4. 2019年12月20日 15:00:56 : kcBtamzgas : bEExNDNlV1FTaHM=[1]
クリュア原発では、想定された地震より5分の1小さかったにもかかわらず、所内に設置された地震計4つのうちの1つが、原子炉を停止させる基準を超えていた。
このため、クリュア原発では、4つの原子炉を停止して、影響がないか、1か月間、点検した所、耐震装置に、それまで知られていなかった欠陥があることが分かった。
フランス原子力安全局は、12月6日に、2号機と4号機の再稼働に、ゴーサインを出した。
さらに、11日に、3号機に対して、ゴーサインが出た。
トリカスタン原発では、安全を脅かす揺れには、達しなかったけれど、2017年に、地震によって、浸水を防ぐ堤防に、亀裂が生じる可能性が、判明していた。
浸水すると、4つの原子炉にある燃料棒が、溶解する怖れがあって、それがコントロールや復旧作業を困難にすることが、懸念されていた。
フランス原子力安全局が要求した、堤防の強化は、2022年までに、行われる予定だ。
また、安全局は、福島原発事故に鑑みて、原子炉の耐震性の強化を求めていた。
放射線防護・原子力安全研究所によれば、今回の地震は、マグニチュード4.5、震源地の深さは、2キロであった。(マグニチュードは、様々なスケールがあるようだ。)
安全局は、今回の地震が、歴史的に想定された最大地震(séisme maximal historiquement vraisemblable)の見直しにつながらないか、2020年3月までに、結果を出すように、EDFに、要求した。
https://www.irsn.fr/EN/newsroom/News/Pages/20191112-Information-Note-Le-Teil-Earthquake-11112019.aspx
http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/351.html#c4