63. 2020年8月24日 18:10:12 : 0Hsw1GDYus : b1BrclNWN0gwSG8=[1]
ヴェノナ文書について、阿修羅で最初に紹介したのは、おそらくは私である。
いつ頃からかその始期は知らないが、私が阿修羅を訪れるようになった2014年にかけて、阿修羅では、ジョンコールマン著・太田龍翻訳の書籍である「真珠湾コンスピラシー」を⑴から⑽まで盲信する小沢一郎支持者という投稿者に溢れ、「フランクリンルーズヴェルト=白人=ユダヤ資本」という3つの悪を1つに括って「=反米」という概念を「阿修羅掲示板の意見」と定めた風潮だった。
ルーズヴェルト政権が、コミンテルンのスパイによって成立させられていた事実や、ハルノートと言われる最後通牒とされた文書の反訳、関東軍参謀本部の瀬島龍三および志位和夫の叔父である志位正二のコミンテルンとの内通交信など、真珠湾攻撃を仕組んだ者の正体が、共産主義者であった事実は、彼らには相当ショックだったのだろうか、私のヴェノナ文書紹介ののち一人歩きし、次第に阿修羅に浸透した。
小沢一郎支持者とぶち上げながら、何故か共産主義者という、阿修羅掲示板独特の論者は、一人減り、二人減り、最後に残った日高見連邦共和国も2ヶ月前から活動を停止して、どうやら自然消滅という体を装って阿修羅から撤退・書き込み者としては残留しているだろうから「転進」ということになるのだろう。
阿修羅掲示板が、何者かに乗っ取られたという噂は当時からよくあって、それまでの阿修羅掲示板とは、副島隆彦とかリチャードコシミズとベンジャミンフルフォードという、陰謀論の大家による考証をさらに熟成させるといった掲示板であったものから、これらを排除して、新左翼・太田龍の陰謀論に全面的に乗り換えた状態と言えた。
私は、副島隆彦・リチャードコシミズ・西岡ドクター時代の阿修羅を知らないが、太田龍が刊行した全ての書籍は、太田龍自身、ヴェノナ文書を知らずに書いているため、ヴェノナ文書(キエフ資本グリーンバーグの都合が日米開戦の本当の理由)によって、阿修羅が副島隆彦らを締め出した政治的ストーリーは太田龍の誤りで、その根幹・原理が否定される事実は提示された。
現在、阿修羅では、フランクリンルーズヴェルトを批判する書き込みはほとんど無い。
これは、阿修羅の投稿者たちには、今でもコミンテルンの方針は至上の世界戦略であることを反証するに足る事実で、ルーズヴェルト政権のやったことがコミンテルンの意思なら、それを正当化しようというストーリーを模索中と思われる。
(ちなみに、コミンテルンの当時からのメンバーで、現在の世界に影響を与え続ける巨人とはウラジミルプーチンである)
副島隆彦・リチャードコシミズらを追放した、現在の阿修羅掲示板の経営メンバーとは、小沢一郎疑獄事件の時、志岐武彦(大陸出身で関西電労連の影の大物という典型的新左翼)vs森ゆうこという対局図に集約された「X氏というロシアサーバへのアクセス権を自在に操る民間人」が、これに当たるのだろう。
その関西電労連の大物で大陸出身者という志岐武彦の情報源X氏とは、一人称で語られる一組のコミューンで、当事件スポークスマン的に登場してきた八木啓代と、八木の口調でその活躍が物語られた郷原信郎弁護士らのグループだろう。
彼らは、戦後の反アメリカ原理主義(共産ゲリラ)の行動について、新たに正義認定するイデオロギーの再構築に迫られ、彼らのバイブルであった太田教である旧陰謀論を捨て、新(または真)陰謀論を構築中というのが現在のステイタスなのか?
(=山本太郎は、その共匪が、自分たちを自粛警察に祭り上げた時、警察権力を振るう日本のヒトラーとして選んだ者なのだろうか?)