7. 2022年11月17日 22:20:53 : P5NjkjXQ1Q : bjI5Z29PQjlGbjY=[1]
孫子の兵法三十二計。 諸葛亮の空城の計をロシア軍が実行した。 背水の陣をひかなかった。
ロシアは併合した地域から住民も含め川の東に撤退。 ウクライナは、衛星回線開設で携帯は
繋がるようになり市民は携帯基地に集まる。 BBCは、ゼレンスキーの映像を流した。
ロシア軍撤退でプーチン批判と戦争好きな日本のマスコミは、ウクライナ優勢を大々的に報じる。
この先、川を挟んで、(ウクライナの領土)東側の市街地をウクライナ軍が攻撃し、犠牲者をロシア人や
ロシア系ウクライナ人と呼んで、ウクライナ国民と報道することはあるのだろうか?
ゼレンスキーは優勢のうちに、1月初めの東方教会のクリスマスに向け、停戦交渉を始めればと思うが。
ロシア軍はヘルソンを短期間で侵攻し占領した(住民投票でロシア併合 この先も係争地となった)
今回はウクライナ軍の奪還。 攻守が入れ替わる防衛の難しい地域のようである。 諸葛亮の空城の
計に、仲達(司馬懿)はトラップを恐れた。 西側報道でも、トラップや伏兵3万人が報道される。
民間人(非戦闘員)とロシア軍の撤退は疾如風。 旧日本軍は軍人が先に逃亡。 アフガンでも協力者
500人かの退避もままならず。 米国は、ベトナム戦争しかり、アフガンでもしかりである。 ただ、米軍は
現地の民間人、旧日本軍は自国民を見捨てている(在留日本人の話も最近は報道も無くなっている)
マスコミは、何も持たずに徒歩の映像を流し、ロシア軍のゆとりのなさ劣勢を報道するが、どうなのか?
ロシア軍撤退は穀物収穫も終わった冬の前。 集落の住民は冬を越せる穀物は地下に備蓄。 都市
住民は備蓄は無い。 穀物倉庫は撤退時は空にされる。 どれだけの民間人(非戦闘員)が残って
いるのかわからない(ヘルソン市の人口は30万人 数万人は在住なのか?)が、ウクライナ軍は民間
人を退避させないと、電気や水、ガスも止まり、燃料や水や食料配給に軍人を割くことになる。
軍事入門/兵站の意義と概算(WIKIBOOKS)にある地上部隊の兵士の一日あたりの補給物資は
45Kg。 80年代のソ連と米国の機甲化師団(約15,000人)の1日平均所要量は、1,117トンと
1,555トン。 歩兵10,000人で45Kgで、一日450トンの補給が必要になる。 子供のころ伯父は
酒に酔うと満州の厳冬期の戦争を話していた。 (おそらくPTSDだった思うが)戦車の潤滑油(グリス)
も凍り、束の間の戦争しなくてよい時間であったと。 現代の戦争は動きを止めることは無く、大量の
物資を消費し、間断ない補充で戦争は継続する。
防衛線は河川や池沼地帯で塹壕は、水と凍りに悩まされ歩兵の展開も困難、大砲や戦車・装甲車の
防衛線は冬場は草も枯れ隠すことも難しい。 兵站補給も冬は川の水位低下で積載量は減少、道路は
破壊されるとトラック輸送も止まる。 ウクライナ軍は、ヘルソンを防衛できると判断したことになるが。
ロシア軍は補給線攻撃でウクライナ軍を動けなくできる。 冬将軍の数ケ月、補給は可能なんだろうか?
主賓孫子の前に、ゼレンスキー閣下は、ヘルソンのバーに入った。 国民が暗闇の夜を過ごすことなり、
NATOに深刻な料理を提供した。 ペンタゴンはいち早く調査中と反応し、素早く鎮静化させた。
AWACS(早期警戒管制機)、防空レーダー、迎撃システムのミサイル発射。 しかし、ミサイルは発射
されなかった。 人為的な中止なのか、システムの脆弱性なのか。 ただ、迎撃ミサイルの発射にあわせ
ミサイルやドローンを自爆させれば、フレンドリーファイアが起きることはわかった。
政治上は、ウクライナの迎撃ミサイルと言わずに、ロシアのミサイル攻撃が原因と一括する。 犠牲者が
でたことで風雲急を告げたが、その犠牲者も大山鳴動の不運として幕引きされるのも国際政治。
戦争の犠牲は、国民庶民になる。 日本のマスコミは、の停戦の論陣をはれないもか?
孫子曰 兵者国之大事。 死生之地 存亡之道 不可不察也。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/230.html#c7