45. 2021年10月12日 15:59:28 : VnbIngIwHI : aUVwL2VZaUYvUlU=[1]
イベルメクチンを推進している人々が根拠としている多くの重要な研究に
深刻な誤り。 BBCの取材で明らかに。
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-58838971
イベルメクチンについては、現時点でプラセボと比較した二重盲検ランダム化比較試験で
新型コロナウイルス感染症に対する有効性は認められていない。北里大学病院が実施中の
医師主導治験、興和が実施中の企業治験の結果待ちという状況である。
これまでに、コクランレビューは「イベルメクチンの有効性と安全性は不確実」としている
ほか、規制当局の米国食品医薬品局(FDA)は新型コロナウイルス感染症への使用を承認
していないと表明。欧州医薬品審査庁(EMEA)も臨床試験以外で使用しないよう勧告して
いる。製造販売元であるMSDも「新型コロナ患者に対する臨床上の活性または臨床上の
有効性について意義のあるエビデンスは存在しない」と声明を出している。
さらに、イベルメクチンが新型コロナウイルス感染症に有効としたメタ解析の論文については
データ捏造疑惑が発覚し、論文撤回に追い込まれている。それでも、イベルメクチンを求める
声はSNS上を中心に日増しに高まり、東京都医師会長が使用に言及して会員から反論される
騒動になったり、政治までも巻き込んだ事態となっている。
昨年話題となった「アビガン」を思い出す。首相が「5月中の承認を目指す」と表明し、治験
結果を待たず観察研究の結果をもとに承認する方向に突き進み、国民からもアビガン待望論が
噴出したが、最終的に中間解析データを受け、専門家から「時期尚早」と評価されたことで
承認が見送られた。今度はイベルメクチンをめぐって同じような状況が生まれている。
https://www.yakuji.co.jp/entry88937.html
企業主導は国内初…興和が「イベルメクチン」をコロナ治療に使うため臨床試験開始へ 。
治験は東京の北里大学と共同で進め、愛知や東京などの新型コロナの軽症患者・およそ1000人
を対象に実施する予定です。
新型コロナの治療薬としてイベルメクチンの治験を企業が主導するのは国内初で、
早ければ年末にも新薬としての承認手続きに入り、承認後は興和が製造・販売も担う見通しです。
https://www.tokai-tv.com/tokainews/article_20210702_179074
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/508.html#c45