[自然災害22] 連夜の緊急地震速報…迫り来る“コロナ震災”での避難リスク(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
17.
2020年5月11日 10:50:28
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2020年5月11日08:58、茨城県沖M5.5、震源深さ約50kmの地震について:
逆断層型で、西北西ー東南東方向に押す力があって起こった地震です。
気になることがあります。EMSCでこの地震のQuick MT solutions で見ると、この地震が起こった地点が星のマークで示されていますが、その位置が海底に見えている溝のすぐ側であるのです。この溝は日本海溝の鹿島第一海山が沈み込んでいる付近から関東平野の方向に伸びてきているものです。この溝について、ある論文では海山が沈み込んでそのときに出来た溝ではないかと言った説明がされていたのを読んだ覚えがあるのですが、海山は大陸棚の下面を削ることはあっても、大陸棚の上面を削ることはないので、海山沈み込みの跡ではなく、大陸棚部分の陸のプレートがピアノの鍵盤のように、上下に振動する境目を示しているのではないかと思ったのです。多分、海溝部分で、太平洋プレートの上の海山が陸のプレートを下に引きずり込もうとして、陸のプレートの特定の部分だけが下方向へ引っ張られるため、その下方向の力に対応して、大陸棚部分が割れてピアノのキーのように振動する幅で溝が出来ているのだと見えるのです。
鹿島第一海山が霞ケ浦とほぼ同じ緯度にあり、今回の茨城県沖M5.5は少し北にずれた位置です。仮に鹿島第一海山からの押す力が陸のプレートに大きく伝わっていて、それが今回の茨城県沖M5.5の原因だとすると、今後、一気に内陸部・沿岸部の地震が増える可能性があります。太平洋プレートの西向き圧力が海溝付近で消費されず、また、太平洋プレートが実際に沈み込んで消費されることもなく、ほぼ100%陸のプレートに伝わってしまうからです。
犬吠埼とかいわき沖の固着域であれば、この固着域自体である程度の滑りがあり、また、そもそも、上下方向にプレートが重なっていて、その間にある固着域によって力が陸のプレートに伝わるため、押す力が極限にまで大きくなれば固着域自体が破壊されて地震になり、内陸部の陸のプレートでの非常に大きな地震になることはないのです。
しかし、鹿島第一海山からの圧力の伝達ですと、陸のプレートと海のプレートとの間の摩擦力というよりも、鹿島第一海山が直接大陸棚の先端部分を押すことになり、陸のプレートへ伝わる圧力の大きさは多分ずっと大きくなるはずなのです。
「太平洋プレートの西向き圧力が海溝付近で消費されず」とは海溝付近でM4とかM6程度の地震が起こって、太平洋プレートの沈み込み圧力が消費されるという意味です。鹿島第一海山は非常に大きなかつ堅固な固着域であり、こういった地震が起こることはあまりないと思えます。
「太平洋プレートが実際に沈み込んで消費される」とはサイレント滑りのことで、地震を起こさないまま太平洋プレートが徐々に沈み込んでしまうことです。鹿島第一海山は明確に海溝部に衝突して、引っかかっているため、こういった滑りが起こる可能性はまずないと思われます。
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