33. 前河[6377] kU@JzQ 2021年7月28日 01:55:30 : oxVDikL4e2 : bGtINzRkRXNYMW8=[1]
民主主義とは、何か。
三権分立も選挙制度も大事なのは言うまでもないが、
「自由に議論し言いたい意見をぶつける」
これがまず根底になければならない。
自由な意見も議論もなしに、三権分立や選挙があっても、形式だけなら民主主義とは言えない。
しかし、これを否定しているのが安倍や菅だ。国会や党首討論でも訊いた事に答えない安倍と菅。
官僚の話に聞く耳を持たずに一方的に物事を決める菅。従わなければクビにする菅。
記者会見にまともに答えず逃げまくる安倍と菅。
彼らは一方的に物事を決めるだけで議論はしない。
なぜなら、聞く耳を持たない独裁政治に憧れている事と、そもそも議論ができないから。
★安倍のケース
いつかの記者会見では36分間だけなんてあったな。質疑応答はその内わずか17分間。
しかも事前に提出されていた5つのメディアに応じるだけ。
これはインチキやらせ会見。疑問点に答えるつもりはさらさらない。一方的に伝達事項を伝えるだけだ。
まあ、安倍の場合は、特に話し合わないというよりも自分の危機を回避するために、あらゆる手段を使って逃げているというのが正確な分析だろう。
困った時は、記者会見を開かない。
困った時は、国会を開かない。
これが安倍戦略。情けない戦略だ。
★菅の方はさらに質(たち)が悪い。逃げるも何も始めから話し合いを拒否してるからだ。
安倍の「逃げるための話し合い拒否」に対して、菅は「権力乱用のための話し合い拒否」だ。
>米国の記者会見など、権力者の嫌な質問もお構いなしに質問攻めをしている。
>嫌がるトランプに対して記者がしつこく質問攻めをしている映像は何度も流されていた。
当たり前だ。欧米の記者は望月さんばりに何でもエグい質問をする。
権力者は放って置くとマクロンの様にすぐに権力を奮う傲慢さが出てくる(炭素税引き上げやワクチン強制など)。そこでマスコミがそのストッパーとして権力チェックを行なう役割を担う。
欧米の民主主義をフェアではない。マスコミも酷いという意見もわからないではないが、日本の場合は民主主義の体裁さえ成り立っていないトホホ民主主義だ。
記者会見で一人一問とか、質問に答えないとか、「あなたに答える必要がない」とか、長くもない質問中に、手短に質問しろと司会が命令したり、とにかくめちゃくちゃだ。
官房長官時代から「記者会見のいろは」もわからない菅に変なルールを作らせ、なあなあ会見を行ってきた弊害が大きくなっている。
質問には答えない=説明責任を拒否している
ので、安倍や菅を民主主義破壊オトコと言っている。記者クラブも従う体たらく。
菅の問答無用なその悪質な姿勢は民主主義国家には最もふさわしくない政治家だ。
全ては、「説明する」「話し合う」「わかり合う」「納得させる」ところから民主主義は始まる。メルケルを見よ。菅とは真逆の政治家だ。
メルケルは、今年1月に、新年に向けたテレビ演説で、新型コロナで家族や友人などを失った人々に思いを寄せた。↓
「どれだけ多くの人が愛する人を失い、最期にそばにいることもできなかったか、社会として忘れることは許されない」
「私にはその痛みを和らげることはできないが、今も思いを寄せている」
また、医療従事者、スーパーマーケットや公共交通機関、それに警察などで働く人たちに感謝の思いを伝えた。
「私はあなた(市民)と共にある」これがメルケルの国民に向けたリーダーとしての言葉だ。
一方菅は、
目指す社会像として「自助・共助・公助」を掲げた。コロナ禍で自助を打ち出したことに反発が起きた。
本来「自助」という言葉は大事だ。「自分の人生は自分で切り開くもの」「すぐに人に頼ってはいけない」など。
しかし、それは、本人が自問自答して気づいたり、親が子供を自立させたい時などに使う言葉であり、一国のトップが言うべきことではない。
みんなが感染症に苦しんでいる時に「人に頼るな」というのはあまりに酷であり、優しさがない。
自分の立場かわかっていないし、コロナ禍でのタイミングとしては最悪だ。
このような国民の気持ちがわからない政治家はトップにふさわしくない。