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[Ψ空耳の丘Ψ63] 『“輯合の時”の到來を待つてゐる。其の時迄何人が生き殘るであらう? 私達の存在は知られてはゐない、未だ誰にも。』量子も… 不動明
2. 不動明[282] lXOTrpa@ 2024年12月01日 10:36:36 : 8h2dKWrRCB : bTFvcmd3ZGFIRHc=[1]
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ノーベル物理学賞「量子もつれ」とは アインシュタインが「不気味」 奇妙な性質がもたらす未来:東京新聞デジタル
https://www.tokyo-np.co.jp/article/209719

ノーベル物理学賞「量子もつれ」とは アインシュタインが「不気味」 奇妙な性質がもたらす未来
2022年10月23日 07時27分

 原子や素粒子などミクロの世界でなにが起こるのかを説明する理論が「量子力学」です。それによると「量子もつれ」という常識外れの現象が起こります。あまりに奇妙なのでアインシュタイン博士は納得せず、理論がおかしいと主張しました。今年のノーベル物理学賞に決まった米国のジョン・クラウザー博士、アラン・アスペ仏理工科学校教授、ウィーン大のアントン・ツァイリンガー名誉教授は、量子力学の正しさを実験で示し、その奇妙な性質を情報技術に応用する道も開きました。 (永井理)

◆そんなばかな

 量子もつれは、粒子同士に強い結びつきができる現象です。いったん二つの粒子に量子もつれの関係ができると、どんなに遠く引き離されても、なぜか互いのことが分かるのです。片方の粒子の状態が変化すると、それに応じてもう一方の粒子も瞬時に変化するというのです。

 すると、どういうことが起こるのでしょう。粒子をボールと考え、粒子の状態をボールの色に例えて説明します。例えば粒子の右回転と左回転の二つの状態を赤と白とします。そして次のような状況を考えます。

 まず、ハワイの実験装置の中で、赤と白のボールを交ぜて量子もつれ状態にします。装置のふたは閉じたままなので、どちらが赤か白か分かりません。
 次に、ふたを開けないまま粒子をそれぞれ別の箱に入れ、一つを東京に、一つをロサンゼルスに運びます。まず東京の箱のふたを開けてボールを確認すると赤でした。次いでロサンゼルスの箱を開けると白いボールが入っていました。

 この状況を、量子力学では次のように解釈します。

 (1)二つのボールの色は、箱を開ける瞬間まで赤とも白とも決まっていない。赤にも白にもなりうる半々の状態、いわばピンクの状態だ(2)二つの箱を同時に開けると、その瞬間に東京のボールは赤に、ロサンゼルスは白に変化した(3)二つのボールは瞬時に連動するので、同じ色になることはなく、必ず一方が赤で、他方が白になる−。

 そんなばかな! 常識的な人ならそう思うでしょう。箱を開けるまでもなく中のボールの色は決まっているはずです。そして次のように考えるでしょう。

 (1)ボールの色は最初から決まっており、一つは赤で一つは白だった(2)たまたま赤いボールが東京行きの箱に...
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