1. 2021年9月17日 11:04:36 : cw594Tmksw : aVlNanRGZ0diVWM=[1]
神戸山口組の中核組織が山口組に復帰へ 対立抗争に影響の恐れ
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ce54b2d7c0035d58a4049a9d401a6b16d3ce6c4
特定抗争指定暴力団・山口組(神戸市)から分裂した同・神戸山口組(同市)の中核組織が、山口組へ復帰する見通しとなったことが16日、捜査関係者への取材で判明した。国内最大の暴力団分裂から6年。対立組織への合流が新たな抗争の火種になる恐れもあり、捜査当局は警戒を強めている。
捜査関係者によると、山口組へ復帰する見通しとなったのは「山健組」(神戸市)。16日、幹部らが総会を開き、合流の方針を確認したという。
山口組が分裂したのは2015年8月。篠田建市(通称・司忍)組長(79)の出身母体「弘道会」(名古屋市)への反発から、山健組などが離脱。「神戸山口組」を結成し、トップに山健組の井上邦雄組長(73)が就いた。
しかし、捜査関係者によると、井上組長の後を継いで山健組組長となった中田浩司(ひろじ)被告(62)=殺人未遂などの罪で起訴=は20年7月以降、神戸山口組から離脱する意向を示し、傘下の組長にも同調を求めた。上納金を巡る不満があったとされ、神戸山口組は同9月、中田被告を除籍処分にしたという。
これを受け、山健組側と山口組側は合流を模索。中田被告は、19年8月に弘道会組員が銃撃された事件で起訴・勾留中で、弁護士を通じて山健組関係者と連絡を取っていたとみられる。
神戸山口組では一部幹部が離脱して17年4月に「任俠(にんきょう)団体山口組」を結成。「絆会」と改称し、三つどもえの状態が続く。取り締まり強化で各組織の規模は縮小傾向にあり、警察庁によると、20年末の構成員は山口組が約3800人、神戸山口組が約1200人、絆会が約230人。
一方で、対立は激化している。19年10月、神戸市で神戸山口組系組員2人が山口組系組員に射殺される事件が発生。翌月には兵庫県尼崎市で、神戸山口組の古川恵一幹部(当時59歳)が山口組系の元組員に射殺された。21年8月にも神戸山口組系組長が銃撃される事件が起きた。
対立抗争が原因とみられる事件は、16〜20年に全国で82件発生。兵庫、大阪など6府県の公安委員会は20年1月、組事務所への立ち入りなどが制限される「特定抗争指定暴力団」に山口組と神戸山口組を指定した。兵庫県警の捜査員は「合流が事実なら神戸山口組の弱体化は避けられない。傘下組織の反発で、再び抗争が激化する可能性がある」と指摘している。
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