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[カルト37] ロシアを貶めるプロパガンダ/副島サイト 仁王像
29. 2022年4月08日 02:17:30 : dPzwaeTC0I : b1dFcGpsMWY0REE=[1]
勝手な引用で申し訳ないが……。
ゼレンスキーは国連安保理でオンライン演説し、ウクライナへの侵攻を続けるロシア軍が、第2次世界大戦以降で最悪の犯罪を犯していると非難したが、実は第2次世界大戦以降米軍の犯した大規模虐殺(朝鮮戦争、ベトナム戦争、イラク戦争等々)のほう
が数多いことも忘れないでほしいものだ。もちろんマスコミはスルーするが。

もちろん、ロシアの国連大使は、ロシア軍が残虐行為を行ったという証拠はないと述べ、

「我々は、ロシアの兵士と軍隊に関する膨大な量のうそを再び耳にしている」と虐殺を否定した。

しかし、今回は不思議なことにロシアの言い分にも反論と言う形であるが、結果的に気にしている素振りが見え隠れする。それは日本のメディアではなく、世界のメディアが、だ。

ロシア側からのいくつかの矛盾や死体の不自然さのへの指摘に、大慌てで反論の言い訳を発表しているのだ。

これまでなら、全部ロシアの言い分は「嘘」と却下すればいいだけの話だ。あるいはかっぱえびせんのCMの如く、いつものように「認めない、伝えない、ロシアの言い分♪」とすればいいのに、やはり事の重大性とやや弱みを自ら感じていることを証明しているようなので、一生懸命反論しているのだ。

日本ではテレビの情報は、バカの一つ覚えのように虐殺があったと繰り返し伝えるだけで、分析してみようという態度を示さない。それは特にテレビだけでなく、政治学者、国際政治評論家も皆そうだ。
特に今回バカをさらけ出している政治学者岩田温は、何も調べもせず、テレビ報道とネットの少しの報道のみで、虐殺はあった、ロシアがやった、と簡単に断を下している。

しかし、欧米の主流メディアでない良質のメディアは、今回の虐殺事件についての不自然さについて冷静かつ的確に分析し、疑問を呈している。地政学的分析のオンラインジャーナル、スタンドポイントゼロなど。岩田や有本らはこういう情報をなぜ読もうとしないのだろうか。

私はもう何回もこの虐殺はウクライナとネオコンの自作自演だと書いている。

これまで、特に証拠はないが、産科病院や劇場爆破の自作自演やネオナチの虐殺という事実をかんがみて、直感的かつ総合的にウクライナの捏造だと判断した。

しかし、それでは特段の説得力を持たないのだが、日本及び欧米のジャーナリスト等もその虐殺ロシア犯人説に不自然さを覚えた人達が数多くいるようで、とても説得的な分析を試みているので、それを紹介したい。

この事件でのポイントは、死体が路上に転がっていたり、拷問されて殺された人が多数いる、ということではない。虐殺は確かにあったのだ。誰がやったのかだ。

大事なポイントは、3月30日(水)にはすべてのロシア軍部隊がブチャから完全に撤退したといわれているのに、世界にブチャ虐殺の衝撃的事実が発信されたのは、3日過ぎた4月3日(日)の朝のことである。つまり、その間3日間ブチャの街で何が起こっていたのか、いなかったのかというのがポイントなのだ。

いやいや、ロシア軍が撤退した後、3日後に虐殺死体が多数発見されただけのことじゃないの
か、というかもしれない。しかし、実はそう簡単な問題ではないのである。

この数日を時系列に追っていくと色々なことが分かってくるというか、ウクライナ側の説明の
不自然さが明らかになってくるのだ。

3月30日(水) 

すべてのロシア軍部隊がブチャから完全に撤退


3月31日(木) 

・ブチャ市のアナトリー・フェドルク市長はビデオメッセージで、市内にロシア兵はいないこ
とを確認、ブチャの解放の日として輝かしい日と宣言。路上で撃たれた地元民の存在には触れ
ず。(動画あり)

・ウクライナ政府スポーツ担当の副官ザーン・ベレニュクがブチャを訪問。写真の中の彼は笑顔で、彼からも死んだ町民の情報は出てこない。

・ウクライナ保安庁とウクライナのメディアの代表が町に到着

・ブチャ市議会代表のエカテリーナ・ウクライナツィヴァが、軍服を着て「都市の浄化」(?)を発表


4月1日(金)

・市民が街に出てくる。

4月2日(土) 

・アゾフ連隊がブチャに入る。ニューヨーク・タイムズ記者がブチャに入る。

・ウクライナ国家警察が町に入り、8分間のビデオレポートを投稿。主要な道路から小さな通
りまで、すべて撮影している。遺影の映像はない。

・アゾフ連隊とSAFARI連隊の特殊部隊が市内で破壊工作員と共犯者のための特別な掃討作戦開始

・オンラインLeftBankが次のように発表。

「ウクライナ軍によって解放されたキエフ地域のブチャ市で、特殊部隊が清算活動を開始した
。街はロシア軍の妨害工作員や共犯者から解放されつつあります。」

・夜遅く、公道や地下室、浅い墓地に散らばった、殺害されたウクライナ民間人の300体もの
写真が流布し始めた。


4月3日(日)

・朝、ウクライナテレビが、キエフ北西部のブチャ、イルピン、ホストメルの町での民間人の恐ろしい虐殺があったことをウクライナ国民に知らせた。

・ブチャのアナトリー・フェドルク市長はAFP通信に対して、「280人を集団埋葬した」と話した。


このタイムラインでのポイントは、ロシア軍撤退後の3月31日と4月2日の対比である。

ロシア軍撤退後の3月31日には、虐殺は起こっていなかった。しかし、4月3日朝には虐殺が世界に発信された。

3月31日、ブチャ市のフェドルク市長はビデオメッセージで、市内にロシア兵はいないことを確認したが、路上で撃たれた地元民の存在には触れていない。このビデオメッセージの中で、晴れやかなフェドルクは、ブチャの歴史の中で「輝かしい日」であるといっているのだ。

もし市長がこの時点で市民の虐殺を知っていたなら、「輝かしい日」などと表現するだろうか。つまり、この日には虐殺など起きていなかった。だから当然市長は晴れやかな思いで、「ウクライナ軍によるロシアの占領者からの解放の日」と語っているのである。

4月2日の朝まで死体はあったが、虐殺が起きたことを示唆するほどではなかった。しかし、2日の早くにブチャに入ったニューヨーク・タイムズ記者は、民間人の虐殺については何も言及しておらず、またウクライナ国家警察が町に入り、8分間撮影したが、死体は無かった。

となると、虐殺事件は4月1〜2日に起こったのである。

スタンドポイントゼロのジェイソン・マイケル氏は次のように書いている。

「…(4月1日)市長は町にいて、町の人々は通りに戻ってきており、誰も、誰も虐殺について話していません。町をドライブする人々が撮影したビデオが1つか2つあり、道路に遺体が見えます。しかし、おそらく3つか4つしかなく、これは活発な戦争地帯です。これらのビデオを屠殺の後の写真と結びつけることは困難です。…4月2日の朝まで死体はあったが、虐殺が起きたことを示唆するほどではなかった。ニューヨーク・タイムズは、民間人の虐殺については何も言及しておらず、街や住民にアクセスできる。明らかな困難があり、人々特に高齢者や弱者は非常に苦しんでいます。しかし、ここには虐殺の兆候はまったくありません。」


つまり虐殺はその後に起きた。つまり4月2日の午後に発生したと限定できるのである。


では4月2日とはどういう日なのか。

アゾフ連隊がブチャに入り、アゾフ連隊とSAFARI連隊の特殊部隊が市内で破壊工作員と共犯者のための特別な掃討作戦を開始した日なのである。

この「破壊工作員と共犯者のための特別な掃討作戦」とは何か。

それは、ブチャ市議会代表のエカテリーナ・ウクライナツィヴァが「都市の浄化」を発表したその中身が全てを物語っている。

では「都市の浄化」とはどういう意味か。

エカテリーナ・ウクライナツィヴァは、ビデオの中で言う。

「(彼女は住民に)アゾフ大隊の到着は、解放が完了したことを意味するものではなく、(しかし、ロシア人は完全に撤退しているのだが)「完全な掃討」を行わなければならない。」と。

そして、ウクライナツィヴァは、住民に避難所にとどまり、通りを回らないように指示をした。


つまり、街の中でアゾフ連隊とSAFARI連隊の特殊部隊が市内で、破壊工作員と共犯者のための特別な掃討作戦を開始するから、外に出るなという指示だ。


ロシア軍がもう撤退を完了したというのに、特殊部隊は誰を対象に掃討作戦を開始しようとしているのか。

それはブチャ市内でロシア軍に協力したと思われるブチャ住民を掃討(捕まえて処刑か)するということを意味するのだ。それが、「都市の浄化」という意味に違いない。

スタンドポイントゼロのジェイソン・マイケルは更に次のように書く。

「……掃討の開始からメディアに流れ込む虐殺のニュースの間の時間枠からの唯一の情報源であるもう1つの情報源:ブチャのナチス領土防衛の責任者であるセルギー・コロトキフは、アゾフ大隊の軍人が人通りの絶えた通りを歩いている会話の断片の短い30秒の「テレグラム」
上のビデオを知った。

あの連中は、青い腕章なしで、撃てるのか?
もちろんだ、クソ!

Those guys, without blue armbands, can we shoot them?
Fucking of course!


それです。次に私たちが知っていることは、虐殺があったということです。」


そして、米国とEUが資金提供するオンラインサイトLeftBankが 、次のように発表したのである。

ウクライナ軍によって解放されたキエフ地域のブチャ市で、特殊部隊が清算活動を開始した。
街はロシア軍の妨害工作員や共犯者から解放されつつあります。

「ロシア軍の妨害工作員や共犯者から解放」とは、ブチャの住民を(恐らく何の証拠もなく)ロシア軍の妨害工作員や共犯者として引きずりだし、処刑したのではないか。アゾフ連隊又はウクライナ軍にとっては、この掃討つまり虐殺が「解放」であったというのではないだろうか。

衛星画像がもっと前に虐殺した映像を記録しているとして、ロシア軍の虐殺は明らかだと言うが、ロシアの国連大使が言うように、衛星画像の修正・捏造など簡単なことだろう。

それよりも記事に書いたような「都市の浄化」「ロシア軍の妨害工作員や共犯者から解放」がどんな意味を持っているのかを解明する方が大事であろう。


アゾフ連隊が、ロシア軍の妨害工作員や共犯者と決めつけて、住民を見境もなく、殺戮したとするなら、こちらの方こそブチャ住民は恐ろしい場面を目撃しているはずであり、ブチャ市長も真実を知る者のひとりであろう。しかし、真実を言うことは不可能だ。下手なことをいえば、ロシア軍に協力した破壊工作員又は共犯者として処刑されるに違いないからである。

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