18. 2019年7月18日 15:16:28 : OBL3DqnPsY : c2pwUU4wUE5JR0E=[1]
安倍政権の日本政府はロシアとの北極のLNG共同開発事業等、プーチンのロシアと経済(水面下)では良好な関係を作る事に成功している。
(https://japanese.joins.com/article/207/255207.html)
確かに日本はアメリカの同盟国という立場があるので北方領土問題ではロシア側の指摘の通り直ぐに解決するのは難しいと思う。
(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-954686.html)
しかし現在、国際社会はアメリカ単独覇権体制の時代から、ロシア、中国、EU等が立ち並ぶ多極化型の世界体制へ移行する強力な流れの中にあり、米の同盟国であるEUもアメリカのロシア敵視に同調しつつも、米の反対を押し切って、ロシアからの天然ガスを輸入する為のパイプラインの敷設やクリミア問題でこれまで一時追放していたロシアを欧州評議会への再招待を決める等、経済、政治の両面でロシアとの関係を強める方向へシフトしていっている。
(ユーラシアの非米化 2019年7月8日 田中 宇 http://tanakanews.com/190708eurasia.htm)
この様な感じで、日本、EU共に言えるのはアメリカの同盟国という立場から、アメリカとの関係に配慮しつつも、近い未来に現実になるであろう多極化型の新しい国際社会に対応する為にロシアとの関係を構築している点だ。
この様な国際情勢、国際関係の中で日露間の領土問題は現時点では解決が難しいかもしれないが、その中で現政権と日本政府のロシア外交においてロシアとの経済的な繋がりの強化の為の選択は正しい選択だと自分は確信するし、これまでアメリカ追従一辺倒が国是だった日本政府がロシアとの関係強化に舵を切った事は、対米従属一辺倒の影響で経済も社会も限界になって立ち行かなくなっている日本社会にとって朗報だと思う。
(私の過去のコメントhttp://www.asyura2.com/acat/b/bx/bxn/bXNnNXZpM29WMVU=/100000.html)
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/330.html#c18