53. 2019年8月24日 13:16:21 : Z7KVbIXZWM : bjR3enF2Uzk3N1U=[1]
>47. HAL
>文大統領は2017年9月に金命洙前春川地方裁判所長を大法院長に任命したが、
>大法院判事を経験したことのない裁判官を長官に抜擢するのは前例がないことだった。
_________
2015年の安保関連法案審議に先立ち、違憲立法の法案を通す目的で法案成立に積極的な外務畑の癌を患っている小松一郎・駐フランス全権大使を内閣法制局長官に抜擢したことは、前例のないことだった。
安保関連法の説明に際して安倍総理は、僕と麻生さんが歩いていたとします、麻生さんが暴漢に襲われたら助けなくてもいいんですか? 隣の家が火事になったとします、消火を手伝わなくてもいいんですか? 日本のお母さんと赤ちゃんが米軍の艦船に乗っていたとします、その艦船が攻撃された場合でも日本の自衛隊は何もしなくてもいいんですか?__などのタワゴトを吐き続ける総理の存在は、前例のないことだった。
安保関連法に際して参考人が招かれた。野党が招いた参考人はもちろんのこと、政府与党が招いた参考人までもが憲法違反であるとして法案に強く反対した。このようなことは、前例のないことだった。
安保関連法案の採決に際し、自衛隊出身の佐藤正久議員の呼びかけでカマクラ作戦が展開された。言論の府・国権の最高機関である国政議会の場において、自衛隊という実働部隊の経験が豊富な佐藤正久議員の防御作戦・援護射撃とも言うべき実力行使の下での強行採決など、前例のないことだった。
この時、委員長の発言を阻止しようとした小西ひろゆき議員の顔面にパンチを食らわせた。その証拠画像は世界中に発信されて物議をかもしてきた。国権の最高機関である国会の委員会で暴力が公然と行使され、違憲立法が強行されたことは、「暴力が憲法を蹂躙する」という異常な出来事であり、前例のないことだった。
__安保法案:「ヒゲの隊長」は民主議員の顔を殴ったのか 毎日新聞 2015/9/18
https://blog.goo.ne.jp/mapjp/e/557abdd890ab472319186153f33b3d9a
この委員会では議場全体が騒然とし、速記係が記録を取ることを断念した。しかし、与党は「発言が聞き取れず・・・」とあった委員会の記録を「可決された」と改竄した。法治国家・議会制民主主義が終わった瞬間である。このような暴挙は、前例のないことだった。
その佐藤正久外務副大臣は、2017年12月5日の参議院外交防衛委員会での就任の挨拶において「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もって国民の負託に応える決意であります。」と述べ、7日の同委員会においてこの挨拶の内容について「外務副大臣として国民の負託に応え、その職務を全うするという私の基本的姿勢、これを述べたもの」と答弁している。これは、軍事衝突を念頭に置いた外交姿勢と受け取られても否定のしようがない。このような人物を外務副大臣に任命するなど、前例のないことだった。
〇参考__自衛隊員の服務の宣誓宣誓
私は、我が国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、日本国憲法及び法令を遵守し、一致団結、厳正な規律を保持し、常に徳操を養い、人格を尊重し、心身を鍛え、技能を磨き、政治的活動に関与せず、強い責任感をもつて専心職務の遂行に当たり、事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め、もつて国民の負託にこたえることを誓います。
出典:自衛隊法施行規則第39条より小西洋之事務所作成
平成27年3月20日参議院予算委員会民主党・新緑風会小西洋之