http://www.asyura2.com/acat/a/ax/axn/aXNZRXJid0ZXZi4=/100000.html
56. 中川隆[-11093] koaQ7Jey 2024年3月28日 18:17:54 : 8S14nzMoLM : aXNZRXJid0ZXZi4=[1]
【世界は今...#388】アメリカのタブー 近親相姦の驚く数字[桜R6/3/6/27]
https://www.youtube.com/watch?v=fdZ91iMkXDM
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/418.html#c56
31. 中川隆[-11092] koaQ7Jey 2024年3月28日 18:26:27 : 8S14nzMoLM : aXNZRXJid0ZXZi4=[2]
2024.03.28
https://www.thutmosev.com/archives/76275249mmm.html
平均値と中央値の乖離がひどすぎて、この統計は嘘だと言える
https://mcpass.jp/media/article003.html 【世帯・年代別】貯蓄の平均額はいくら?データから見る貯めておきたいお金の目安 _ おかねのコンパスメディア
平均貯蓄はまったく信用できない
政府調査によると個人が保有する金融資産は23年12月末時点で2141兆円と過去最高を更新し前年から5.1%増も増えた
日本の世帯あたり貯蓄額の平均は22年に1901万円だったが、実態とかけ離れ過ぎていてほとんど実感がないのではないだろうか
調査は二人以上世帯で単身者は含まれず一人あたりではないので、一人当たり貯蓄額よりかなり多めになる
二人以上世帯の貯蓄高は1901万円で前年に比べ1.1%増加し4年連続の増加、貯蓄保有世帯の中央値は1168万円だったがこれもかなり誤解を招く表現です
貯蓄保有世帯の中央値は1168万円だったが貯蓄が無い13.4%の世帯を最初から除外していて、しかも単身世帯も最初から居ない人のように扱っています
単身世帯の金融資産の平均は645万円で、金融資産を持たない人の割合は38%、母子世帯の場合は327万2千円でした
この統計の「平均値」は資産1兆円のような人が数字を吊り上げてしまうので、人数の中心である中央値のほうが実態に近い
2人以上世帯の金融資産の中央値は419万円で平均値の1901万円とかけ離れていて、単身者では平均値645万円に対し中央値は45万円と少額です
平均値と中央値の差は非常に大きく子供がいる夫婦世帯の平均が1060万円に対して中央値は500万円などこの統計は一言で言って「めちゃくちゃ」です
一方で二人以上の世帯の1世帯当たり負債現在高の平均は576万円で、中央値は1231万円とこちらは中央値のほうが遥かに高額になっています
多くの2人以上世帯は金融資産が419万円で負債の方は1231万円、この多額の負債はおそらく住宅ローンだと思われます
2人以上世帯の4割が負債を持っていて、負債額の9割を土地や住宅を取得した費用が占めていました
老人は金を使わず若者は金がない
日本の多くの世帯が1000万円以上の貯蓄を持っているのだが、まだ実感よりかなり多すぎる気がします
40歳未満の平均貯蓄額は812万円、40歳代は1160万円、年齢が増えるほど増えていき、70歳以上は2411万円も持っています
40歳未満と一緒くたにされていますが、年齢が下がると貯蓄額も下がり、20代前半や10代では多くの世帯が貯蓄ゼロだと思います
つまり日本人の世帯平均貯蓄が1900万円というのは60歳以上だけの話であり、中央値だと70歳以上の世帯だけです
40歳未満の平均貯蓄額は812万円ですが、逆に負債額(借金)は若い世代ほど多く、40歳未満では平均1469万円でした
40歳未満は平均すると貯蓄が812万円で負債が1469万円もあり、差し引きするとマイナス657万円でした
そのうえ平均と中央値のマジックがあって実際の中央値はもっと貯蓄は少なく負債はもっと多くなっています
逆に70歳以上の高齢者世帯は貯蓄が2411万円で負債が90万円しかなく、平均するとプラス2321万円でした
しかも日本では公的負担が少ないなど高齢者は色々と優遇されていて若者ほど重税でサービスは悪い、「老人優遇」となっています
これでは若者は結婚したくてもできないし、子供が欲しくても産めず消費したくても消費できないわけです
10代、20代、30代はマイナス資産で、40代でやっとプラマイゼロ、50代でプラスになるが今後は「年をとれば自動的に収入が増える」という社会ではなくなっています
年功序列・終身雇用・完全保険のもっとも美味しい部分を60代以上がとってしまい、30代以下はそのツケを払っています
40代以下の世帯は借金が多く資産マイナスなので消費するどころではなく、60代以上の世帯は金が余っているが「老後が不安だ」と言ってお金を使わず消費をしません
こういう事が日本の消費不況になっているので、老人から若者にお金が移動する仕組みを作らない限り消費は改善しにくい
https://www.thutmosev.com/archives/76275249mmm.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/697.html#c31
19. 中川隆[-11091] koaQ7Jey 2024年3月28日 18:26:59 : 8S14nzMoLM : aXNZRXJid0ZXZi4=[3]
2024.03.28
https://www.thutmosev.com/archives/76275249mmm.html
平均値と中央値の乖離がひどすぎて、この統計は嘘だと言える
https://mcpass.jp/media/article003.html 【世帯・年代別】貯蓄の平均額はいくら?データから見る貯めておきたいお金の目安 _ おかねのコンパスメディア
平均貯蓄はまったく信用できない
政府調査によると個人が保有する金融資産は23年12月末時点で2141兆円と過去最高を更新し前年から5.1%増も増えた
日本の世帯あたり貯蓄額の平均は22年に1901万円だったが、実態とかけ離れ過ぎていてほとんど実感がないのではないだろうか
調査は二人以上世帯で単身者は含まれず一人あたりではないので、一人当たり貯蓄額よりかなり多めになる
二人以上世帯の貯蓄高は1901万円で前年に比べ1.1%増加し4年連続の増加、貯蓄保有世帯の中央値は1168万円だったがこれもかなり誤解を招く表現です
貯蓄保有世帯の中央値は1168万円だったが貯蓄が無い13.4%の世帯を最初から除外していて、しかも単身世帯も最初から居ない人のように扱っています
単身世帯の金融資産の平均は645万円で、金融資産を持たない人の割合は38%、母子世帯の場合は327万2千円でした
この統計の「平均値」は資産1兆円のような人が数字を吊り上げてしまうので、人数の中心である中央値のほうが実態に近い
2人以上世帯の金融資産の中央値は419万円で平均値の1901万円とかけ離れていて、単身者では平均値645万円に対し中央値は45万円と少額です
平均値と中央値の差は非常に大きく子供がいる夫婦世帯の平均が1060万円に対して中央値は500万円などこの統計は一言で言って「めちゃくちゃ」です
一方で二人以上の世帯の1世帯当たり負債現在高の平均は576万円で、中央値は1231万円とこちらは中央値のほうが遥かに高額になっています
多くの2人以上世帯は金融資産が419万円で負債の方は1231万円、この多額の負債はおそらく住宅ローンだと思われます
2人以上世帯の4割が負債を持っていて、負債額の9割を土地や住宅を取得した費用が占めていました
老人は金を使わず若者は金がない
日本の多くの世帯が1000万円以上の貯蓄を持っているのだが、まだ実感よりかなり多すぎる気がします
40歳未満の平均貯蓄額は812万円、40歳代は1160万円、年齢が増えるほど増えていき、70歳以上は2411万円も持っています
40歳未満と一緒くたにされていますが、年齢が下がると貯蓄額も下がり、20代前半や10代では多くの世帯が貯蓄ゼロだと思います
つまり日本人の世帯平均貯蓄が1900万円というのは60歳以上だけの話であり、中央値だと70歳以上の世帯だけです
40歳未満の平均貯蓄額は812万円ですが、逆に負債額(借金)は若い世代ほど多く、40歳未満では平均1469万円でした
40歳未満は平均すると貯蓄が812万円で負債が1469万円もあり、差し引きするとマイナス657万円でした
そのうえ平均と中央値のマジックがあって実際の中央値はもっと貯蓄は少なく負債はもっと多くなっています
逆に70歳以上の高齢者世帯は貯蓄が2411万円で負債が90万円しかなく、平均するとプラス2321万円でした
しかも日本では公的負担が少ないなど高齢者は色々と優遇されていて若者ほど重税でサービスは悪い、「老人優遇」となっています
これでは若者は結婚したくてもできないし、子供が欲しくても産めず消費したくても消費できないわけです
10代、20代、30代はマイナス資産で、40代でやっとプラマイゼロ、50代でプラスになるが今後は「年をとれば自動的に収入が増える」という社会ではなくなっています
年功序列・終身雇用・完全保険のもっとも美味しい部分を60代以上がとってしまい、30代以下はそのツケを払っています
40代以下の世帯は借金が多く資産マイナスなので消費するどころではなく、60代以上の世帯は金が余っているが「老後が不安だ」と言ってお金を使わず消費をしません
こういう事が日本の消費不況になっているので、老人から若者にお金が移動する仕組みを作らない限り消費は改善しにくい
https://www.thutmosev.com/archives/76275249mmm.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/877.html#c19
24. 中川隆[-11090] koaQ7Jey 2024年3月28日 18:27:20 : 8S14nzMoLM : aXNZRXJid0ZXZi4=[4]
2024.03.28
https://www.thutmosev.com/archives/76275249mmm.html
平均値と中央値の乖離がひどすぎて、この統計は嘘だと言える
https://mcpass.jp/media/article003.html 【世帯・年代別】貯蓄の平均額はいくら?データから見る貯めておきたいお金の目安 _ おかねのコンパスメディア
平均貯蓄はまったく信用できない
政府調査によると個人が保有する金融資産は23年12月末時点で2141兆円と過去最高を更新し前年から5.1%増も増えた
日本の世帯あたり貯蓄額の平均は22年に1901万円だったが、実態とかけ離れ過ぎていてほとんど実感がないのではないだろうか
調査は二人以上世帯で単身者は含まれず一人あたりではないので、一人当たり貯蓄額よりかなり多めになる
二人以上世帯の貯蓄高は1901万円で前年に比べ1.1%増加し4年連続の増加、貯蓄保有世帯の中央値は1168万円だったがこれもかなり誤解を招く表現です
貯蓄保有世帯の中央値は1168万円だったが貯蓄が無い13.4%の世帯を最初から除外していて、しかも単身世帯も最初から居ない人のように扱っています
単身世帯の金融資産の平均は645万円で、金融資産を持たない人の割合は38%、母子世帯の場合は327万2千円でした
この統計の「平均値」は資産1兆円のような人が数字を吊り上げてしまうので、人数の中心である中央値のほうが実態に近い
2人以上世帯の金融資産の中央値は419万円で平均値の1901万円とかけ離れていて、単身者では平均値645万円に対し中央値は45万円と少額です
平均値と中央値の差は非常に大きく子供がいる夫婦世帯の平均が1060万円に対して中央値は500万円などこの統計は一言で言って「めちゃくちゃ」です
一方で二人以上の世帯の1世帯当たり負債現在高の平均は576万円で、中央値は1231万円とこちらは中央値のほうが遥かに高額になっています
多くの2人以上世帯は金融資産が419万円で負債の方は1231万円、この多額の負債はおそらく住宅ローンだと思われます
2人以上世帯の4割が負債を持っていて、負債額の9割を土地や住宅を取得した費用が占めていました
老人は金を使わず若者は金がない
日本の多くの世帯が1000万円以上の貯蓄を持っているのだが、まだ実感よりかなり多すぎる気がします
40歳未満の平均貯蓄額は812万円、40歳代は1160万円、年齢が増えるほど増えていき、70歳以上は2411万円も持っています
40歳未満と一緒くたにされていますが、年齢が下がると貯蓄額も下がり、20代前半や10代では多くの世帯が貯蓄ゼロだと思います
つまり日本人の世帯平均貯蓄が1900万円というのは60歳以上だけの話であり、中央値だと70歳以上の世帯だけです
40歳未満の平均貯蓄額は812万円ですが、逆に負債額(借金)は若い世代ほど多く、40歳未満では平均1469万円でした
40歳未満は平均すると貯蓄が812万円で負債が1469万円もあり、差し引きするとマイナス657万円でした
そのうえ平均と中央値のマジックがあって実際の中央値はもっと貯蓄は少なく負債はもっと多くなっています
逆に70歳以上の高齢者世帯は貯蓄が2411万円で負債が90万円しかなく、平均するとプラス2321万円でした
しかも日本では公的負担が少ないなど高齢者は色々と優遇されていて若者ほど重税でサービスは悪い、「老人優遇」となっています
これでは若者は結婚したくてもできないし、子供が欲しくても産めず消費したくても消費できないわけです
10代、20代、30代はマイナス資産で、40代でやっとプラマイゼロ、50代でプラスになるが今後は「年をとれば自動的に収入が増える」という社会ではなくなっています
年功序列・終身雇用・完全保険のもっとも美味しい部分を60代以上がとってしまい、30代以下はそのツケを払っています
40代以下の世帯は借金が多く資産マイナスなので消費するどころではなく、60代以上の世帯は金が余っているが「老後が不安だ」と言ってお金を使わず消費をしません
こういう事が日本の消費不況になっているので、老人から若者にお金が移動する仕組みを作らない限り消費は改善しにくい
https://www.thutmosev.com/archives/76275249mmm.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/954.html#c24
23. 中川隆[-11089] koaQ7Jey 2024年3月28日 18:27:35 : 8S14nzMoLM : aXNZRXJid0ZXZi4=[5]
2024.03.28
https://www.thutmosev.com/archives/76275249mmm.html
平均値と中央値の乖離がひどすぎて、この統計は嘘だと言える
https://mcpass.jp/media/article003.html 【世帯・年代別】貯蓄の平均額はいくら?データから見る貯めておきたいお金の目安 _ おかねのコンパスメディア
平均貯蓄はまったく信用できない
政府調査によると個人が保有する金融資産は23年12月末時点で2141兆円と過去最高を更新し前年から5.1%増も増えた
日本の世帯あたり貯蓄額の平均は22年に1901万円だったが、実態とかけ離れ過ぎていてほとんど実感がないのではないだろうか
調査は二人以上世帯で単身者は含まれず一人あたりではないので、一人当たり貯蓄額よりかなり多めになる
二人以上世帯の貯蓄高は1901万円で前年に比べ1.1%増加し4年連続の増加、貯蓄保有世帯の中央値は1168万円だったがこれもかなり誤解を招く表現です
貯蓄保有世帯の中央値は1168万円だったが貯蓄が無い13.4%の世帯を最初から除外していて、しかも単身世帯も最初から居ない人のように扱っています
単身世帯の金融資産の平均は645万円で、金融資産を持たない人の割合は38%、母子世帯の場合は327万2千円でした
この統計の「平均値」は資産1兆円のような人が数字を吊り上げてしまうので、人数の中心である中央値のほうが実態に近い
2人以上世帯の金融資産の中央値は419万円で平均値の1901万円とかけ離れていて、単身者では平均値645万円に対し中央値は45万円と少額です
平均値と中央値の差は非常に大きく子供がいる夫婦世帯の平均が1060万円に対して中央値は500万円などこの統計は一言で言って「めちゃくちゃ」です
一方で二人以上の世帯の1世帯当たり負債現在高の平均は576万円で、中央値は1231万円とこちらは中央値のほうが遥かに高額になっています
多くの2人以上世帯は金融資産が419万円で負債の方は1231万円、この多額の負債はおそらく住宅ローンだと思われます
2人以上世帯の4割が負債を持っていて、負債額の9割を土地や住宅を取得した費用が占めていました
老人は金を使わず若者は金がない
日本の多くの世帯が1000万円以上の貯蓄を持っているのだが、まだ実感よりかなり多すぎる気がします
40歳未満の平均貯蓄額は812万円、40歳代は1160万円、年齢が増えるほど増えていき、70歳以上は2411万円も持っています
40歳未満と一緒くたにされていますが、年齢が下がると貯蓄額も下がり、20代前半や10代では多くの世帯が貯蓄ゼロだと思います
つまり日本人の世帯平均貯蓄が1900万円というのは60歳以上だけの話であり、中央値だと70歳以上の世帯だけです
40歳未満の平均貯蓄額は812万円ですが、逆に負債額(借金)は若い世代ほど多く、40歳未満では平均1469万円でした
40歳未満は平均すると貯蓄が812万円で負債が1469万円もあり、差し引きするとマイナス657万円でした
そのうえ平均と中央値のマジックがあって実際の中央値はもっと貯蓄は少なく負債はもっと多くなっています
逆に70歳以上の高齢者世帯は貯蓄が2411万円で負債が90万円しかなく、平均するとプラス2321万円でした
しかも日本では公的負担が少ないなど高齢者は色々と優遇されていて若者ほど重税でサービスは悪い、「老人優遇」となっています
これでは若者は結婚したくてもできないし、子供が欲しくても産めず消費したくても消費できないわけです
10代、20代、30代はマイナス資産で、40代でやっとプラマイゼロ、50代でプラスになるが今後は「年をとれば自動的に収入が増える」という社会ではなくなっています
年功序列・終身雇用・完全保険のもっとも美味しい部分を60代以上がとってしまい、30代以下はそのツケを払っています
40代以下の世帯は借金が多く資産マイナスなので消費するどころではなく、60代以上の世帯は金が余っているが「老後が不安だ」と言ってお金を使わず消費をしません
こういう事が日本の消費不況になっているので、老人から若者にお金が移動する仕組みを作らない限り消費は改善しにくい
https://www.thutmosev.com/archives/76275249mmm.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1570.html#c23
38. 中川隆[-11088] koaQ7Jey 2024年3月28日 18:28:06 : 8S14nzMoLM : aXNZRXJid0ZXZi4=[6]
2024.03.28
https://www.thutmosev.com/archives/76275249mmm.html
平均値と中央値の乖離がひどすぎて、この統計は嘘だと言える
https://mcpass.jp/media/article003.html 【世帯・年代別】貯蓄の平均額はいくら?データから見る貯めておきたいお金の目安 _ おかねのコンパスメディア
平均貯蓄はまったく信用できない
政府調査によると個人が保有する金融資産は23年12月末時点で2141兆円と過去最高を更新し前年から5.1%増も増えた
日本の世帯あたり貯蓄額の平均は22年に1901万円だったが、実態とかけ離れ過ぎていてほとんど実感がないのではないだろうか
調査は二人以上世帯で単身者は含まれず一人あたりではないので、一人当たり貯蓄額よりかなり多めになる
二人以上世帯の貯蓄高は1901万円で前年に比べ1.1%増加し4年連続の増加、貯蓄保有世帯の中央値は1168万円だったがこれもかなり誤解を招く表現です
貯蓄保有世帯の中央値は1168万円だったが貯蓄が無い13.4%の世帯を最初から除外していて、しかも単身世帯も最初から居ない人のように扱っています
単身世帯の金融資産の平均は645万円で、金融資産を持たない人の割合は38%、母子世帯の場合は327万2千円でした
この統計の「平均値」は資産1兆円のような人が数字を吊り上げてしまうので、人数の中心である中央値のほうが実態に近い
2人以上世帯の金融資産の中央値は419万円で平均値の1901万円とかけ離れていて、単身者では平均値645万円に対し中央値は45万円と少額です
平均値と中央値の差は非常に大きく子供がいる夫婦世帯の平均が1060万円に対して中央値は500万円などこの統計は一言で言って「めちゃくちゃ」です
一方で二人以上の世帯の1世帯当たり負債現在高の平均は576万円で、中央値は1231万円とこちらは中央値のほうが遥かに高額になっています
多くの2人以上世帯は金融資産が419万円で負債の方は1231万円、この多額の負債はおそらく住宅ローンだと思われます
2人以上世帯の4割が負債を持っていて、負債額の9割を土地や住宅を取得した費用が占めていました
老人は金を使わず若者は金がない
日本の多くの世帯が1000万円以上の貯蓄を持っているのだが、まだ実感よりかなり多すぎる気がします
40歳未満の平均貯蓄額は812万円、40歳代は1160万円、年齢が増えるほど増えていき、70歳以上は2411万円も持っています
40歳未満と一緒くたにされていますが、年齢が下がると貯蓄額も下がり、20代前半や10代では多くの世帯が貯蓄ゼロだと思います
つまり日本人の世帯平均貯蓄が1900万円というのは60歳以上だけの話であり、中央値だと70歳以上の世帯だけです
40歳未満の平均貯蓄額は812万円ですが、逆に負債額(借金)は若い世代ほど多く、40歳未満では平均1469万円でした
40歳未満は平均すると貯蓄が812万円で負債が1469万円もあり、差し引きするとマイナス657万円でした
そのうえ平均と中央値のマジックがあって実際の中央値はもっと貯蓄は少なく負債はもっと多くなっています
逆に70歳以上の高齢者世帯は貯蓄が2411万円で負債が90万円しかなく、平均するとプラス2321万円でした
しかも日本では公的負担が少ないなど高齢者は色々と優遇されていて若者ほど重税でサービスは悪い、「老人優遇」となっています
これでは若者は結婚したくてもできないし、子供が欲しくても産めず消費したくても消費できないわけです
10代、20代、30代はマイナス資産で、40代でやっとプラマイゼロ、50代でプラスになるが今後は「年をとれば自動的に収入が増える」という社会ではなくなっています
年功序列・終身雇用・完全保険のもっとも美味しい部分を60代以上がとってしまい、30代以下はそのツケを払っています
40代以下の世帯は借金が多く資産マイナスなので消費するどころではなく、60代以上の世帯は金が余っているが「老後が不安だ」と言ってお金を使わず消費をしません
こういう事が日本の消費不況になっているので、老人から若者にお金が移動する仕組みを作らない限り消費は改善しにくい
https://www.thutmosev.com/archives/76275249mmm.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/220.html#c38
6. 中川隆[-11087] koaQ7Jey 2024年3月28日 18:28:20 : 8S14nzMoLM : aXNZRXJid0ZXZi4=[7]
2024.03.28
https://www.thutmosev.com/archives/76275249mmm.html
平均値と中央値の乖離がひどすぎて、この統計は嘘だと言える
https://mcpass.jp/media/article003.html 【世帯・年代別】貯蓄の平均額はいくら?データから見る貯めておきたいお金の目安 _ おかねのコンパスメディア
平均貯蓄はまったく信用できない
政府調査によると個人が保有する金融資産は23年12月末時点で2141兆円と過去最高を更新し前年から5.1%増も増えた
日本の世帯あたり貯蓄額の平均は22年に1901万円だったが、実態とかけ離れ過ぎていてほとんど実感がないのではないだろうか
調査は二人以上世帯で単身者は含まれず一人あたりではないので、一人当たり貯蓄額よりかなり多めになる
二人以上世帯の貯蓄高は1901万円で前年に比べ1.1%増加し4年連続の増加、貯蓄保有世帯の中央値は1168万円だったがこれもかなり誤解を招く表現です
貯蓄保有世帯の中央値は1168万円だったが貯蓄が無い13.4%の世帯を最初から除外していて、しかも単身世帯も最初から居ない人のように扱っています
単身世帯の金融資産の平均は645万円で、金融資産を持たない人の割合は38%、母子世帯の場合は327万2千円でした
この統計の「平均値」は資産1兆円のような人が数字を吊り上げてしまうので、人数の中心である中央値のほうが実態に近い
2人以上世帯の金融資産の中央値は419万円で平均値の1901万円とかけ離れていて、単身者では平均値645万円に対し中央値は45万円と少額です
平均値と中央値の差は非常に大きく子供がいる夫婦世帯の平均が1060万円に対して中央値は500万円などこの統計は一言で言って「めちゃくちゃ」です
一方で二人以上の世帯の1世帯当たり負債現在高の平均は576万円で、中央値は1231万円とこちらは中央値のほうが遥かに高額になっています
多くの2人以上世帯は金融資産が419万円で負債の方は1231万円、この多額の負債はおそらく住宅ローンだと思われます
2人以上世帯の4割が負債を持っていて、負債額の9割を土地や住宅を取得した費用が占めていました
老人は金を使わず若者は金がない
日本の多くの世帯が1000万円以上の貯蓄を持っているのだが、まだ実感よりかなり多すぎる気がします
40歳未満の平均貯蓄額は812万円、40歳代は1160万円、年齢が増えるほど増えていき、70歳以上は2411万円も持っています
40歳未満と一緒くたにされていますが、年齢が下がると貯蓄額も下がり、20代前半や10代では多くの世帯が貯蓄ゼロだと思います
つまり日本人の世帯平均貯蓄が1900万円というのは60歳以上だけの話であり、中央値だと70歳以上の世帯だけです
40歳未満の平均貯蓄額は812万円ですが、逆に負債額(借金)は若い世代ほど多く、40歳未満では平均1469万円でした
40歳未満は平均すると貯蓄が812万円で負債が1469万円もあり、差し引きするとマイナス657万円でした
そのうえ平均と中央値のマジックがあって実際の中央値はもっと貯蓄は少なく負債はもっと多くなっています
逆に70歳以上の高齢者世帯は貯蓄が2411万円で負債が90万円しかなく、平均するとプラス2321万円でした
しかも日本では公的負担が少ないなど高齢者は色々と優遇されていて若者ほど重税でサービスは悪い、「老人優遇」となっています
これでは若者は結婚したくてもできないし、子供が欲しくても産めず消費したくても消費できないわけです
10代、20代、30代はマイナス資産で、40代でやっとプラマイゼロ、50代でプラスになるが今後は「年をとれば自動的に収入が増える」という社会ではなくなっています
年功序列・終身雇用・完全保険のもっとも美味しい部分を60代以上がとってしまい、30代以下はそのツケを払っています
40代以下の世帯は借金が多く資産マイナスなので消費するどころではなく、60代以上の世帯は金が余っているが「老後が不安だ」と言ってお金を使わず消費をしません
こういう事が日本の消費不況になっているので、老人から若者にお金が移動する仕組みを作らない限り消費は改善しにくい
https://www.thutmosev.com/archives/76275249mmm.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1180.html#c6
35. 中川隆[-11086] koaQ7Jey 2024年3月28日 20:04:35 : 8S14nzMoLM : aXNZRXJid0ZXZi4=[8]
2024.03.28
https://www.thutmosev.com/archives/77069161.html
東京の家賃は欧米よりかなり安い
https://www.s-housing.jp/archives/310279 2022年の東京のワンルーム25平米の平均家賃は? _ 新建ハウジング
欧米と比べて日本の家賃は激安
欧米先進国では2010年代から主要都市の家賃が高騰し始めて、新型コロナの3年間を経て事態は深刻化し多くのホームレスを生み出している
アメリカの主要都市では中心部の家賃がワンルーム2000ドル(30万円)以上でファミリー向け物件は4000ドル(60万円)以上になっている
NYマンハッタンではワンルーム50万円ファミリー向け80万円以上にもなっていて、欧州の一部の国でも同じようになっていてカナダやオーストラリアも家賃上昇が社会問題になっている
ちゃんとした仕事をしていて収入もあるのに家賃を払えない人が続出し、どの国も数万人や数十万人単位のホームレスが発生している
一方日本ではホームレスは非常に少なく、ネットカフェなどに宿泊する住宅難民が居るとしても他の国よりはかなり少ない
これには日本の家賃の安さが貢献しているのは間違いなく、もし東京でワンルーム20万円以上だったら多くのホームレスが出ていた
東京23区の平均家賃はワンルーム5万円台(葛飾・江戸川区)から10万円台(千代田・港区)で中央値は8万円台だった(「SUUMO」より)
同じくファミリー向け2LDKの平均家賃は10万円台(足立・葛飾区)から港区の31万円までで、中央値は17万円程度でした
これは欧米主要都市と比べて1/3以下で、もっと安い東京都営住宅は平均的な家賃が2万1000円と説明されています
公営住宅では高齢者などが家賃無料で住んでいる事もあるので、家賃という面で東京の人は欧米諸国よりもかなり恵まれています
しかもこれら東京の家賃は「平均」なのでもっと安い物件もあり、多少の事を我慢するなら相場よりかなり安い物件も存在しています
訳アリ物件では「事故物件」が話題になったが他にも築古物件や狭小物件、風呂トイレなし(共用)物件などが存在します
激安家賃の物件多し
多くの賃貸マンション・アパートには風呂がついているが風呂なし物件も存在し、古い木造アパートが多いが現代でも一定の需要があります
風呂があるメリットは書かなくても分かりますが、風呂が存在するデメリットには普通は気づきにくいでしょう
風呂のデメリットはまずバスルームとして狭い部屋に相当する面積を取られ、同じ家賃なら確実に狭くなり同じ広さなら居住スペースは狭い
風呂を設置するには水回りの設備も必要になり狭いうえに高額家賃を支払い、掃除も面倒だし掃除をサボるとカビだらけになる
風呂をなくす事でこれらの面倒から解放され広い部屋に住めるので、風呂が要らない人には無くても良い(欧米人のようにシャワーだけ浴びるなど)
風呂がなくても毎日身体を洗う必要があるのでシャワーがついているタイプがあり、トイレと一体化した風呂なしのユニットバスのようなものです
低家賃で風呂がない部屋はトイレが各部屋になくて共同という場合があり、昭和前半のアパートはだいたいこのパターンだったが現在では珍しくなった
風呂なし、トイレ付き物件なら東京都内で5万円以下、風呂トイレなしなら4万円以下で借りることができるとされています
こうした格安賃貸物件の多くは昭和40年代から50年代築で新しくはないが、築年数でいえばUR賃貸も昭和50年前後の物件が多いので、そう変わらない
新築物件でもあえて風呂なしにすることで部屋を広くしたり家賃を低く設定している場合もあり、話題になったシェハウスのような形式では各自の部屋に風呂トイレが無い
欧米諸国でホームレスが非常に多い都市にはこうした格安物件がないか既に移民で満室になっていて、高い家賃を払うかホームレスになるかの両極端になっている
東京大阪愛知などには ドヤと呼ばれる簡易宿所がありだいたい4万円台で生活保護の家賃に合うようになっていて、保護を受けなくてもこうした宿にアパートとして住むこともできる
https://www.thutmosev.com/archives/77069161.html
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/522.html#c35
321. 中川隆[-11085] koaQ7Jey 2024年3月28日 20:06:14 : 8S14nzMoLM : aXNZRXJid0ZXZi4=[9]
2024.03.28
https://www.thutmosev.com/archives/77069161.html
東京の家賃は欧米よりかなり安い
https://www.s-housing.jp/archives/310279 2022年の東京のワンルーム25平米の平均家賃は? _ 新建ハウジング
欧米と比べて日本の家賃は激安
欧米先進国では2010年代から主要都市の家賃が高騰し始めて、新型コロナの3年間を経て事態は深刻化し多くのホームレスを生み出している
アメリカの主要都市では中心部の家賃がワンルーム2000ドル(30万円)以上でファミリー向け物件は4000ドル(60万円)以上になっている
NYマンハッタンではワンルーム50万円ファミリー向け80万円以上にもなっていて、欧州の一部の国でも同じようになっていてカナダやオーストラリアも家賃上昇が社会問題になっている
ちゃんとした仕事をしていて収入もあるのに家賃を払えない人が続出し、どの国も数万人や数十万人単位のホームレスが発生している
一方日本ではホームレスは非常に少なく、ネットカフェなどに宿泊する住宅難民が居るとしても他の国よりはかなり少ない
これには日本の家賃の安さが貢献しているのは間違いなく、もし東京でワンルーム20万円以上だったら多くのホームレスが出ていた
東京23区の平均家賃はワンルーム5万円台(葛飾・江戸川区)から10万円台(千代田・港区)で中央値は8万円台だった(「SUUMO」より)
同じくファミリー向け2LDKの平均家賃は10万円台(足立・葛飾区)から港区の31万円までで、中央値は17万円程度でした
これは欧米主要都市と比べて1/3以下で、もっと安い東京都営住宅は平均的な家賃が2万1000円と説明されています
公営住宅では高齢者などが家賃無料で住んでいる事もあるので、家賃という面で東京の人は欧米諸国よりもかなり恵まれています
しかもこれら東京の家賃は「平均」なのでもっと安い物件もあり、多少の事を我慢するなら相場よりかなり安い物件も存在しています
訳アリ物件では「事故物件」が話題になったが他にも築古物件や狭小物件、風呂トイレなし(共用)物件などが存在します
激安家賃の物件多し
多くの賃貸マンション・アパートには風呂がついているが風呂なし物件も存在し、古い木造アパートが多いが現代でも一定の需要があります
風呂があるメリットは書かなくても分かりますが、風呂が存在するデメリットには普通は気づきにくいでしょう
風呂のデメリットはまずバスルームとして狭い部屋に相当する面積を取られ、同じ家賃なら確実に狭くなり同じ広さなら居住スペースは狭い
風呂を設置するには水回りの設備も必要になり狭いうえに高額家賃を支払い、掃除も面倒だし掃除をサボるとカビだらけになる
風呂をなくす事でこれらの面倒から解放され広い部屋に住めるので、風呂が要らない人には無くても良い(欧米人のようにシャワーだけ浴びるなど)
風呂がなくても毎日身体を洗う必要があるのでシャワーがついているタイプがあり、トイレと一体化した風呂なしのユニットバスのようなものです
低家賃で風呂がない部屋はトイレが各部屋になくて共同という場合があり、昭和前半のアパートはだいたいこのパターンだったが現在では珍しくなった
風呂なし、トイレ付き物件なら東京都内で5万円以下、風呂トイレなしなら4万円以下で借りることができるとされています
こうした格安賃貸物件の多くは昭和40年代から50年代築で新しくはないが、築年数でいえばUR賃貸も昭和50年前後の物件が多いので、そう変わらない
新築物件でもあえて風呂なしにすることで部屋を広くしたり家賃を低く設定している場合もあり、話題になったシェハウスのような形式では各自の部屋に風呂トイレが無い
欧米諸国でホームレスが非常に多い都市にはこうした格安物件がないか既に移民で満室になっていて、高い家賃を払うかホームレスになるかの両極端になっている
東京大阪愛知などにはドヤと呼ばれる簡易宿所がありだいたい4万円台で生活保護の家賃に合うようになっていて、保護を受けなくてもこうした宿にアパートとして住むこともできる
https://www.thutmosev.com/archives/77069161.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/615.html#c321
29. 中川隆[-11084] koaQ7Jey 2024年3月28日 20:08:29 : 8S14nzMoLM : aXNZRXJid0ZXZi4=[10]
2024.03.28
https://www.thutmosev.com/archives/77069161.html
東京の家賃は欧米よりかなり安い
https://www.s-housing.jp/archives/310279 2022年の東京のワンルーム25平米の平均家賃は? _ 新建ハウジング
欧米と比べて日本の家賃は激安
欧米先進国では2010年代から主要都市の家賃が高騰し始めて、新型コロナの3年間を経て事態は深刻化し多くのホームレスを生み出している
アメリカの主要都市では中心部の家賃がワンルーム2000ドル(30万円)以上でファミリー向け物件は4000ドル(60万円)以上になっている
NYマンハッタンではワンルーム50万円ファミリー向け80万円以上にもなっていて、欧州の一部の国でも同じようになっていてカナダやオーストラリアも家賃上昇が社会問題になっている
ちゃんとした仕事をしていて収入もあるのに家賃を払えない人が続出し、どの国も数万人や数十万人単位のホームレスが発生している
一方日本ではホームレスは非常に少なく、ネットカフェなどに宿泊する住宅難民が居るとしても他の国よりはかなり少ない
これには日本の家賃の安さが貢献しているのは間違いなく、もし東京でワンルーム20万円以上だったら多くのホームレスが出ていた
東京23区の平均家賃はワンルーム5万円台(葛飾・江戸川区)から10万円台(千代田・港区)で中央値は8万円台だった(「SUUMO」より)
同じくファミリー向け2LDKの平均家賃は10万円台(足立・葛飾区)から港区の31万円までで、中央値は17万円程度でした
これは欧米主要都市と比べて1/3以下で、もっと安い東京都営住宅は平均的な家賃が2万1000円と説明されています
公営住宅では高齢者などが家賃無料で住んでいる事もあるので、家賃という面で東京の人は欧米諸国よりもかなり恵まれています
しかもこれら東京の家賃は「平均」なのでもっと安い物件もあり、多少の事を我慢するなら相場よりかなり安い物件も存在しています
訳アリ物件では「事故物件」が話題になったが他にも築古物件や狭小物件、風呂トイレなし(共用)物件などが存在します
激安家賃の物件多し
多くの賃貸マンション・アパートには風呂がついているが風呂なし物件も存在し、古い木造アパートが多いが現代でも一定の需要があります
風呂があるメリットは書かなくても分かりますが、風呂が存在するデメリットには普通は気づきにくいでしょう
風呂のデメリットはまずバスルームとして狭い部屋に相当する面積を取られ、同じ家賃なら確実に狭くなり同じ広さなら居住スペースは狭い
風呂を設置するには水回りの設備も必要になり狭いうえに高額家賃を支払い、掃除も面倒だし掃除をサボるとカビだらけになる
風呂をなくす事でこれらの面倒から解放され広い部屋に住めるので、風呂が要らない人には無くても良い(欧米人のようにシャワーだけ浴びるなど)
風呂がなくても毎日身体を洗う必要があるのでシャワーがついているタイプがあり、トイレと一体化した風呂なしのユニットバスのようなものです
低家賃で風呂がない部屋はトイレが各部屋になくて共同という場合があり、昭和前半のアパートはだいたいこのパターンだったが現在では珍しくなった
風呂なし、トイレ付き物件なら東京都内で5万円以下、風呂トイレなしなら4万円以下で借りることができるとされています
こうした格安賃貸物件の多くは昭和40年代から50年代築で新しくはないが、築年数でいえばUR賃貸も昭和50年前後の物件が多いので、そう変わらない
新築物件でもあえて風呂なしにすることで部屋を広くしたり家賃を低く設定している場合もあり、話題になったシェハウスのような形式では各自の部屋に風呂トイレが無い
欧米諸国でホームレスが非常に多い都市にはこうした格安物件がないか既に移民で満室になっていて、高い家賃を払うかホームレスになるかの両極端になっている
東京大阪愛知などにはドヤと呼ばれる簡易宿所がありだいたい4万円台で生活保護の家賃に合うようになっていて、保護を受けなくてもこうした宿にアパートとして住むこともできる
https://www.thutmosev.com/archives/77069161.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/964.html#c29
35. 中川隆[-11083] koaQ7Jey 2024年3月28日 20:12:22 : 8S14nzMoLM : aXNZRXJid0ZXZi4=[11]
2024.03.28
https://www.thutmosev.com/archives/77069161.html
東京の家賃は欧米よりかなり安い
https://www.s-housing.jp/archives/310279 2022年の東京のワンルーム25平米の平均家賃は? _ 新建ハウジング
欧米と比べて日本の家賃は激安
欧米先進国では2010年代から主要都市の家賃が高騰し始めて、新型コロナの3年間を経て事態は深刻化し多くのホームレスを生み出している
アメリカの主要都市では中心部の家賃がワンルーム2000ドル(30万円)以上でファミリー向け物件は4000ドル(60万円)以上になっている
NYマンハッタンではワンルーム50万円ファミリー向け80万円以上にもなっていて、欧州の一部の国でも同じようになっていてカナダやオーストラリアも家賃上昇が社会問題になっている
ちゃんとした仕事をしていて収入もあるのに家賃を払えない人が続出し、どの国も数万人や数十万人単位のホームレスが発生している
一方日本ではホームレスは非常に少なく、ネットカフェなどに宿泊する住宅難民が居るとしても他の国よりはかなり少ない
これには日本の家賃の安さが貢献しているのは間違いなく、もし東京でワンルーム20万円以上だったら多くのホームレスが出ていた
東京23区の平均家賃はワンルーム5万円台(葛飾・江戸川区)から10万円台(千代田・港区)で中央値は8万円台だった(「SUUMO」より)
同じくファミリー向け2LDKの平均家賃は10万円台(足立・葛飾区)から港区の31万円までで、中央値は17万円程度でした
これは欧米主要都市と比べて1/3以下で、もっと安い東京都営住宅は平均的な家賃が2万1000円と説明されています
公営住宅では高齢者などが家賃無料で住んでいる事もあるので、家賃という面で東京の人は欧米諸国よりもかなり恵まれています
しかもこれら東京の家賃は「平均」なのでもっと安い物件もあり、多少の事を我慢するなら相場よりかなり安い物件も存在しています
訳アリ物件では「事故物件」が話題になったが他にも築古物件や狭小物件、風呂トイレなし(共用)物件などが存在します
激安家賃の物件多し
多くの賃貸マンション・アパートには風呂がついているが風呂なし物件も存在し、古い木造アパートが多いが現代でも一定の需要があります
風呂があるメリットは書かなくても分かりますが、風呂が存在するデメリットには普通は気づきにくいでしょう
風呂のデメリットはまずバスルームとして狭い部屋に相当する面積を取られ、同じ家賃なら確実に狭くなり同じ広さなら居住スペースは狭い
風呂を設置するには水回りの設備も必要になり狭いうえに高額家賃を支払い、掃除も面倒だし掃除をサボるとカビだらけになる
風呂をなくす事でこれらの面倒から解放され広い部屋に住めるので、風呂が要らない人には無くても良い(欧米人のようにシャワーだけ浴びるなど)
風呂がなくても毎日身体を洗う必要があるのでシャワーがついているタイプがあり、トイレと一体化した風呂なしのユニットバスのようなものです
低家賃で風呂がない部屋はトイレが各部屋になくて共同という場合があり、昭和前半のアパートはだいたいこのパターンだったが現在では珍しくなった
風呂なし、トイレ付き物件なら東京都内で5万円以下、風呂トイレなしなら4万円以下で借りることができるとされています
こうした格安賃貸物件の多くは昭和40年代から50年代築で新しくはないが、築年数でいえばUR賃貸も昭和50年前後の物件が多いので、そう変わらない
新築物件でもあえて風呂なしにすることで部屋を広くしたり家賃を低く設定している場合もあり、話題になったシェハウスのような形式では各自の部屋に風呂トイレが無い
欧米諸国でホームレスが非常に多い都市にはこうした格安物件がないか既に移民で満室になっていて、高い家賃を払うかホームレスになるかの両極端になっている
東京大阪愛知などにはドヤと呼ばれる簡易宿所がありだいたい4万円台で生活保護の家賃に合うようになっていて、保護を受けなくてもこうした宿にアパートとして住むこともできる
https://www.thutmosev.com/archives/77069161.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/996.html#c35
22. 中川隆[-11082] koaQ7Jey 2024年3月28日 20:12:50 : 8S14nzMoLM : aXNZRXJid0ZXZi4=[12]
2024.03.28
https://www.thutmosev.com/archives/77069161.html
東京の家賃は欧米よりかなり安い
https://www.s-housing.jp/archives/310279 2022年の東京のワンルーム25平米の平均家賃は? _ 新建ハウジング
欧米と比べて日本の家賃は激安
欧米先進国では2010年代から主要都市の家賃が高騰し始めて、新型コロナの3年間を経て事態は深刻化し多くのホームレスを生み出している
アメリカの主要都市では中心部の家賃がワンルーム2000ドル(30万円)以上でファミリー向け物件は4000ドル(60万円)以上になっている
NYマンハッタンではワンルーム50万円ファミリー向け80万円以上にもなっていて、欧州の一部の国でも同じようになっていてカナダやオーストラリアも家賃上昇が社会問題になっている
ちゃんとした仕事をしていて収入もあるのに家賃を払えない人が続出し、どの国も数万人や数十万人単位のホームレスが発生している
一方日本ではホームレスは非常に少なく、ネットカフェなどに宿泊する住宅難民が居るとしても他の国よりはかなり少ない
これには日本の家賃の安さが貢献しているのは間違いなく、もし東京でワンルーム20万円以上だったら多くのホームレスが出ていた
東京23区の平均家賃はワンルーム5万円台(葛飾・江戸川区)から10万円台(千代田・港区)で中央値は8万円台だった(「SUUMO」より)
同じくファミリー向け2LDKの平均家賃は10万円台(足立・葛飾区)から港区の31万円までで、中央値は17万円程度でした
これは欧米主要都市と比べて1/3以下で、もっと安い東京都営住宅は平均的な家賃が2万1000円と説明されています
公営住宅では高齢者などが家賃無料で住んでいる事もあるので、家賃という面で東京の人は欧米諸国よりもかなり恵まれています
しかもこれら東京の家賃は「平均」なのでもっと安い物件もあり、多少の事を我慢するなら相場よりかなり安い物件も存在しています
訳アリ物件では「事故物件」が話題になったが他にも築古物件や狭小物件、風呂トイレなし(共用)物件などが存在します
激安家賃の物件多し
多くの賃貸マンション・アパートには風呂がついているが風呂なし物件も存在し、古い木造アパートが多いが現代でも一定の需要があります
風呂があるメリットは書かなくても分かりますが、風呂が存在するデメリットには普通は気づきにくいでしょう
風呂のデメリットはまずバスルームとして狭い部屋に相当する面積を取られ、同じ家賃なら確実に狭くなり同じ広さなら居住スペースは狭い
風呂を設置するには水回りの設備も必要になり狭いうえに高額家賃を支払い、掃除も面倒だし掃除をサボるとカビだらけになる
風呂をなくす事でこれらの面倒から解放され広い部屋に住めるので、風呂が要らない人には無くても良い(欧米人のようにシャワーだけ浴びるなど)
風呂がなくても毎日身体を洗う必要があるのでシャワーがついているタイプがあり、トイレと一体化した風呂なしのユニットバスのようなものです
低家賃で風呂がない部屋はトイレが各部屋になくて共同という場合があり、昭和前半のアパートはだいたいこのパターンだったが現在では珍しくなった
風呂なし、トイレ付き物件なら東京都内で5万円以下、風呂トイレなしなら4万円以下で借りることができるとされています
こうした格安賃貸物件の多くは昭和40年代から50年代築で新しくはないが、築年数でいえばUR賃貸も昭和50年前後の物件が多いので、そう変わらない
新築物件でもあえて風呂なしにすることで部屋を広くしたり家賃を低く設定している場合もあり、話題になったシェハウスのような形式では各自の部屋に風呂トイレが無い
欧米諸国でホームレスが非常に多い都市にはこうした格安物件がないか既に移民で満室になっていて、高い家賃を払うかホームレスになるかの両極端になっている
東京大阪愛知などにはドヤと呼ばれる簡易宿所がありだいたい4万円台で生活保護の家賃に合うようになっていて、保護を受けなくてもこうした宿にアパートとして住むこともできる
https://www.thutmosev.com/archives/77069161.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1089.html#c22
29. 中川隆[-11081] koaQ7Jey 2024年3月28日 20:36:35 : 8S14nzMoLM : aXNZRXJid0ZXZi4=[13]
2024年3月27日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/46541
ジョージ・ソロス氏のクォンタム・ファンドを長年運用していたことで知られるスタンレー・ドラッケンミラー氏が、How Leaders Leadのインタビューで経済を予想する方法について語っている。
経済を予想する方法
経済を予想するのは簡単なことではない。例えばFed(連邦準備制度)のパウエル議長はアメリカで物価が高騰していた2021年、インフレは一時的だと根拠なく予想して後から撤回を余儀なくされた。
ガンドラック氏: パウエル議長はただインフレが続かないように祈っているだけ (2021/7/18)
だがソロス氏やドラッケンミラー氏のようなグローバルマクロ戦略のヘッジファンドでは、経済全体を予想しその方向にお金を賭けることが仕事である。そして事実、彼らはリーマンショックを含む多くの経済危機を事前に予想してきた。
ではドラッケンミラー氏はどうやって経済を予想しているのか。彼は次のように述べている。
わたしが経済をマクロ分析する時には常に、経済の博士号を持っている人々が見るような失業率のような経済統計ではなく、個々の業界を見るようにしている。
マクロを予想するためにむしろミクロを見るということである。彼は次のように続ける。
住宅市場やトラック輸送のような先行指標や、小売業のようなリアルタイムの動向に関して経営者や経営者より1つ下のレベルの人々と話し、こうした業界が好景気だということが分かれば、経済は恐らくこれから強く好調になってゆくと分かる。
逆も同じだ。住宅やトラック輸送などの業界の調子が悪ければ、経済全体もあまり良い方向には行かないだろう。
先行指標と遅行指標
マクロ経済分析において一番重要なことは、経済指標には先行指標と遅行指標があるということである。
コロナ後に一番最初に上がったのが株価や金相場であったように、例えば金融市場は経済が好転する時には一番最初に反応する指標である。
ただ面白いことに、金融市場は経済下降時にはむしろ遅行指標となることが多い。リーマンショックの時に住宅価格が下がり始めてから株価が下落するまでにタイムラグがあったことを思い出したい。以下の記事で説明している。
リーマンショック時における米国株、政策金利、住宅価格の推移
例えばこのリーマンショックの例で言えば、住宅価格を見ていれば株価暴落を予想できたわけである。
あるいは2018年の世界同時株安で言えば、米国株より先に下落したのは新興国市場だった。当時の記事に以下のように書いてある。
世界同時株安を予想できた理由と株価下落の原因 (2018/10/28)
2018年の株式市場で一番最初に下落したのは新興国の株式である。中国やトルコ、アルゼンチンなどの株式と通貨の暴落については、ここでも報じてきた。
当時、新興国の株式は既に暴落していたが、アメリカなど先進国の株価だけが堅調を保っていた。
筆者はそれを株価下落の先行指標だと指摘し続けていた。そしてS&P 500の下落開始直前には、世界市場への最後のとどめとして米国の小型株指数の下落が始まったのである。以下の記事で事前に報じている。
遂に米国株にも減速の兆し (2018/10/8)
筆者は、これを弱気相場が遂に米国市場に到達した証拠であると見ている。
しかし、多数の投資家は、このような細かい兆候など完全に無視するだろう。新興国は暴落しており、日本株も日経平均以外は既に下がっているが、誰も気にしていない。
そしてその数日後、S&P 500の下落が始まったのである。
先行指標を見つけること
このように、市場や経済で何かが起きる時にはほとんど常に先行指標が警告してくれている。だから投資家は先行指標を見つける必要がある。
リーマンショック前でさえも、多くの人が経済には何も問題はないと考えていた。2018年にパウエル議長の金融引き締めで株価が下落した時も、筆者が警告を続けた一方、パウエル氏はこうした先行指標を無視した。
12月FOMC会合結果は空売り派への満額回答 (2018/12/20)
多くの人がGDPなどのデータを見て、経済は問題ないと言う。だが例えばGDPは遅行指標なのである。GDPが落ち込んでいる時にはそれは既に景気後退になっているということであり、景気後退になってから景気後退になるかどうか考えても遅いのである。
だから多くの人が経済は順調だと思っている時に、投資家は先行指標を見て景気減速の兆候を見つけなければならない。逆に多くの人が悲観している時には、経済が好転する兆候が先行指標に現れていないかどうかを確認しなければならない。
ドラッケンミラー氏は次のように言う。
すべてがバラ色に見えるなら、それは既に株価に織り込まれているはずだ。
だから当たり前に見えることのうち何が間違っているのかということを常に考えなければならない。
結論
ドラッケンミラー氏は経済と金融市場のタイムラグを次のように指摘する。
株式市場が底値から上昇を開始するタイミングがほとんど常に景気が後退し企業利益が酷い状態の時だというのは偶然ではない。
そして株式市場の天井はいつも消費者の消費意欲が高いときで、低いときではない。
一番状況が悪い時が買いのタイミングで、一番状況が良い時が売りのタイミングである。
一番典型的なのはコロナショックの時だろうか。コロナが始まった2020年の始め、株価はまず暴落したが、そこから上昇に転じたのは感染者数が一番多かった時だった。
だから当時、筆者はコロナ第1波におけるアメリカとヨーロッパの感染者数の推移を報じ続け、それが増加から減少に転じるタイミングを毎日考えていた。
新型コロナ株安動向予想: 流行減速で株式市場は上昇する (2020/3/18)
2020年のコロナ相場はまさに、状況が一番悪い時が株価反転の瞬間であるという典型例である。第1波の感染者数のピークと株価の底値はほぼ一致していた。
だから株価が暴落している時にはいつ上昇に転じるのかを考えなければならないし、株価が上昇している時にはいつ下落に転じるのかを考えなければならない。
転換点は滅多に来ない。だがそれは転換点を考えなくて良い理由にはならない。
ドラッケンミラー氏は次のように纏めている。
良い方向にせよ悪い方向にせよ経済がこれからどう変わるのかが分からなければ、投資家は変化に翻弄されるだけだ。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/46541
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/349.html#c29
417. 中川隆[-11080] koaQ7Jey 2024年3月28日 20:37:41 : 8S14nzMoLM : aXNZRXJid0ZXZi4=[14]
2024年3月27日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/46541
ジョージ・ソロス氏のクォンタム・ファンドを長年運用していたことで知られるスタンレー・ドラッケンミラー氏が、How Leaders Leadのインタビューで経済を予想する方法について語っている。
経済を予想する方法
経済を予想するのは簡単なことではない。例えばFed(連邦準備制度)のパウエル議長はアメリカで物価が高騰していた2021年、インフレは一時的だと根拠なく予想して後から撤回を余儀なくされた。
ガンドラック氏: パウエル議長はただインフレが続かないように祈っているだけ (2021/7/18)
だがソロス氏やドラッケンミラー氏のようなグローバルマクロ戦略のヘッジファンドでは、経済全体を予想しその方向にお金を賭けることが仕事である。そして事実、彼らはリーマンショックを含む多くの経済危機を事前に予想してきた。
ではドラッケンミラー氏はどうやって経済を予想しているのか。彼は次のように述べている。
わたしが経済をマクロ分析する時には常に、経済の博士号を持っている人々が見るような失業率のような経済統計ではなく、個々の業界を見るようにしている。
マクロを予想するためにむしろミクロを見るということである。彼は次のように続ける。
住宅市場やトラック輸送のような先行指標や、小売業のようなリアルタイムの動向に関して経営者や経営者より1つ下のレベルの人々と話し、こうした業界が好景気だということが分かれば、経済は恐らくこれから強く好調になってゆくと分かる。
逆も同じだ。住宅やトラック輸送などの業界の調子が悪ければ、経済全体もあまり良い方向には行かないだろう。
先行指標と遅行指標
マクロ経済分析において一番重要なことは、経済指標には先行指標と遅行指標があるということである。
コロナ後に一番最初に上がったのが株価や金相場であったように、例えば金融市場は経済が好転する時には一番最初に反応する指標である。
ただ面白いことに、金融市場は経済下降時にはむしろ遅行指標となることが多い。リーマンショックの時に住宅価格が下がり始めてから株価が下落するまでにタイムラグがあったことを思い出したい。以下の記事で説明している。
リーマンショック時における米国株、政策金利、住宅価格の推移
例えばこのリーマンショックの例で言えば、住宅価格を見ていれば株価暴落を予想できたわけである。
あるいは2018年の世界同時株安で言えば、米国株より先に下落したのは新興国市場だった。当時の記事に以下のように書いてある。
世界同時株安を予想できた理由と株価下落の原因 (2018/10/28)
2018年の株式市場で一番最初に下落したのは新興国の株式である。中国やトルコ、アルゼンチンなどの株式と通貨の暴落については、ここでも報じてきた。
当時、新興国の株式は既に暴落していたが、アメリカなど先進国の株価だけが堅調を保っていた。
筆者はそれを株価下落の先行指標だと指摘し続けていた。そしてS&P 500の下落開始直前には、世界市場への最後のとどめとして米国の小型株指数の下落が始まったのである。以下の記事で事前に報じている。
遂に米国株にも減速の兆し (2018/10/8)
筆者は、これを弱気相場が遂に米国市場に到達した証拠であると見ている。
しかし、多数の投資家は、このような細かい兆候など完全に無視するだろう。新興国は暴落しており、日本株も日経平均以外は既に下がっているが、誰も気にしていない。
そしてその数日後、S&P 500の下落が始まったのである。
先行指標を見つけること
このように、市場や経済で何かが起きる時にはほとんど常に先行指標が警告してくれている。だから投資家は先行指標を見つける必要がある。
リーマンショック前でさえも、多くの人が経済には何も問題はないと考えていた。2018年にパウエル議長の金融引き締めで株価が下落した時も、筆者が警告を続けた一方、パウエル氏はこうした先行指標を無視した。
12月FOMC会合結果は空売り派への満額回答 (2018/12/20)
多くの人がGDPなどのデータを見て、経済は問題ないと言う。だが例えばGDPは遅行指標なのである。GDPが落ち込んでいる時にはそれは既に景気後退になっているということであり、景気後退になってから景気後退になるかどうか考えても遅いのである。
だから多くの人が経済は順調だと思っている時に、投資家は先行指標を見て景気減速の兆候を見つけなければならない。逆に多くの人が悲観している時には、経済が好転する兆候が先行指標に現れていないかどうかを確認しなければならない。
ドラッケンミラー氏は次のように言う。
すべてがバラ色に見えるなら、それは既に株価に織り込まれているはずだ。
だから当たり前に見えることのうち何が間違っているのかということを常に考えなければならない。
結論
ドラッケンミラー氏は経済と金融市場のタイムラグを次のように指摘する。
株式市場が底値から上昇を開始するタイミングがほとんど常に景気が後退し企業利益が酷い状態の時だというのは偶然ではない。
そして株式市場の天井はいつも消費者の消費意欲が高いときで、低いときではない。
一番状況が悪い時が買いのタイミングで、一番状況が良い時が売りのタイミングである。
一番典型的なのはコロナショックの時だろうか。コロナが始まった2020年の始め、株価はまず暴落したが、そこから上昇に転じたのは感染者数が一番多かった時だった。
だから当時、筆者はコロナ第1波におけるアメリカとヨーロッパの感染者数の推移を報じ続け、それが増加から減少に転じるタイミングを毎日考えていた。
新型コロナ株安動向予想: 流行減速で株式市場は上昇する (2020/3/18)
2020年のコロナ相場はまさに、状況が一番悪い時が株価反転の瞬間であるという典型例である。第1波の感染者数のピークと株価の底値はほぼ一致していた。
だから株価が暴落している時にはいつ上昇に転じるのかを考えなければならないし、株価が上昇している時にはいつ下落に転じるのかを考えなければならない。
転換点は滅多に来ない。だがそれは転換点を考えなくて良い理由にはならない。
ドラッケンミラー氏は次のように纏めている。
良い方向にせよ悪い方向にせよ経済がこれからどう変わるのかが分からなければ、投資家は変化に翻弄されるだけだ。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/46541
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/822.html#c417
418. 中川隆[-11079] koaQ7Jey 2024年3月28日 20:42:10 : 8S14nzMoLM : aXNZRXJid0ZXZi4=[15]
2024年3月26日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/46516
ジョージ・ソロス氏のクォンタム・ファンドを運用したことで知られるスタンレー・ドラッケンミラー氏がHow Leaders Leadのインタビューでポジションの始め方について語っている。
投資銘柄の分析
投資家が投資をする時、その人はまず何かの銘柄を見つける。米国株でも日本株でも良いし、NVIDIAでもトヨタでも何でも構わない。
きっかけは何かのニュース記事だったり、日常で見つけた売れ筋の商品だったりするだろう。しかしその銘柄を見つけた段階では、その銘柄の売上高も利益も知らないことが多い。
投資家はそこから銘柄の分析を始めるわけだが、何処まで詳しく分析すれば買っても良いのか。
ドラッケンミラー氏ほどの専門家であれば、入念な分析をしてから投資に踏み切るのか。しかしドラッケンミラー氏の答えはむしろ真逆である。彼は買ってから分析しろと言う。
十分に考える前に買っても良いのか。ドラッケンミラー氏は次のように説明している。
これはソロス氏の受け売りだったと思う。わたしも元々そうしていたが。ソロス氏は「投資してから分析しろ」とよく言っていた。
買ってから分析する理由
何故分析を終える前に買ってしまうべきだとドラッケンミラー氏は言うのか。
1つの理由は、実際にポジションを取り始めると考えざるを得なくなるからである。これは実際に資金を賭けないデモトレードでは勉強にならない理由でもある。
実際に自分のお金がかかっているという感覚が投資家にとって重要なのである。買った銘柄が下落すればその理由を嫌でも考えざるを得ない。
だから筆者も投資初心者にはデモトレードではなく、少額でも良いから先ず始めてみることを奨めている。
また、ドラッケンミラー氏が言うには、「買った後に分析する」戦略は現代においてはより有効だという。
ドラッケンミラー氏は以下のように説明している。
それは現代では一層正しいと言える。何故ならば、わたしが金融業界に入った1975年には、わたしの大学からウォール街に就職したのはたった2人だった。
だが2000年までにはアイビーリーグの優秀な学生はほとんど金融業界に就職するようになっていた。
ソロス氏がドラッケンミラー氏に「買ってから分析する」戦略について語ったのは何十年も前の話だが、当時は金融業界は人気の職種ではなかった。
だが今では多くの人材が金融業に流れ込んでいる。そしてドラッケンミラー氏は次のように続ける。
だから市場では競争が激しくなり、情報戦も激しくなった。インターネットもあり、情報はすぐに広まる。
だから良いアイデアを思いついてから長々と2、3週間も分析していたら、多くの場合はその間に株価が動いてしまうだろう。
それでその銘柄を買えなくなる。株価が100ドルの時に見つけていたのに、150ドルになっていたらどうだろう。
中央銀行の政策決定会合やCPI統計、雇用統計などのデータは、今やアルゴリズム投資のお陰で発表から数ミリ秒で織り込まれる。そうした機械による分析は雑なものに過ぎないが、そこから数時間から数日もすれば多くの優秀な投資家が分析を終え、その結果が株価に反映されるだろう。
だから早く分析して投資をしなければ、良い情報はすぐ織り込まれて株価が上がってしまうのである。
結論
よってドラッケンミラー氏は次のように結論している。
だから何か良いアイデアを思いついた時には、わたしならまず買う。そして分析する。分析が終わり、自分が間違っていたと結論した場合にはその時にその銘柄を売るだろう。
その理由は、現代では情報が非常に早く広まり、株価に織り込まれてしまうからだ。
とはいえ、甘い考えで投資をして損をすることもあるだろう。ドラッケンミラー氏が言う「分析の前に投資する」というのは、とりあえずポジションを持ってみる程度の意味である。つまり、そのポジションの規模は大きくない。
ドラッケンミラー氏はポジションの規模に緩急をつけることの大切さについても以下の記事で語っている。そちらも参考にしてもらいたい。
ドラッケンミラー氏、誰でも30%以上の利益を出せる方法を語る
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/36627
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/46516
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/822.html#c418
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