35. 2020年10月11日 15:06:45 : 60QRQu2mAc : aUxrT29DeWJud1E=[1]
プリウスをはじめ、最近の自動車は電子制御スロットル(ドライブバイワイヤーDBW)なので、アクセルペダル=電気スイッチです。
ペダルモジュール内部にストロークセンサー、ペダルの重さやキックダウン感覚を演出する回転軸を備えています。
アクセルペダルでは、その回転軸のフリクション(摩擦抵抗)発生装置が磨耗するのではなく逆に湿度などで膨張し、過大なフリクションを発生し戻りが悪くなる可能性もあります。
トヨタが他メーカと大きく違うのは、トヨタイズムが徹底され、毎年毎年、生産コスト低減、軽量化、簡易化を協力会社に強制しますので、樹脂製の材料コストは毎年見直されたことでしょう。
もちろん、アクセルペダルの規格は、安全法規に従い、何100万回という耐久テストをパスしていますが、磨耗ではなく膨張によるフリクションの増大は、耐久テストの盲点だったのかもしれません。
過去にトヨタは、CTS社製のアクセルペダルを装備したアメリカ生産8車種のリコールとその対策法を発表しています。
アクセルペダル内部のフリクションレバー部が磨耗した状態で、低温時にヒーターをかけるなどにより当該部分が結露すると、最悪の場合、アクセルペダルがゆっくり戻る、または戻らないという現象が発生する可能性があることを認めています。
運転スキルが低いドライバーは、アクセルを一旦強く踏み、戻して調整する傾向がありますので、加速時がモーター駆動のプリウスでは、そのアクセルが戻らなかったとしたら、トルクの強いモーターの駆動力を、ブレーキで止めるのは、ほぼ無理でしょう。
以下より引用
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