算が合うのか疑問視される。経営的に赤字化したらやっていけなる。
リニア建設、再考すべきである。
参照:
「リニア中央新幹線の消費電力について」
http://www.nbbk.sakura.ne.jp/npp/lost_and_found/2011-0725-abe.pdf
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/827.html#c26