★阿修羅♪ > aUhHZUxLMDhkcGM= > 100000
 
g検索 aUhHZUxLMDhkcGM=  
 
aUhHZUxLMDhkcGM= コメント履歴 No: 100000
http://www.asyura2.com/acat/a/au/auh/aUhHZUxLMDhkcGM=/100000.html
[番外地9] アメリカのインフレが一時的ではないことは明らかだ。 中川隆
2. 中川隆[-15820] koaQ7Jey 2021年10月26日 07:20:05 : Axx9xfYkCA : aUhHZUxLMDhkcGM=[1]
インフレ危機 _ デフレの時代は終わった、これからコストプッシュインフレ(スタグフレーション)がどんどん酷くなる
今投資家が直面している最大の問題はインフレだ。
アメリカのインフレが一時的ではないことは明らかだ。このまま居座り、間違いなく金融市場に対する脅威となり、そして恐らくは社会全体への脅威となるだろう。

事実、ガソリン価格が高騰しているのは日本人でも実感しているはずだ。
去年マイナスになった原油価格を高値まで押し上げたのは、現金給付と西洋のリベラル派が推し進めた脱炭素政策である。需要があるにもかかわらず、化石燃料の生産を無理矢理抑制した結果がこれである。

高騰するエネルギー価格が既に高くなっている物価を更に押し上げてゆく。

アメリカの 5.4%というCPI(消費者物価指数)の数字は本当に驚きだ。30年来の高い数字で、もちろんここから数ヶ月で更に上がってゆく。

原油価格の高騰はそこから数ヶ月の遅れを経て、原油を原料として作られる様々な製品のインフレへと転嫁されてゆくからである。

インフレを招く現金給付

そしてインフレの原因となっているのは脱炭素政策だけではない。マネーサプライ、つまり銀行口座に存在する貨幣の量が一番問題である。

経済の需要の側を考えよう。つまりM2(マネーサプライ)だ。アメリカの M2は新型コロナの流行が始まってから5.4兆ドルも増えた。この増加量は本来の増加量よりも3.5兆ドル多い。

3.5兆ドル、つまりGDPの16%分が預金として待機しており、株式や暗号通貨や不動産や消費に使われるのを待っている。

アメリカでマネーサプライが増加したのは明らかに現金給付が原因である。アメリカでは都度3回、合計で1人あたり30万円以上の現金が給付されており、これが銀行預金残高の爆発的増加と物価の上昇をもたらした。

そしてこれは対岸の火事ではない。日本にも遠からずインフレの時代が来るだろう。何故ならば、日本も再び現金給付を考え始めているからである。

日本でもインフレ近づく

アメリカで既に日用品の値段が上がって年間で10万円どころではない損失になっている消費者も多いだろうに、負け確定の戦略に後から率先して飛び込んでゆくあたりは流石、第2次世界大戦で負けた日本らしいというべきだろうか。脱炭素政策についても同じことで、先導していた菅氏と小泉氏はいなくなったが、それでも日本政府は西洋の間違いを今後も真似するのだろう。

現金給付政策の中身は、現実には政府がまったく恣意的に国民の一部から税金を略奪して国民の他の一部に補助金として与えるということでしかない。

結局GO TOトラベルも現金給付もそういうものでしかなかったにもかかわらず、前者を否定する人も後者には気を引かれるらしい。しかし国民がそういう道を選ぶならば、来年か再来年には日本にもアメリカのような物価高騰が待ち受けているだろう。

皮肉なのは、現金給付と脱炭素政策という物価高騰の二大原因が両方とも政治家によって引き起こされた、つまり政治家が何もしなければ問題は生じなかっただろうということである。

政府が自分の頭で考えて行動しようとすれば、その被害は増大するように思われる。今投資家が直面している最大の問題はインフレだ。

▲△▽▼

量的緩和は政府債務を支えるために行われている。金利を低く抑えられなければ政府は膨大な借金の利払いで他の支出が出来なくなる。他の支出が出来なくなれば何故困るのか。政府予算に依存して利益を得ている人々が利益を得られなくなるからである。だからばら撒き政策は既得権益層をますます裕福にし、その恩恵は中間層には返ってくることはない。

大きな政府と小さな政府
増税と財政出動を組み合わせ、国民から大きく吸い取り大きく吐き出す政府のことを大きな政府と言うが、予算の大きな政府の政治家達が資金を吐き出す時には当然ながら彼らの利益となる場所に資金吐き出すことになる。

日本政府が消費増税を行いオリンピックやGO TOトラベルを強行する理由は何か。一般国民から吸い取って自分の票田である宿泊業界や大手メディア、広告代理店などに吐き出すためである。保守派とは伝統的にこうした政府の利権を認めず政府の予算を縮小しようとする立場のことを言うので、自民党は保守ではない。大半の日本人にはこれが分からないらしい。

20年間のディスインフレで、「茹でカエルの反対の冷えカエル」になった頭には、石油危機のときのようなインフレへのイマジネーションがない。事実、高市早苗は、2022年からの経済予想がないままに、150兆円規模の、量的緩和を政策として掲げている。

MMT論者や財政破綻を否定する人は大西つねきの財政破綻論に耳を傾けた方がいいですね:

大西つねきがやろうとしていること
https://www.youtube.com/watch?v=Z0aesmYcl0U
http://www.asyura2.com/21/ban9/msg/910.html#c2

[リバイバル3] 史上最高のモニタースピーカー アルテック 612A(銀箱) 中川隆
46. 2021年10月26日 08:07:12 : Axx9xfYkCA : aUhHZUxLMDhkcGM=[2]
Date: 10月 25th, 2021
色づけ(colorationとcolorization・その3)
http://audiosharing.com/blog/?p=35813

ステレオサウンド 16号掲載のオーディオ巡礼で、
五味先生は山中先生のリスニングルームを訪問されている。

このころ山中先生のメインスピーカーは、アルテックのA5だった。
     *
そこで私はマーラーの交響曲を聴かせてほしいといった。挫折感や痛哭を劇場向けにアレンジすればどうなるのか、そんな意味でも聴いてみたかったのである。ショルティの二番≠セった所為もあろうが、私の知っているマーラーのあの厭世感、仏教的諦念はついにきこえてはこなかった。はじめから復活≠オている音楽になっていた。そのかわり、同じスケールの巨きさでもオイゲン・ヨッフムのブルックナーは私の聴いたブルックナーの交響曲での圧巻だった。ブルックナーは芳醇な美酒であるが時々、水がまじっている。その水っ気をこれほど見事に酒にしてしまった響きを私は他に知らない。拙宅のオートグラフではこうはいかない。水は水っ気のまま出てくる。さすがはアルテックである。
     *
《さすがはアルテック》とある。
ブルックナーの音楽にまじっている水を、
五味先生のオートグラフでは《水は水っ気のまま出てくる》のに対し、
山中先生のアルテックは《見事に酒にしてしまった響き》だからだ。

これをどう捉えるか。
いくつかの捉え方ができよう。

その一つとして、アルテックのスピーカーによるカラリゼイションがうまく働いて、
ブルックナーの音楽にまじっている水っ気を酒にカラリゼイションしてしまう。
私は、そう捉えることができる、と考える。

これは高忠実度再生においてあってはならないことなのだろうか。
http://audiosharing.com/blog/?p=35813


Date: 10月 25th, 2021
色づけ(colorationとcolorization・その4)
http://audiosharing.com/blog/?p=35815

割と程度のよいアルテックの604-8Gを持っている。
手に入れたのは十年ほど前である。
ずっと押入れで眠ったまま。

いまのスペースだと、604-8Gに見合うエンクロージュアを置くスペースが確保できない。
銀箱と呼ばれているエンクロージュアにおさめる気はまったくない。

あの小さなエンクロージュアでは、
私がアルテックのスピーカーに求めるカラリゼイションが得られそうにないからだ。
もっともっとゆったりした容積のエンクロージュアに、604-8Gをおさめたい。

私が第一候補として、604-8Gを手に入れる前から考えているのは、
ステレオサウンド 51号掲載のマイ・ハンディクラフトに登場したモノだ。

ジェンセンのバス・ウルトラフレックス型である。
このエンクロージュアなら、
アルテックならではのカラリゼイションを発揮できそうに感じるからだ。

このエンクロージュアそのものは聴いている。
聴いている、といってもエンクロージュア単体の音を聴けるわけはなく、
JBLの2220Bをおさめた状態の音だった。

その音を聴いているからといって、604-8Gをおさめた音が想像できるわけではない。
いいはずだ、という直観でしかないが、朗々と鳴ってくれるはずだ。

LCネットワークはアルテック純正は使わない。
自作する。
UREIの813のLCネットワークを参照に自作する。

バス・ウルトラフレックス型がすぐには無理だから、平面バッフルも考えている。

ブルックナーの音楽にまじっている水っ気を酒にかえてくれる音で、
グレン・グールドのブラームスの間奏曲集を一度聴いてみたい。

http://audiosharing.com/blog/?p=35815
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1072.html#c46

[リバイバル3] 史上最高のモニタースピーカー アルテック 612A(銀箱) 中川隆
47. 2021年10月26日 08:09:07 : Axx9xfYkCA : aUhHZUxLMDhkcGM=[3]
Date: 9月 23rd, 2017
色づけ(colorationとcolorization・その1)
http://audiosharing.com/blog/?p=23776


カラーレイション(coloration)という言葉がある。

KEFのReference Seriesのカタログを見ていたら、
“Low Colouration”とあった。

KEFはイギリスの会社だから、colorationではなくcolourationである。
瀬川先生がいわれていたことだが、
カラリゼイション(colorization)とカラーレイションは、意味が違う。

どちらも色づけと訳すことはできるが、
色づけの意味合いがそもそも違う。

カラリゼイションは、積極的な色づけであって、
例えばモノクロの写真に着色、カラー化の意味での色づけである。

カラーレイションは、オーディオの世界では、
ノンカラーレイション、ローカラーレイションと使われ方をすることからもわかるように、
本来あってはならぬオーディオ機器固有の音色による色づけのことである。

カラーレイションとカラリゼーション、
いまでは、カラリゼーションの方は耳にしなくなったが、
先日、カラーレイションのところにカラリゼーションが使われていたことがあったのと、
KEFのカタログで目にしたので、思い出した次第。

http://audiosharing.com/blog/?p=23776
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1072.html#c47

[リバイバル3] アルテックの世界 中川隆
71. 中川隆[-15819] koaQ7Jey 2021年10月26日 08:14:03 : Axx9xfYkCA : aUhHZUxLMDhkcGM=[4]

Date: 9月 23rd, 2017
色づけ(colorationとcolorization・その1)
http://audiosharing.com/blog/?p=23776

カラーレイション(coloration)という言葉がある。

KEFのReference Seriesのカタログを見ていたら、
“Low Colouration”とあった。

KEFはイギリスの会社だから、colorationではなくcolourationである。
瀬川先生がいわれていたことだが、
カラリゼイション(colorization)とカラーレイションは、意味が違う。

どちらも色づけと訳すことはできるが、
色づけの意味合いがそもそも違う。

カラリゼイションは、積極的な色づけであって、
例えばモノクロの写真に着色、カラー化の意味での色づけである。

カラーレイションは、オーディオの世界では、
ノンカラーレイション、ローカラーレイションと使われ方をすることからもわかるように、
本来あってはならぬオーディオ機器固有の音色による色づけのことである。

カラーレイションとカラリゼーション、
いまでは、カラリゼーションの方は耳にしなくなったが、
先日、カラーレイションのところにカラリゼーションが使われていたことがあったのと、
KEFのカタログで目にしたので、思い出した次第。
http://audiosharing.com/blog/?p=23776

▲△▽▼

Date: 10月 22nd, 2021
色づけ(colorationとcolorization・その2)
http://audiosharing.com/blog/?p=35798
カラーレイション(coloration)とカラリゼイション(colorization)は、
同じように捉えがちの人もいるようだが、同じ色づけであっても、
その意味あいが違う、ということを(その1)で触れている。

カラリゼイションということで、私がまっさきに思い浮べるスピーカーは、
やはりアルテックだ。

往時のアルテックのことであり、
そのアルテックの604-8Gを搭載したUREIの813のことである。

UREIの813は聴く機会がなかった。
813Aもなかった。
私がステレオサウンドの試聴室で聴いたのは、813Bと、
そのコンシューマー・ヴァージョンの813Bxである。

813Bはアルテックの604ではなくなっている。

813の音は、ほんとうに聴きたかった。
瀬川先生は、「続コンポーネントステレオのすすめ」で、813についてこう書かれている。
     *
なにしろ、音がいくらでも湧き出てくるような、弾みのついた明るい響き。雄大なスケール感。まるでコダカラーのような、つまりどこか人工的な味わいであることは感じさせながらも、しかしこれはアメリカでしか作ることのできない色彩のあざやかさと豊富さ。
     *
ステレオサウンド 46号の特集の試聴記では、こう書かれている。
     *
たとえばブラームスのP協のスケールの雄大な独特な人工的な響き。アメリカのスピーカーでしか鳴らすことのできない豪華で華麗な音の饗宴。そしてラヴェル。「パリのアメリカ人」ではなくて「パリジャン・イン・アメリカ」とでも言いたい、まるでコダカラーのような色あいのあざやかさ。
     *
46号では、岡先生も、同じように評価されていた。

こういう良さが、813Bでは、少なくとも私は感じられなかった。
アルテックのユニットではなくなったからなのか。

UREIの813の音は、はっきりとカラリゼイションである。
しかもそのカラリゼイションは、
アルテックのユニットだからこその色づけだと感じるし、
五味先生が山中先生のリスニングルームで、ブルックナーを聴かれたことも思い出す。
http://audiosharing.com/blog/?p=35798


▲△▽▼


Date: 10月 25th, 2021
色づけ(colorationとcolorization・その3)
http://audiosharing.com/blog/?p=35813
ステレオサウンド 16号掲載のオーディオ巡礼で、
五味先生は山中先生のリスニングルームを訪問されている。

このころ山中先生のメインスピーカーは、アルテックのA5だった。
     *
そこで私はマーラーの交響曲を聴かせてほしいといった。挫折感や痛哭を劇場向けにアレンジすればどうなるのか、そんな意味でも聴いてみたかったのである。ショルティの二番≠セった所為もあろうが、私の知っているマーラーのあの厭世感、仏教的諦念はついにきこえてはこなかった。はじめから復活≠オている音楽になっていた。そのかわり、同じスケールの巨きさでもオイゲン・ヨッフムのブルックナーは私の聴いたブルックナーの交響曲での圧巻だった。ブルックナーは芳醇な美酒であるが時々、水がまじっている。その水っ気をこれほど見事に酒にしてしまった響きを私は他に知らない。拙宅のオートグラフではこうはいかない。水は水っ気のまま出てくる。さすがはアルテックである。
     *
《さすがはアルテック》とある。
ブルックナーの音楽にまじっている水を、
五味先生のオートグラフでは《水は水っ気のまま出てくる》のに対し、
山中先生のアルテックは《見事に酒にしてしまった響き》だからだ。

これをどう捉えるか。
いくつかの捉え方ができよう。

その一つとして、アルテックのスピーカーによるカラリゼイションがうまく働いて、
ブルックナーの音楽にまじっている水っ気を酒にカラリゼイションしてしまう。
私は、そう捉えることができる、と考える。

これは高忠実度再生においてあってはならないことなのだろうか。
http://audiosharing.com/blog/?p=35813

▲△▽▼

Date: 10月 25th, 2021
色づけ(colorationとcolorization・その4)
http://audiosharing.com/blog/?p=35815

割と程度のよいアルテックの604-8Gを持っている。
手に入れたのは十年ほど前である。
ずっと押入れで眠ったまま。

いまのスペースだと、604-8Gに見合うエンクロージュアを置くスペースが確保できない。
銀箱と呼ばれているエンクロージュアにおさめる気はまったくない。

あの小さなエンクロージュアでは、
私がアルテックのスピーカーに求めるカラリゼイションが得られそうにないからだ。
もっともっとゆったりした容積のエンクロージュアに、604-8Gをおさめたい。

私が第一候補として、604-8Gを手に入れる前から考えているのは、
ステレオサウンド 51号掲載のマイ・ハンディクラフトに登場したモノだ。

ジェンセンのバス・ウルトラフレックス型である。
このエンクロージュアなら、
アルテックならではのカラリゼイションを発揮できそうに感じるからだ。

このエンクロージュアそのものは聴いている。
聴いている、といってもエンクロージュア単体の音を聴けるわけはなく、
JBLの2220Bをおさめた状態の音だった。

その音を聴いているからといって、604-8Gをおさめた音が想像できるわけではない。
いいはずだ、という直観でしかないが、朗々と鳴ってくれるはずだ。

LCネットワークはアルテック純正は使わない。
自作する。
UREIの813のLCネットワークを参照に自作する。

バス・ウルトラフレックス型がすぐには無理だから、平面バッフルも考えている。

ブルックナーの音楽にまじっている水っ気を酒にかえてくれる音で、
グレン・グールドのブラームスの間奏曲集を一度聴いてみたい。
http://audiosharing.com/blog/?p=35815



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1070.html#c71

[近代史5] 「新型コロナワクチンは人間のすべての免疫能力を破壊して人を死に導く」 中川隆
25. 2021年10月26日 08:32:29 : Axx9xfYkCA : aUhHZUxLMDhkcGM=[5]
2021.10.26
「COVID-19ワクチン」の副作用は今後、増えてくるはずだ。「ワクチン」の接種が始まる前からADE(抗体依存性感染増強)を懸念する研究者は少なくなかったが、実際に接種が始まると帯状疱疹や⾎栓性⾎⼩板減少性紫斑病(TTP)が報告されはじめ、今年の4月頃から心筋に炎症を引き起こす若者が目立つと報告されるようになった。最近では子宮内膜の癌が増えているとする話も出ている。現場からの報告によると、ADEも急増しているという。

 そうした状況であるにもかかわらず、例えば、アメリカのジョー・バイデン大統領は「ワクチン」の強制接種を打ち出している。その政策に抗議するため、FDA(食品医薬品局)のマリオン・グルーバー「ワクチン研究評価室」室長や生物学的製剤評価研究センターのフィリップ・クラウス副センター長が辞職を表明している。​強制接種に対する抗議​だという。

 グルーバーとクラウスも執筆者に名を連ねている報告を​イギリスの医学誌「ランセット」​が9月13日に掲載したが、その中で、「COVID-19ワクチン」の追加接種(ブースター)を慌てて頻繁に実施することは危険だと書いている。ファイザー/BioNTechやモデルナが開発した「mRNAワクチン」は「心筋炎」を、またアデノウイルスをベクター(遺伝子の運び屋)に利用したジョンソン・アンド・ジョンソンやオックスフォード/アストラゼネカの製品はギラン・バレー症候群(根神経炎の一種)を引き起こす恐れがあるとしている。

 こうした副作用はすでに現れているものにすぎない。中期、長期でどのような症状が現れるかは不明だ。例えばポリオ・ワクチンの場合、動物実験の段階で投与されたサルがポリオを発症している。

 NIH(国立衛生研究所)のバーニス・エディという研究者はこの事実に気づくが、その指摘にNIHの上司は激怒し、警告は封印された。医薬品メーカーはワクチンの製造を続け、被害者が出る。製造が止まるのは1961年7月のことだ。ちなみにNIHはNIAID(国立アレルギー感染症研究所)の上部機関だ。

 エディによると、ポリオ・ワクチンの中には発癌性の「SV(シミアン・ウイルス)40」が混入しているという。これはサルを宿主とするポリオーマウイルスで、人間の体内に入り込むと癌を誘発するとされている。

 ジョン・F・ケネディ大統領の甥に当たるロバート・ケネディ・ジュニアによると、1996年の時点で血液サンプルの23%、精子サンプルの45%からSV40が発見され、80年から95年にかけて生まれた新生児の6%が感染していたという。(Judy Mikovits & Kent Heckenlively, “Plague of Corruption,” Skyhorse, 2020)

 アメリカでは1970年代の終盤から皮膚癌、リンパ腫、前立腺癌、乳癌が増え始め、1980年代の半ばから増加の割合が高くなる。この傾向は1987年まで続くのだが、その原因は1950年代にアメリカで使われたポリオ・ワクチンにあると推測する学者もいる。

 しかし、「COVID-19ワクチン」は本来のワクチンとは違う。本来のワクチンより大きなリスクがあるのだ。VAERS(ワクチン有害事象報告システム)へ報告されている数字を見るだけでも、「COVID-19ワクチン」は伝統的な意味のワクチンと比較にならないほど深刻な副作用を生み出している。おそらく、この「ワクチン」を接種したなら免疫力が元へ戻ることはない。

 イスラエルなど「COVID-19ワクチン」の接種で先行した国の状況から類推すると、日本ではこれから深刻な副作用が表面化してくる可能性がある。選挙後、「COVID-19ワクチン」の強制接種、デジタル・パスポート、ロックダウンなどが議論されるようになるかもしれない。

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202110260000/
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/624.html#c25

[近代史6] 最美の音楽は何か? _ 武満 徹『ノヴェンバーステップス 』 中川隆
1. 中川隆[-15818] koaQ7Jey 2021年10月26日 08:47:58 : Axx9xfYkCA : aUhHZUxLMDhkcGM=[6]
デュトワ

Toru Takemitsu - November Steps (CHARLES DUTOIT & NHK Symphony Orchestra Salzburg Festival 2013)









NHK Symphony Orchestra, Tokyo • Charles Dutoit
Anna Prohaska • Kakujo Nakamura • Kaoru Kakizakai

KAKUJO NAKAMURA Biwa
KAORU KAKIZAKAI Shakuhachi

Salzburg Festival, Felsenreitschule, 2013
Felsenreitschule
Salzburg, Austria

August 23rd, 2013

http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/977.html#c1
[近代史5] 南アフリカで「白人どもの財産を奪え」と過激に叫ぶ組織が台頭する展開になった 中川隆
1. 2021年10月26日 08:52:44 : Axx9xfYkCA : aUhHZUxLMDhkcGM=[7]
◆南アフリカ出身のシャーリーズ・セロンが白人なのは共生に失敗しているから?
2021.10.26
https://blackasia.net/?p=27443

ハリウッドを代表する美人女優である。シャーリーズ・セロンのことを初めて私が知ったのは、映画『モンスター』である。この映画はアメリカの女性連続殺人鬼であるアイリーン・ウォーノスの自伝的映画である。

アイリーン・ウォーノスはストリート売春をしながら生きていた女性であり、どん底《ボトム》にまで転がり堕ちたところで、男たちを殺し始めるようになっていくのだが、その凄惨な生き様をシャーリーズ・セロンが演じていた。

(ブラックアジア:アイリーン・ウォーノス。アメリカ初の「女性連続殺人鬼」)
https://blackasia.net/?p=3246

シャーリーズ・セロンの演技は鬼気迫っていた。私が後でこの女優が南アフリカ出身であることを知って驚いた。

確かに南アフリカには白人(ボーア人)が暮らしていて、白人系アフリカ人がいたとしても不思議ではないというのは頭では分かっている。しかし、「アフリカ=黒人の大陸」という意識が強くあると、ある種の戸惑いというのはどうしても出てくる。

シャーリーズ・セロンには黒人的要素などまったくない。

それはすなわち、南アフリカの白人たちは白人同士で隔絶されたコミュニティを持って、白人同士で付き合い、白人同士で結婚しているということを示唆している。1700年代から白人は南アフリカに進出していたが、それから数百年ずっとそうだったのだ。

現在、南アフリカの人口は5931万であるが、そのうちの約468万人は白人である。最初に南アフリカに居住したのはボーア人だったかもしれないが、今ではドイツ系、フランス系、イギリス系、ギリシャ系と多様な白人が入っている。

しかし白人は白人であり、南アフリカでは強い人種的アイデンティティを持って暮らしている。シャーリーズ・セロンの容姿を見ればそれが分かるはずだ。

https://blackasia.net/?p=27443
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1218.html#c1

[近代史5] 現生人類の起源 中川隆
14. 2021年10月26日 09:01:46 : Axx9xfYkCA : aUhHZUxLMDhkcGM=[8]
2021年10月26日
海部陽介「ホモ属の「繁栄」 人類史の視点から」
https://sicambre.at.webry.info/202110/article_26.html

 井原泰雄、梅ア昌裕、米田穣編『人間の本質にせまる科学 自然人類学の挑戦』所収の論文です。国連推計では2019年の世界人口は約77億人で、増加率は鈍化してきているとは、今後も増加し、2050年には約97億人に達すると予測されています。人類がこうした「繁栄」を示すようになった理由と時期、その過程で身体と社会はどう変わってきたのか、といった答えは全て人類進化史にあります。本論文は、広域分布と均一性という、現生人類(Homo sapiens)のきわだつ二つの特質に注目しながら、ホモ属の人類史を概観します。

 現生人類は人類の1種で世界中に分布しており、これは完新世最初期から同様です。しかし、他の生物は異なります。現生人類のように、異なる気候帯や植生帯、広大な海をまたいで地球上のほぼ全ての陸地に分布している動物は、他にはいません。さらに、これだけ広域分布しながら1種であることも、現生人類の不思議な側面です。広域分布する哺乳類として、たとえばタイリクオオカミ(Canis lupus)はかつてユーラシアと北アメリカ大陸の大半に生息していましたが、基本的には北半球の動物で、北半球でもアジア南東部の熱帯雨林やアフリカ大陸には存在しませんでした。動物たち通常、広域分布するようになると多様な種に分化していきます。移動性の低い小型種ほどその傾向は顕著で、たとえば南極を除く全世界に分布するネズミ目の種数は2000から3000と推測されています。ヒトを宿主とする病原体ならば爆発的に広がる機会があるでしょうが、現生動物種では、自力で地球全体へと広がることがいかに困難なのか、了解されます。

 霊長類(霊長目)では、これがより明確になります、現生人類霊長類は200〜500種と推測されていますが、基本的には亜熱帯の森林を生活域にしています。霊長類の中には草原に適応した分類群もいますが、砂漠や高緯度地域には進出できませんでした。しかし、現生人類の分布域は、1種だけでこれら200種以上よりもはるかに広くなります。人類が、いつからどのようにして世界へ広がったのか、その過程で何が起こったのか、本論文は概観します。


●ホモ属の出現

 700万〜350万年前頃の「初期の猿人」や420万〜140万年前頃の「狭義のアウストラロピテクス属」および「頑丈型の猿人」では、直立二足歩行が進化して地上への進出が強化され、330万年前頃には初歩的な石器が使い始められていた、と考えられています(関連記事)。しかし、これらの人類の脳サイズは現生大型類人猿並で、顔面や体系などの各所に(非ヒト)類人猿的要素が色濃く残っており、その長い歴史において最後まで故郷のアフリカを出ることはありませんでした。

 そうした人類進化史に大きな変化が現れ始めたのは300万〜200万年前頃で、アフリカ東部のこの時期の地層からは、歯や顎がやや小型化し、脳サイズは「猿人」よりも明らかに大きい人類化石が発見されています。このように頭骨と歯に「ヒトらしさ」が現れた人類はホモ属と分類され、「猿人」とは区別されています。日本では、このホモ属の祖先的集団をまとめて「原人」と呼ぶことが慣例となっています。「原人」はアフリカ東部に生息していた「猿人」から派生したと考えられますが、現時点では300万〜200万年前頃の人類化石の発見例が少なく、その出現期の詳細について不明点が多いものの、以下の3点が重要です。

 まず、この時期は地球史における第四紀氷河時代の始まりに相当し、アフリカでは古土壌の安定同位体や哺乳類の種構成などに、森林が減少し、草原が広がった痕跡を読み取れます。つまり、気候の乾燥化と植生の変化の中で、そこに暮らしていた人類は食性など生存戦略の変化を迫られたはずで、その新たな選択圧下でホモ属が出現したようです。

 次に、石器の増加が注目されます。当時の主要な石器は、拳大の円礫の一部を打ち割って刃をつけた単純なもので、その石器製作伝統はオルドワン(Oldowan)、その特徴的石器はオルドヴァイ型石器と呼ばれますが、それがアフリカ東部の260万年前頃以降の地層から散発的に見つかるようになります。同時に、動物骨に石器で切りつけた解体痕(cut marks)の発見例が増えることから、「原人」たちは石器で動物を解体し、肉食の頻度を増やしていたようです。おそらく石器の使用と肉食への移行と脳の増大と歯の小型化には相互関連性があり、たとえば肉食による消化器官の負担軽減がエネルギーコスト面での脳の増大化への道を開いた、とする仮説が有力視されています。

 最後に、この時期に生存していた人類が「原人」だけではなかったことです。ホモ属の登場と時期を同じくして、アフリカ東部には臼歯と顎が極端に大型化した、「頑丈型猿人(パラントロプス属)」が出現します。「頑丈型猿人」では脳サイズの変化は微増程度に留まっており、ホモ属とは別の道を歩んだ人類だった、と示されます。しかし、「頑丈型猿人」は当時のアフリカにおいて弱小なそんざいではなく、アフリカでは東部から南部まで化石が多数見つかっており、140万年前頃に化石記録が途絶えるまでは、一つの勢力としてホモ属と長期にわたって共存していました。

 初期「原人」については、分類をめぐって長く論争が続いています。一部の研究者は、1964年に提唱されたホモ・ハビリス(Homo habilis)以外に、アフリカ東部には複数の初期ホモ属種が共存し、複雑な進化を遂げたと主張していますが、他の研究者は、それは種内の個体変異を過大評価しているにすぎない、と考えています。こうした論争を決着させる新たな化石の発見他のため、アフリカでは各国の研究者が調査を続けています。


●「原人」の出アフリカ

 アフリカに登場した初期「原人」のホモ・ハビリスは比較的小柄で、脳サイズも現生人類の半分程度(約640cc)でした。近年、化石骨や石器の年代整理が進んだことで、「原人」のその後の進化について、一つの傾向が浮き彫りになりつつあります。それは、175万年前頃に、「原人」の身体と石器文化に大きな変化が現れたことです。175万年前頃を境に、脳サイズが約850ccと一層大きくなり、身長も現代人並に高くなったホモ属化石が見つかるようになります。専門家はこの人類をホモ・エレクトス(Homo erectus)に分類していますが、アフリカのホモ属をエルガスター(Homo ergaster)と分類する見解もあります。ホモ・エレクトスの脳は現代人の2/3程度の大きさでしたが、現代人的な脚長の体型や股関節の構造などから、長距離走や投擲が特異なヒト特有の運動機能を発達させ、さらに発汗により効果的に体温を冷却するヒト的生理機構が進化していた、と推測されています。

 ホモ・エレクトスの登場と同じ頃に、アシューリアン(Acheulian)と呼ばれる新たな石器文化が出現しました。その代表的石器はアシュール型ハンドアックス(握斧)と呼ばれる大型の打製石器で、左右や表裏に対称性があり、土掘りや動物の解体など、多様に用いられていたようです。アシューリアン(アシュール文化)の石器はその後、経時的にさらに洗練されていきました。

 「原人」の出アフリカについて、20世紀の人類進化学の教科書では100万年前頃に初めてユーラシアへと広がった、と書かれていましたが、その後の発見と研究により、出アフリカはもっと古い、と明らかになってきました。黒海とカスピ海に挟まれたジョージア(グルジア)のドマニシ(Dmanisi)遺跡では、185万年前頃にさかのぼるオルドヴァイ型石器と、178万年前頃の「原人」化石が大量に発掘されています。ドマニシ遺跡の「原人」は、報告者たちによりホモ・エレクトスに分類されていますが、その頭骨は実際にはかなり祖先的で、既知のホモ・ハビリスとホモ・エレクトスの中間的特徴を示しています。ドマニシ「原人」は人類化石として現時点ではユーラシア(非アフリカ地域)最古となり、脳が大きくないといった祖先的特徴を備えています。

 ドマニシ遺跡を越えて西方に広がるヨーロッパでは、60万年以上前となる古い人類遺跡の発見例が乏しいものの、見つかった石器はオルドヴァイ型です。現時点では、スペインで見つかった78万年前頃の子供の頭骨や、120万年前頃とされる断片的な下顎骨化石が知られていますが、これらの人類化石と既知の「原人」との関連性は明らかではあれません。

 アジア東方で最古の人類遺跡は中国北部の陝西省藍田県(Lantian County)公王嶺(Gongwangling)の近くにある尚晨(Shangchen)に位置し、人類化石は出土していないものの、ドマニシ遺跡より古い212万年前頃の地層でオルドヴァイ型石器が発見されており、中国北部では、その他にも170万〜120万年前頃になるかもしれない石器が、いくつかの遺跡で見つかっています(関連記事)。

 中国での発見事例を考えると、より温暖なアジア南部および南東部にも、200万年前頃に「原人」が進出していたとして不思議ではありませんが、現時点ではその証拠はほぼ皆無です。インドネシアの「ジャワ原人」については、最古の年代が127万年前頃もしくは145万年前頃以降と推定されています(関連記事)。ただ、その化石にはかなり祖先的な特徴があるので、アジア南東部大陸部に200万年前頃に進出していた古い「原人」集団が、大陸部と接続したり切断されたりを繰り返していたジャワ島へ渡るのに数十万年かかった、と想定することもできます。


●アジアにおける「原人」と「旧人」の多様化

 アジアに広がった人類からその後、ホモ・エレクトスの地域集団である「ジャワ原人」や「北京原人」が派生しました。かつて、最初にアジア東方へ広がったのはこのホモ・エレクトスで、その後100万年間近く、アジア東方にはホモ・エレクトス以外の人類は存在しなかった、と考えられていました。しかし近年になってアジア東方において、これまで人類化石が確認されていなかった地域で新たに人類化石が複数発見されています。

 ジャワ島のフローレス島では、2003年に10万〜5万年前頃(報告当初は18000年前頃と推定されました)の地層から新種の「原人」化石が発見され、新種ホモ・フロレシエンシス(Homo floresiensis)と命名されました(関連記事)。これが大きな話題となったのは、身長が105cm程度とひじょうに小型で、脳サイズもチンパンジー並だったからです。過去200万〜5万年前頃に、人類の身体および脳サイズは大きくなる傾向にありましたが、「フローレス原人」はこの傾向に明らかに反しています。フローレス「原人」の起源については激しい議論が続いていますが、本論文は「ジャワ原人」起源説を主張します。その根拠は、「フローレス原人」の諸特徴が「ジャワ原人」と酷似しており、それ以上の祖先性は認められない、という形態解析結果です。この見解が正しいならば、身長165cmで脳サイズ860cc程度の110万年前頃の「ジャワ原人」の状態から、身長105cmで脳サイズ426cc程度の「フローレス原人」の状態まで、劇的な矮小化が起きたことになります。そうした極端な進化はあり得ない、との見解もありますが、最近になってフローレス島で70万年前頃の人類化石が発見されたことにより、「ジャワ原人」起源説が改めて指示されました(関連記事)。

 過去の海水準変動でアジア大陸部と接続・文壇を繰り返したジャワ島とは異なり、フローレス島はずっと孤立した島でした。動物学では、そうした島で動物の身体サイズや脳サイズに劇的な変化が起こり得る、と知られており、島嶼効果(島嶼化)と呼ばれています。フローレス島でもそれが起こり得ることは、フローレス島のゾウ類がウシのサイズに縮小している事実からも裏付けられます。「フローレス原人」の発見は、人類といえども、島嶼化のような動物進化の法則から独立しているわけではない、と改めて研究者に突きつけました。2019年には、ルソン島北部のカラオ洞窟(Callao Cave)で発見された人類化石が矮小化した「原人」と判明した、と報告されました(関連記事)。この「原人」は新種ホモ・ルゾネンシス(Homo luzonensis)と命名され、島環境における特殊な人類進化がさらに注目されました。

 台湾の西側の海底では、漁船の底引き網にかかって人類の下顎骨化石が発見され(澎湖人)、その年代は間接的証拠から45万年前頃以降で、おそらく19万年前頃よりも新しい、と推測されています(関連記事)。この下顎骨は頑丈で歯が大きい点で、より古い80万〜75万年前頃の「ジャワ原人」や「北京原人」よりも祖先的に見えます。「原人」の歯と顎は経時的に小型化していく傾向にあるので、「北京原人」も「ジャワ原人」も澎湖人の祖先とは考えにくく、両者とは異なる系統の人類がアジア大陸の辺縁部に存在したことを示唆します。

 現在はロシア領となるシベリア南部のアルタイ地方は、モンゴルと中国とカザフスタンの国境が入れ乱れる地域の付近に位置します。アルタイ山脈には古い人類遺跡のある洞窟がいくつか知られており、その一部は化石とDNA解析からネアンデルタール人(Homo neanderthalensis)と同定されました。さらに、現生人類ともネアンデルタール人とも異なる人類の存在が明らかになり、種区分未定のホモ属であるデニソワ人(Denisovan)と呼ばれています(関連記事)。デニソワ人はDNAから同定された初めての人類で、その素性はまだよく分かっていません。その後、チベット高原で発見された人類化石がタンパク質の総体(プロテオーム)の解析によりデニソワ人と明らかになっており(関連記事)、チベット高原の洞窟堆積物ではデニソワ人のミトコンドリアDNA(mtDNA)が確認されています(関連記事)。デニソワ人の遺伝的影響は、現代人でもアルタイ山脈やチベット高原から遠く離れたオセアニアおよびアジア南東部島嶼部の一部集団でとくに高いと示されており(関連記事)、その解釈をめぐって研究が続けられています。

 このように新たな化石の発見と分析技術の進歩により、ホモ属の進化史はじゅうらいの認識よりも多様で複雑だった、と明らかになりつつあります。その状況は、「原人」よりも派生的な形態特徴を有する「旧人」が現れてからも、おそらくは変わっていません。おそらくヨーロッパでは60万年前頃以降、アジア東部では30万年前頃以降に「旧人」が出現し、ともに5万〜4万年前頃まで存続していた可能性があります。しかし、その時点でアジア辺縁部にはなおも「原人」系統が存在しており、人類進化史の複雑性とともに、現生人類しか存在しない現代が特異な時代であることを示します。


●現生人類の出現

 上述のように、5万年前頃までの地球上において人類はかなり多様で、世界の異なる場所には異なる種が存続しているのは普通でした。それから状況は大きく変わり、「原人」も「旧人」もいなくなり、現在では現生人類1種だけが、かつての人類の分布域を大きく越えて世界中で暮らしています。この激変を説明する理論が、現生人類アフリカ単一起源説です。1980年代頃までの学界では、多地域進化説が一定の影響力を有していました。多地域進化説では、これは、アフリカとユーラシア各地へ広がった「原人」の子孫たちが、隣接集団間の遺伝子交換により進化の方向性を共有しつつ、基本的に各地域で「旧人」を経て現代人へと進化した、と想定されました。これに対して現生人類アフリカ単一起源説では、現生人類がアフリカの「旧人」集団から進化して世界各地へ広がった、と想定されます。

 2000年代以降、現生人類アフリカ単一起源説は遺伝学(ゲノムデータに基づく系統樹では、現代人は全員20万〜10万年前頃にアフリカで派生したと示されます)や化石形態学(現代人と同様の形態特徴を有する化石頭骨は、30万〜15万年前頃にアフリカで最初に出現します)や考古学(装飾品や模様などの「先進的」行動はアフリカで最初に始まります)など、さまざまな証拠により固められ、定説となりました。現生人類の起源が明らかにされたことで、現生人類の歴史を本格的に語る枠組みが得られました。これまでの歴史叙述の多くは「文明」の誕生と発展に力点を置いてきましたが、人類史は「文明」誕生以前から始まっており、地域によっては「文明」とは縁遠い暮らしを続けてきた人々もいます。そうした全ての人々を視野に含めた歴史を語るならば、現生人類自身の歴史にもめを向けるべきで、現生人類アフリカ単一起源説の確立を受けて、今はそれが可能となっています。近年脚光を浴びている「グローバルヒストリー」の背景には、こうした流れがあります。


●世界へ広がった現生人類

 「原人」や「旧人」はユーラシアへと拡散したとはいえ、その分布域は世界の陸域の半分にも満たないものでした。「原人」や「旧人」のそれ以上の拡散を何が阻んでいたのか、逆にそれを突破した現生人類の新規性がどこにあるのかを、読み取れます。遺跡証拠に基づく現生人類の拡散経路の復元地図は直接的証拠なので、遺伝学に基づくそれよりも確度が高くなります。現生人類が世界へ広がった最終氷期後半(5万〜1万年前頃)は、海水面が最大で現在よりも125〜130m下がっていました。

 現生人類の出アフリカの年代については、10万年前頃や7万年前頃や5万年前頃などの仮説がありますが、現代人の系譜へとつながるユーラシア全土への本格的な拡散が始まったのは、5万年前頃以降の上部旧石器時代(後期旧石器時代)です。その時点で、ユーラシアの中〜低緯度地域には多様な「原人」や「旧人」の先住者がいましたが、なぜかこの時期にその大多数は姿を消しました。アフリカからユーラシアへと拡散していった現生人類は、ネアンデルタール人やデニソワ人などと部分的に混血したことが、化石人類および現代人のゲノム解析から判明しており、非アフリカ系現代人は、そうした非現生人類ホモ属由来のゲノムを数%程度継承しています。

 出アフリカ後の現生人類は、直ちに「原人」や「旧人」の分布域全体へ広がり、さらにその先の無人領域へと拡散しましたるまず、何らかの舟で西インドネシアの海に進出した現生人類集団が、ニューギニアやオーストラリアへ到達しました。そのような海洋進出は、やがて西太平洋のアジア大陸部辺縁地域に転がり、38000〜35000年前頃には対馬海峡や台湾沖の海を越えて、日本列島への移住を果たした集団が現れました。島へ渡った現生人類は、海洋航海に限らず、いくつかの新規的行動の痕跡を残しています。たとえば本州や九州では、現時点で最古となる3万年以上前の狩猟用落とし穴(罠猟の証拠)が多数発見されています。沖縄島南部のサキタリ洞遺跡からは、現時点で世界最古となる23000年前頃の釣り針が発見されました。世界最大級の海流である黒潮が行く手を阻み、島が水平線の向こうに見えないほど遠い台湾から与那国島への海峡を、丸木舟で渡る実験航海では、古来の航海術で45時間かけて与那国島へたどり着けました。

 アジア大陸内陸部では、同じ頃にシベリアへの現生人類の進出が始まっていました。現生人類は45000年前頃には、バイカル湖の南側の「旧人」生息域の本源に達し、32000年前頃までには、それをはるかに超えて現在の北極海沿岸にまで進出しています。その背景には、寒さに耐えるための住居建設、裁縫による毛皮の衣服、食料や道具素材の貯蔵など新たな技術開発がありました。シベリアの奥地へ到達した現生人類集団の一部は、やがてアラスカへと進出し、さらにアメリカ大陸へと広がっていきました。

 こうして最終氷期が終わって気候の温暖化が顕著になる1万年前頃までに、南極大陸を除く全ての大陸が現生人類の分布域となりました。その後、一部地域で農耕が始まって新石器時代になると、より規模の大きい海洋進出が始まり。3500〜1000年前頃には、木造の大型帆つきカヌーを有する集団が出現し、アジア南東部を起点に太平洋の中央に位置するポリネシアや、インド洋のマダガスカル島に拡散しました。

 このように現生人類は、ヨーロッパで「大航海時代」が始まるずっと前から、南極を除く地球上のほぼ全ての陸域で暮らすようになっていました。その拡散の様相をたどると、他の動物とは異なる現生人類の特異性が浮き彫りになります。他の動物が新たな環境に進出するさい、身体構造の進化を伴うのが普通ですが、現生人類は海を越えるために舟を発明し、寒さに耐えるために他の動物の毛皮を利用するというように、技術と文化でそれを解決しました。


●現代人の多様性の逆説

 20世紀後半以降に急速に発展した人類遺伝学は、現生人類アフリカ単一起源説の確立に大きく貢献しましたが、その他に重要な発見が一つあり、それは、外見から受ける印象とは異なり、現生人類の遺伝的多様性は低い、ということです。世界各地の現代人は、肌の色や体型や顔や髪質などでかなりの多様性を示すので、外見からその人の出身地を大まかに言い当てることもできます。一方でチンパンジーには、現代人の視点ではそれほど外見の多様性はありません。しかし、非ヒト類人猿と現代人のゲノムの比較では、現代人の方が遺伝的多様性は低く、これは、現生人類は誕生(より正確には現代人の遺伝的分化の開始)以降の歴史が浅い、と示します。このように、見かけと遺伝的多様性の様相が相反することを「現代人多様性の逆説」と呼びます。

 この逆説の理由は、現生人類が急速に世界へと拡散したことと関連しています。つまり、気温や日照条件などが異なる各地へ拡散した現生人類は、各地に適応するような選択圧が作用し、関連する一部の遺伝子が変異して(あるいは非現生人類ホモ属から適応的な変異を得て)外見上の多様性が生まれました。具体的には、肌の色は紫外線照射量と相関しており、身長や体型もある程度は気温と関連している、と示されています。現生人類では、一部の遺伝子が多様化して見かけの集団間の多様性が生まれましたが、ゲノム全体の種内多様性は低く、この逆説を正しく認識することは現代社会において有益です。現生人類は視覚で判断する性向を有するので、外見が異なる他者を異質と決めつけて排除してしまう危険性があります。これは無用な差別の温床になり得るので、これを避けるには、個々人が多様性の実態を理解しなければなりません。


●世界拡散以後の四つの革命

 現在、多様な現生人類の言語や文化が存在しますが、これも上部旧石器時代以降の歴史の産物です。古代「文明」以降、そうした文化の地域的多様性はさらに増し(と本論文は指摘しますが、「文明」以降、逆に均質化が進んだのではないか、と私は考えています)、やがて支配する集団と支配される集団の関係が生まれました。しかし、こうした差異を集団の優劣の反映と安直に考えるべきではありません。「グローバルヒストリー」の観点から、どの地域でどのような文化が生まれるかは、その集団の移住先の地政学的要因や歴史に強く作用される、との認識が提示されています。こうした文化や社会体制の多様化の経緯も、上述の身体形質とともに、現生人類の歴史として理解すべきです。異文化に敬意を抱き、多文化共生を目指すならば、そうした姿勢が必須となるでしょう。

 進化ではなく歴史が社会を変えてきた具体例として、人類史でよく知られたいくつかの「革命」があります。それは、認知革命や農業(食料生産)革命や産業革命や情報革命などです。千年単位の長い過程の結果である農耕の発生に革命という呼称は相応しくない、との見解もありますが、興味深いのは、革命により生じた文脈です。認知革命の定義はあいまいですが、一般的には、創造力や想像力や認識力や言語による複雑な情報伝達力や未来予見性や計画力にたけた、現生人類の認知能力の進化を指しています。農業革命と産業革命と情報革命は現生人類の世界への拡散後に生じたもので、認知能力の進化を伴うわけではありません。それは、食料生産や工業生産や情報技術のどれも、発明者から近隣集団へとすぐに伝わったことからも明らかです。

 つまり、現生人類は特別な進化なしに、過去5万年間に技術や社会体制を飛躍的に発展させました。考古学によると、そうした大変革の萌芽はすでに上部旧石器時代に存在しており、文化が地域的多様化や時代的変遷を示すことは、上部旧石器文化の特徴の一つと把握されており、たとえばヨーロッパ西部の上部旧石器文化は、オーリナシアン(Aurignacian)やグラヴェティアン(Gravettian)など細分化され、日本列島の後期旧石器時代も前半と後半と末期では様相が異なります。つまり、先代の技術や知識を継承しながら次々と発展させていく行為そのものが、現生人類の特徴と言えます。進化していく過程で新たなものを獲得する他の生物とは異なり、独自に歴史を創出して変えていくのが現生人類で、上部旧石器時代の世界規模の拡散もそうして達成されました。現生人類はこうした能力を共有していますが、各地域の歴史的経緯が異なったので、文化や暮らし方は多様になりました。


●現生人類の功罪

 このように右肩上がりの発展と多様化を遂げてきた現生人類ですが、今やその行動には、有用と判断した動植物の生育を制御し、有害と判断した生物を排除し、陸の地形を変え、気候に影響を及ぼし、海にも宇宙にも廃棄物があるなど、自然を左右するほどの影響力があります。その功罪一覧は膨大になるでしょうが、人類史の視点から二つ挙げると、大絶滅および「文明病」と呼ばれる疾患です。現生人類が世界各地へ拡散した更新世末には大絶滅が起きたとされており、ユーラシアの非現生人類ホモ属とともに、各地の大型哺乳類や地上性鳥類が次々と絶滅しました。気候変動がその絶滅の一部を説明できるかもしれませんが、現生人類に大きな責任があることは否定できないようです。絶滅の影響は、それまで無人だったオーストラリアやアメリカ大陸などでとくに大きく、日本列島でも、ナウマンゾウやケナガマンモスやステップバイソンやオオツノジカやヒョウなどが、現生人類の到来後に消滅しました。つまり、現生人類による環境破壊は上部旧石器時代から始まっていたわけです。

 「文明病」と呼ばれる一連の疾患には、高血圧や心筋梗塞や虫歯などがあり、食生活の変化に起因します。1990年代末に登場した進化(ダーウィン)医学では、これが身体と生活環境の不一致という視点で解釈されます。つまり、現生人類にとって最適な食生活とは、長期にわたる旧石器時代の狩猟採集生活に合うよう調整されてきたはずなのに、「文明」の発展に伴って環境が急激に変わり、祖先がおそらく経験しなかった、飽食や糖分の過剰摂取が容易な社会を形成してしまい、その環境に身体がついていけずに生じている新たな病的状態が一連の文明病である、というわけです。このように人類史の次元で歴史を把握し直すことにより、現代人は自身の再発見の機会を得られます。そのため、学際的な人類史のさらに詳しい復元が今後も必要となるでしょう。


参考文献:
海部陽介(2021)「ホモ属の「繁栄」 人類史の視点から」井原泰雄、梅ア昌裕、米田穣編『人間の本質にせまる科学 自然人類学の挑戦』(東京大学出版会)第3章P43-58

古人類学
気持玉(0)
0
2021年10月25日

大河ドラマ『青天を衝け』第32回「栄一、銀行を作る」
大河ドラマ
 大蔵省を辞めた栄一は銀行作りに奔走し、第一国立銀行の設立に関わって総監役に就任します。官界でも民間でもそれぞれ違う苦労があるもので、それぞれの立場に応じて栄一の才覚と苦労が描かれており、よいと思います。民間に転じた栄一は癖のある人物相手に苦労が多いものの、それを楽しんでもいるように見えます。今回新たに登場した岩崎弥太郎は、ひじょうに癖のある人物として描かれるようで、まだ栄一とは会っていませんが、二人の対面というか対決は後半の見どころの一つになるのではないか、と期待しています。

 今回は栄一の家庭場面の描写が長めで、家庭場面を描くことにやたら否定的な大河ドラマ愛好者もいるようですが、世相の変化も台詞で自然に示されていましたし、何よりも栄一の母親の退場ですから、長めでよかったのではないか、と思います。史実がどうだったのか知りませんが、本作では栄一は両親に恵まれています。気になるのは、相変わらず大久保利通が悪役寄りの小物のように見えることで、今後、大物政治家としての側面が描かれるのでしょうか。

https://sicambre.at.webry.info/202110/article_26.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/464.html#c14

[番外地9] 爽彩さんは小学校の時にパニック障害を発症しているので、小学生の時にレイプされたか覚醒剤を打たれたのが原因でしょう 中川隆
3. 中川隆[-15817] koaQ7Jey 2021年10月26日 09:23:44 : Axx9xfYkCA : aUhHZUxLMDhkcGM=[9]
旭川事件はイジメではなくヤクザがらみの児童売春事件なので質的に違うのですね:
爽彩さんは小学校の時にパニック障害を発症しているので、小学生の時に rape されたか覚醒剤を打たれたのが原因でしょう。 覚醒剤障害になるとフラッシュバックで被害妄想になるのですね。
それで精神病院では爽彩さんが自殺しない様に下着も着せなかったそうです。
爽彩さんが精神病院に入れられた前後に、警察は覚醒剤関係者を捜査して逮捕しています:

0601 名無番長 2019/07/12 17:15:29
旭導会 若頭補佐
唐沢昌幸(からさわまさゆき)56歳
旭川市豊岡7条1丁目
稲川会荒木組の組員と共謀し、小学生と中学生の姉妹に覚せい剤を注射した上で卑猥な行為をした。
この姉妹の母親と唐沢は顔見知りであり、母親の依頼でトリトンの会長を恐喝し逮捕。その捜査の過程で小学生と中学生の姉妹に対する猥褻行為が発覚。旭導会本部はこれに対する処分をしておらず、強く処分を求める。

2020年8月12日、旭川中央警察署は、自宅に大量の覚せい剤と注射器を隠し持っていた組員を逮捕。同年9月2日、旭川市の事務所に家宅捜索が行われた。

▲△▽▼

爽彩さんが11,12歳の頃にパニック障害を発症し、被害妄想になった(?)のは覚醒剤障害になったのが原因か?

大橋隆二(23歳)は都内の大学3年生。昨年の大学祭で友人から大麻を勧められ軽い気持ちで手を出した。その後も数回、大麻を吸った後、覚せい剤にも手を出した。

何度目かの覚せい剤吸引後、警察官が自宅を尋ねてきた。母親の公子が対応、警察官は隆二の住んでいる地域で空き巣が多いため、各家庭を訪問し注意を促すとともに聞き込みをしていたのだが、隆二には覚せい剤使用がばれて調べにきたのではないかと思えた。

そのうち、警察ではなく、覚せい剤常習者を取り締まる影の組織があり、その組織の暗殺者が隆二を狙っていると思うようになった。
コトッ、外で音がすると暗殺者が来たと思い怯えた。
ニャー、「ふん、間抜けな暗殺者だ。そんな声でだまされるか!」

ヘリコプターの音がすると、監視されていると確信した。
空挺部隊の暗殺特殊部隊がやってくる。
不安にさいなまれ、覚せい剤を吸った。

●妄想と現実の区別がつかずに犯罪へ

「宅配便です」の声に隆二は居留守を使った。
母が帰宅して
「あら、隆二、出かけてたの?不在連絡票が入っていたわよ」
「うん、少しね」

この時、隆二は「なるほど、わざと出かけていたんだな」と思い母まで組織の手に落ちたと確信した。
この時以降、母親が作る食事を食べずに
お菓子やカップラーメン、パンなどを食べて過ごすようになった。
「どうしたの隆二、なぜ食事しないの?」
“毒をいれてあるんだろう。組織から指示されて、母親のくせに俺を殺そうとしているんだ”何も言わずに、母親を睨みつけた。
「なによ、そんなに怖い顔して、へんな子ね。きちんと食事しないと体が悪くなるわよ」
母はそう言った。

公子は近頃、隆二の様子が変なことには気がついていたが、どうして良いのかわからずそのままにしていた。でも、隆二の様子が日を追うごとに変になってくる。これは普通じゃないと思い夫の朗に相談したものの、「そんな時期なんだろう」ですまされていた。
「でも、普通じゃないよ」
“そうだ、明子に相談しよう。彼女なら保健所に勤めているし、精神障害に関わる仕事をしていると言ってたからなにかアドバイスしてくれるかも知れない”そう思ってすぐに明子に電話した。

●事件(暗殺者を返り討ちに)
数日後、明子(母親の友達で保健所で精神障害関連の仕事をしている)がやってきた。
「隆二君、ごぶさた」
部屋の外から明子が隆二に声をかけた。

隆二は、とうとう殺される日が来たと思った。
「そうはさせるか。殺される前に殺してやる。組織がどんなに大きくても、一人でも二人でも道連れにしてやる!」
バットを持って、母親とその友達がいる台所へと向かった。

大きな音と悲鳴を聞きつけた隣家からの通報で
警察官が駆けつけると
眉間から血を流した女性が片手を押さえている。
中年の男性が二人で青年を押さえつけているのだが、その青年は押さえつけられながら笑い転げており、ときたま訳の分からないことを口走っている。

隆二は警察官を認めると、お前も死ね!と言ってつばを吐きかけた。
くそ!!ここで捕まったら裁判もなく殺されるじゃないか!!
と思った瞬間、隆二は警察官に手錠をかけられていた。
「お前がやったのか!」
「そうだ、こいつらが殺しにきたから返り討ちにしてやった。お前も暗殺部隊のメンバーなんだろう。なぜひとおもいに俺を殺さないんだ!」
「えっっ・・・」

救急隊員が入ってきた。
眉間から血を流していたのは母親の公子だった。
明子は手でかばったらしく腕を骨折していたが他に外傷は見当たらなかった。
救急隊員が二人を連れてゆく。

翌日の新聞に
「バットで母とその友人を襲う!」
「23歳の青年にいったい何が?」
という見出しが躍った。

●警察から病院へ
警察で取り調べを受けている間も不安で仕方なかった。
殺される!殺される!殺される!
どうしよう・・・・!

警察官は逮捕時の様子から見ていて薬物使用を疑っていた
そのため令状を取り採尿のため
宮内病院に連れて行った。
隆二は抵抗して暴れたが3人の警察官に押さえつけられ
医師の手により強制採尿された。

取調室でも隆二は
「殺さないでくれ!」と叫んだかと思うと
「死んでやる」と言って壁にむかって走ろうとした。
幸いそばにいた警察官に押さえられ、
壁に頭を打ち付けて自殺しようとした隆二の企みは成功しなかった。

検察官から精神鑑定の依頼が大学病院の田中教授のもとにあった。
起訴予定の罪名は殺人未遂と覚せい剤取締法違反である。
精神鑑定をした田中教授は「覚せい剤の影響で現実的な判断をする能力が低下していた」との結果を伝えた。

2〜3日すると、隆二は落ち着いてきた。
覚せい剤が体から抜けたことで事件前のような恐怖感はなくなったものの、それが覚せい剤による幻覚や妄想によるものだったという確信は持てなかった。
http://www.asyura2.com/21/ban9/msg/887.html#c3

[近代史5] おいしい味噌汁の作り方 中川隆
1. 中川隆[-15816] koaQ7Jey 2021年10月26日 11:17:20 : Axx9xfYkCA : aUhHZUxLMDhkcGM=[10]
【和食の基本】板前が教える出汁の引き方【味噌汁が絶品に】




「鰹節と昆布でとった出汁で作る味噌汁ほど最高のものはないですね」とはお客さんの言葉。最高の出汁の引き方について京都大学の研究を参照に解説しています。一部オリジナルな部分もありますが、味噌汁を作るのには最高の出汁のひき方だと思いますので、是非ともお試しくださいませ。

【材料】
・水 500ml
・昆布 5g
・鰹節 15g
・味噌 適量
・万能ネギ 適量



京都大学の研究をベースに出汁を引いて味噌汁作りました。
ゆーたろー(和の料理人)
2021年1月10日
https://note.com/yutaro13m/n/n969e8f8859b1



「出汁でコケたらその日の味全部コケる」

という事を修行していた日本料理屋で大将が煮方の人に言っていたのをふと思い出しました。

こんにちは、ゆーたろー です。

というわけで今回は「コケたら(失敗したら)終わり」の出汁を、昔見た京都の大学と料理人さんが作った研究データをベースに温度と量を測りながら作る方法について紹介していこうと思います。

初めに
用意する食材はこちら。



・水 500ml
・かつお節 15g
・昆布 5g
・味噌 適量
・万能ネギ 適量
注意点としましては、水は軟水のものがオススメ。水道水だと変な匂いがありますし、硬水だとかつおや昆布の旨味成分が溶け出しにくいためです。

鰹節と昆布に関しては、出汁用のものであればとりあえずOK。お好み焼きにかける用の鰹節はあまりお勧めできません(おいしいけど)。

味噌は「出汁入り」と書かれたものや「添加物(アミノ酸等)」があまりないものが良いですが、とりあえず家にあるものでも大丈夫です。余談ですが「出汁入り」のものだとセブンイレブンのものが好きです。

それでは、調理に入っていきます。

調理編
まず初めに「昆布って前日から水につけておいた方が良いの?」という問題がありますが、正直、どちらでも良いです。

京都大学の研究による昆布出汁の最高の取り方は60度で1時間温めるというものですし、水につけた場合においても30分つけた場合と6時間のつけた場合の差はあまりないです。

ただ「あ、昆布水に浸けておくの忘れた!」という事を防ぐという意味では大事なので、うっかりさんは前日からつけておくのをオススメします(僕はそうしてます)。



また「今すぐ昆布出汁が欲しい!」という方は昆布に切り込みを入れる事で気持ち早く出汁を引くことができますので、いざという時にはそう言った対処法もあります(ごめんなさい、こっちの方法の方がよく使っている気がしてきました)。

というわけで、昆布を温めていきます。



「60度なんてわからんわ」という方は、鍋淵の気泡を見てあげるとわかりやすいです。大体70度付近になると鍋淵に気泡が見えてくるので、そこまでいきそうになったら火を弱めるなどしてあげると、目分量でもある程度ですが、温度のコントロールはできます。

全然関係ないですが、温度に対しても目分「量」って使えるんですかね?

そのようにしてざっくりと温度をコントロールしながら、味見をしながら、昆布出汁の味を見て、味がでてきたら昆布を取り外します。

昆布は70度を超えるとアルギン酸というエグミの元となる成分がでてくるので、そこだけは注意です。



昆布を取り出したら、そのまま昆布出汁を温めていきます。

京都大学の研究によりますと、ベストな鰹出汁の引き方は「85度」。なので、鰹節を入れると温度が下がるという事を加味すると、87度ぐらいで鰹節を入れるのが良いです。

なので、よくある出汁の引き方のポイントでもある「沸騰した昆布出汁におたま一杯の水を入れると温度がちょうど良い」と言う考えにそってやれば、良い感じに出汁がひけます。先人の知恵は偉大ですね。

通常の一番出汁ですと、軽くおたまでアクをとり、1分ぐらい鰹節をおいた後に静かに濾して、完成です。



ただ、今回はあくまで「味噌汁用」の出汁をひいているので、鰹節さんにはギリギリまで頑張ってもらいます。

95度以上まであげると香りが飛ぶ鳥のごとく消えていくので、とろ火にして5分ほど煮て、その後、鰹節が沈むまで待って、ザルで濾します。



鰹節の雑味はお吸い物などにする時にはあまり好まれませんが、味噌汁や煮物に使う分には奥深さになると思うので、しっかりと絞ります。

ここら辺、日本酒でいうところの「雑味」と考え方が近いような気がします。「綺麗な口当たり」の反語が「米らしい味わい」なのと同じように「澄んだ出汁」の反語が「奥深い味わい」なのと同じ感じです。わかりにくいですね。

ただ、めっちゃ熱いのでやけどにだけは注意です。



これで、味噌汁用の出汁が引けました。



あとはこちらを沸騰しないぐらいまで温めます。ここまでせっかく香りを残してきたのに、ここでグツグツさせてしまったら台無しです。

十分に温まったら、味噌を溶き、ネギを散らしたら、完成です。



見た目はこの上ないほどに地味ですが、出汁の良さを存分に楽しめる味噌汁です。

もちろん、色々な煮物料理やお浸しにも使えます。







「日本人は出汁の香りを嗅ぐと自律神経が整う」とも言われているぐらいに、出汁とともに生活してきました。ちょっと面倒かもしれませんが、もしよろしければお試しくださいませ。
https://note.com/yutaro13m/n/n969e8f8859b1

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1149.html#c1
[リバイバル3] LE14A _ JBL L101 Lancer 中川隆
11. 2021年10月26日 11:47:07 : Axx9xfYkCA : aUhHZUxLMDhkcGM=[11]
Mr.トレイルのオーディオ回り道
1W/chアンプの世界
2021年10月26日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8717faff28a1d0f108549761424bf041


正直、今時1W/chのアンプが使えるか?・・・SPユニットの能率が100dbを越えないと使えません。SPの能率が90db程度では、全く駆動力が不足するでしょう。

現在はTr型アンプの時代。安物のエントリークラスでも100W/ch位の出力が有ります。低能率(90db以下)のSPでも楽々と駆動出来ますが、「安物の音」では音楽表現が不足します。SPユニットの能率を考えて1W/chの管球アンプを組み合わせると、思いがけない「音色」の付いたサウンドが得られます。

だからと云って、「管球アンプ」を今の方にお勧めはしません。「良い球」はもう殆ど「死蔵」されているか?・・・稀にしか出てきません。出て来ても価格が高くて手が出ない水準になってくるでしょう。自分もWE300Bのアンプが欲しくて、20年程前に数セットの300Bアンプを持っていましたが、肝心のWE300Bが手に入らなくて諦めました。10年程復刻版を待ちましたが出てきませんでした。300Bも国産や中国製のモノは手に入りますが、音質が伴いません。2〜3流の球を使うぐらいなら、止めた方が良いと判断しました。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8717faff28a1d0f108549761424bf041
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1118.html#c11

[リバイバル3] 1W(ワット)アンプで 38pウーハーは無理 中川隆
17. 中川隆[-15815] koaQ7Jey 2021年10月26日 11:47:53 : Axx9xfYkCA : aUhHZUxLMDhkcGM=[12]
Mr.トレイルのオーディオ回り道
1W/chアンプの世界
2021年10月26日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8717faff28a1d0f108549761424bf041


正直、今時1W/chのアンプが使えるか?・・・SPユニットの能率が100dbを越えないと使えません。SPの能率が90db程度では、全く駆動力が不足するでしょう。

現在はTr型アンプの時代。安物のエントリークラスでも100W/ch位の出力が有ります。低能率(90db以下)のSPでも楽々と駆動出来ますが、「安物の音」では音楽表現が不足します。SPユニットの能率を考えて1W/chの管球アンプを組み合わせると、思いがけない「音色」の付いたサウンドが得られます。

だからと云って、「管球アンプ」を今の方にお勧めはしません。「良い球」はもう殆ど「死蔵」されているか?・・・稀にしか出てきません。出て来ても価格が高くて手が出ない水準になってくるでしょう。自分もWE300Bのアンプが欲しくて、20年程前に数セットの300Bアンプを持っていましたが、肝心のWE300Bが手に入らなくて諦めました。10年程復刻版を待ちましたが出てきませんでした。300Bも国産や中国製のモノは手に入りますが、音質が伴いません。2〜3流の球を使うぐらいなら、止めた方が良いと判断しました。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8717faff28a1d0f108549761424bf041
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/968.html#c17

[リバイバル3] 真空管アンプについての よく有る誤解 中川隆
28. 中川隆[-15814] koaQ7Jey 2021年10月26日 11:48:44 : Axx9xfYkCA : aUhHZUxLMDhkcGM=[13]
Mr.トレイルのオーディオ回り道
1W/chアンプの世界
2021年10月26日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8717faff28a1d0f108549761424bf041


正直、今時1W/chのアンプが使えるか?・・・SPユニットの能率が100dbを越えないと使えません。SPの能率が90db程度では、全く駆動力が不足するでしょう。

現在はTr型アンプの時代。安物のエントリークラスでも100W/ch位の出力が有ります。低能率(90db以下)のSPでも楽々と駆動出来ますが、「安物の音」では音楽表現が不足します。SPユニットの能率を考えて1W/chの管球アンプを組み合わせると、思いがけない「音色」の付いたサウンドが得られます。

だからと云って、「管球アンプ」を今の方にお勧めはしません。「良い球」はもう殆ど「死蔵」されているか?・・・稀にしか出てきません。出て来ても価格が高くて手が出ない水準になってくるでしょう。自分もWE300Bのアンプが欲しくて、20年程前に数セットの300Bアンプを持っていましたが、肝心のWE300Bが手に入らなくて諦めました。10年程復刻版を待ちましたが出てきませんでした。300Bも国産や中国製のモノは手に入りますが、音質が伴いません。2〜3流の球を使うぐらいなら、止めた方が良いと判断しました。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8717faff28a1d0f108549761424bf041
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/923.html#c28

[近代史5] 真空管アンプの世界 中川隆
26. 中川隆[-15813] koaQ7Jey 2021年10月26日 11:49:05 : Axx9xfYkCA : aUhHZUxLMDhkcGM=[14]
Mr.トレイルのオーディオ回り道
1W/chアンプの世界
2021年10月26日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8717faff28a1d0f108549761424bf041


正直、今時1W/chのアンプが使えるか?・・・SPユニットの能率が100dbを越えないと使えません。SPの能率が90db程度では、全く駆動力が不足するでしょう。

現在はTr型アンプの時代。安物のエントリークラスでも100W/ch位の出力が有ります。低能率(90db以下)のSPでも楽々と駆動出来ますが、「安物の音」では音楽表現が不足します。SPユニットの能率を考えて1W/chの管球アンプを組み合わせると、思いがけない「音色」の付いたサウンドが得られます。

だからと云って、「管球アンプ」を今の方にお勧めはしません。「良い球」はもう殆ど「死蔵」されているか?・・・稀にしか出てきません。出て来ても価格が高くて手が出ない水準になってくるでしょう。自分もWE300Bのアンプが欲しくて、20年程前に数セットの300Bアンプを持っていましたが、肝心のWE300Bが手に入らなくて諦めました。10年程復刻版を待ちましたが出てきませんでした。300Bも国産や中国製のモノは手に入りますが、音質が伴いません。2〜3流の球を使うぐらいなら、止めた方が良いと判断しました。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8717faff28a1d0f108549761424bf041
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/415.html#c26

[近代史4] 真空管アンプの世界 中川隆
27. 中川隆[-15812] koaQ7Jey 2021年10月26日 11:50:09 : Axx9xfYkCA : aUhHZUxLMDhkcGM=[15]
Mr.トレイルのオーディオ回り道
1W/chアンプの世界
2021年10月26日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8717faff28a1d0f108549761424bf041


正直、今時1W/chのアンプが使えるか?・・・SPユニットの能率が100dbを越えないと使えません。SPの能率が90db程度では、全く駆動力が不足するでしょう。

現在はTr型アンプの時代。安物のエントリークラスでも100W/ch位の出力が有ります。低能率(90db以下)のSPでも楽々と駆動出来ますが、「安物の音」では音楽表現が不足します。SPユニットの能率を考えて1W/chの管球アンプを組み合わせると、思いがけない「音色」の付いたサウンドが得られます。

だからと云って、「管球アンプ」を今の方にお勧めはしません。「良い球」はもう殆ど「死蔵」されているか?・・・稀にしか出てきません。出て来ても価格が高くて手が出ない水準になってくるでしょう。自分もWE300Bのアンプが欲しくて、20年程前に数セットの300Bアンプを持っていましたが、肝心のWE300Bが手に入らなくて諦めました。10年程復刻版を待ちましたが出てきませんでした。300Bも国産や中国製のモノは手に入りますが、音質が伴いません。2〜3流の球を使うぐらいなら、止めた方が良いと判断しました。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8717faff28a1d0f108549761424bf041
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/116.html#c27

[近代史7] (帝銀事件)戦後間もない日本で起こった怖過ぎる事件 中川隆
11. 2021年10月26日 12:58:10 : Axx9xfYkCA : aUhHZUxLMDhkcGM=[16]
ゆっくり解説 帝銀事件 戦後の混乱期に発生した謎事件 背後にうごめく米軍と関東軍731部隊
2021/10/25




帝銀事件は終戦直後に発生した凶悪事件で真相解明にGHQがたちはだかり
一人の画家が犯人として仕立てされ18回も再審請求を拒否されたあげく
死刑執行も名誉回復もされず1987年に獄中で死亡しました
其の証拠に物証はなく精神的に不安定な画家平沢貞通の証言と
いくつかの状況証拠でかれを有罪としたのです。

http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/121.html#c11
[昼休み54] 阿部定の世界 中川隆
5. 2021年10月26日 13:13:05 : Axx9xfYkCA : aUhHZUxLMDhkcGM=[17]
L'affaire Abe Sada - 阿部定事件




【実話】恋人の局部を切断・お守りにした女…阿部定事件【怖い話】





【阿部定事件の真相】「あたしがお探しの、阿部定ですよ」



http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/248.html#c5
[近代史7] 阿部定の世界 中川隆
1. 中川隆[-15811] koaQ7Jey 2021年10月26日 13:14:39 : Axx9xfYkCA : aUhHZUxLMDhkcGM=[18]
L'affaire Abe Sada - 阿部定事件





【実話】恋人の局部を切断・お守りにした女…阿部定事件【怖い話】





【阿部定事件の真相】「あたしがお探しの、阿部定ですよ」



http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/130.html#c1
[近代史5] 知りたくなかった偉人の本性 中川隆
10. 2021年10月26日 15:55:22 : Axx9xfYkCA : aUhHZUxLMDhkcGM=[20]
【ゆっくり解説】悪魔か?天才か?偉人たちのダークサイド7選



http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/633.html#c10
[近代史6] 次期首相の敵はインフレ。2022年、オイルショック級の物価上昇が日本と世界を襲う=吉田繁治 中川隆
4. 中川隆[-15809] koaQ7Jey 2021年10月26日 16:34:14 : Axx9xfYkCA : aUhHZUxLMDhkcGM=[21]
ポール・チューダー・ジョーンズ氏: インフレはどんどん酷くなる
2021年10月25日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/16629
ブラック・マンデーを予測したことで有名な投資家ポール・チューダー・ジョーンズ氏がCNBCのインタビューでインフレについて語っている。

インフレ危機

ジョーンズ氏は次のように断言する。

今投資家が直面している最大の問題はインフレだ。

Fed(連邦準備制度)がインフレは一時的だと言い張る中でそうではないと言い続けてきたジョーンズ氏だから、今こう発言することに不思議はないだろう。彼はこう続ける。

インフレが一時的ではないことは明らかだ。このまま居座り、間違いなく金融市場に対する脅威となり、そして恐らくは社会全体への脅威となるだろう。

事実、ガソリン価格が高騰しているのは日本人でも実感しているはずだ。金融市場では原油価格は次のように推移している。

https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2021/10/2021-10-25-wti-crude-oil-chart.png


去年マイナスになった原油価格を高値まで押し上げたのは、現金給付と西洋のリベラル派が推し進めた脱炭素政策である。需要があるにもかかわらず、化石燃料の生産を無理矢理抑制した結果がこれである。

サマーズ氏: エネルギー価格を高騰させる脱炭素政策は健全ではない
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/16442


高騰するエネルギー価格が既に高くなっている物価を更に押し上げてゆくとジョーンズ氏は主張する。

5.4%というCPI(消費者物価指数)の数字は本当に驚きだ。30年来の高い数字で、もちろんここから数ヶ月で更に上がってゆく。

原油価格の高騰はそこから数ヶ月の遅れを経て、原油を原料として作られる様々な製品のインフレへと転嫁されてゆくからである。

インフレを招く現金給付

そしてインフレの原因となっているのは脱炭素政策だけではない。マネーサプライ、つまり銀行口座に存在する貨幣の量についてもジョーンズ氏は言及する。

経済の需要の側を考えよう。つまりM2(訳注:マネーサプライ)だ。M2は新型コロナの流行が始まってから5.4兆ドルも増えた。この増加量は本来の増加量よりも3.5兆ドル多い。

3.5兆ドル、つまりGDPの16%分が預金として待機しており、株式や暗号通貨や不動産や消費に使われるのを待っている。

アメリカでマネーサプライが増加したのは明らかに現金給付が原因である。アメリカでは都度3回、合計で1人あたり30万円以上の現金が給付されており、これが銀行預金残高の爆発的増加と物価の上昇をもたらした。

そしてこれは対岸の火事ではない。日本にも遠からずインフレの時代が来るだろう。何故ならば、日本も再び現金給付を考え始めているからである。

日本でもインフレ近づく

アメリカで既に日用品の値段が上がって年間で10万円どころではない損失になっている消費者も多いだろうに、負け確定の戦略に後から率先して飛び込んでゆくあたりは流石、第2次世界大戦で負けた日本らしいというべきだろうか。脱炭素政策についても同じことで、先導していた菅氏と小泉氏はいなくなったが、それでも日本政府は西洋の間違いを今後も真似するのだろう。

現金給付に関しては経済学者ミルトン・フリードマン氏が述べた現金給付の本質をもう一度思い出してほしい。

ミルトン・フリードマン氏: リベラリズムは衆愚政治である
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/12998


こうした政策の中身は、現実には政府がまったく恣意的に国民の一部から税金を略奪して国民の他の一部に補助金として与えるということでしかない。

結局GO TOトラベルも現金給付もそういうものでしかなかったにもかかわらず、前者を否定する人も後者には気を引かれるらしい。しかし国民がそういう道を選ぶならば、来年か再来年には日本にもアメリカのような物価高騰が待ち受けているだろう。

皮肉なのは、現金給付と脱炭素政策という物価高騰の二大原因が両方とも政治家によって引き起こされた、つまり政治家が何もしなければ問題は生じなかっただろうということである。経済学者ハイエク氏は本当に慧眼だったと言わざるを得ない。

ハイエク: インフレ主義は非科学的迷信
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/11992


政府が自分の頭で考えて行動しようとすれば、その被害は増大するように思われる。

https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/16629
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/637.html#c4

[番外地10] 日本人と天皇一族による極悪非道の世界侵略の歴史 中川隆
1. 中川隆[-15808] koaQ7Jey 2021年10月26日 17:57:54 : Axx9xfYkCA : aUhHZUxLMDhkcGM=[22]
部落民もアイヌ人も縄文人の子孫、和人はchousenからの渡来人
日本人と天皇一族による極悪非道の縄文人・アイヌ人虐殺・世界侵略の歴史
・chousen で長江の稲作民と縄文人に似た民族が混血して現代日本人と全く同じ遺伝子の日本語を話す無土器文化人になる
・chousen の無土器文化人(弥生人)が北九州に移民して水田農耕を始める

・ソウルに居た漢民族の天皇一族が北九州に移民、植民都市の伊都国を作り、日本人奴隷(生口)を青銅器・鉄と交換する奴隷貿易で稼いでいた。後漢の光武帝が贈った金印(漢委奴国王印)の「委奴」は「いと」と読む。

・神武東征・倭国大乱 → 天皇一族が日向・大和・丹後に天孫降臨、縄文勢力をジェノサイド、若い縄文女性は殺さないで性奴隷にした。

・ヤマトタケルの東征 → 関東の縄文勢力をジェノサイド、若い縄文女性は殺さないで性奴隷にした。

・坂上田村麻呂の蝦夷征伐 → 東北の縄文勢力をジェノサイド、若い縄文女性は殺さないで性奴隷にした。

・10世紀に沖縄へ日本人大量入植 → 沖縄の縄文勢力をジェノサイド、若い縄文女性は殺さないで性奴隷にした。

・10世紀に西表島・石垣島へ日本人大量入植 → 西表島・石垣島に先住していた台湾先住民をジェノサイド

・豊臣秀吉の chousen 出兵 → chousen で奴隷狩り、平戸や長崎は世界有数の奴隷市場になった。ポルトガル商人に奴隷を売って鉄砲や白糸を得た

・明治維新 → 田布施の chousen 人が徳川幕府を倒し英米の傀儡政権を作る。

・神仏分離令・廃仏毀釈・神社合祀令 → 神仏習合の禁止・日本の仏教と神道を弾圧、六部・虚無僧・山伏・梓巫女・憑祈祷・狐下しを禁止、神社を統廃合した。日本人は無信仰・無神論の民族に変わった

・欧米との貿易開始 → 日本人女性50万人を騙して売春婦として海外に売り飛ばした

・北海道への和人大量入植 → 最後の縄文勢力をジェノサイド

・千島列島の乗っ取り → 千島アイヌを色丹島の強制労働所に集めて絶滅させる

・chousen の乗っ取り → 農民から農地を取り上げ、作物を日本へ飢餓輸出、chousen 女性を性奴隷 にする

・台湾のアヘン漸禁政策 → アヘンを専売化し、濫用防止の名の下に、大規模なアヘンの密売を主宰することで日本軍資金を調達した。

・満州の乗っ取り → 農民から農地を取り上げケシを栽培、麻薬商売で ぼろ儲け

・関東大震災 → JPモルガンから復興費用を借り、それ以降天皇一族は JPモルガンのエージェントになる

・2・26事件 → 政府の新自由主義政策に憤った共産主義者の将校が革命を起こすが、味方だと思っていた昭和天皇に裏切られる

・大東亜共栄圏 → 満州でケシ栽培、chousen の工場で麻薬製造、中国・東南アジアで麻薬を売って ぼろ儲けする体制

・南京大虐殺・慰安婦強制連行・731部隊の人体実験 → 昭和天皇直々の命令でやったので陸軍や外務省では止められなかった

・中国・東南アジア侵略 → 食料を強制調達して日本に送り現地で1000万人以上餓死させる。 現地女性を性奴隷 にする

・近衛上奏文 → 日本陸軍の軍人の殆どが共産主義者で、ソ連の対日開戦に合わせて共産革命を起こそうとしている、と警告

・太平洋戦争 → 日本陸軍による共産革命を防ぐ為にアメリカと八百長戦争をやって、アメリカ軍に日本を占領して貰った

・大空襲・原爆投下 → 共産主義者を武器・食料無しで最前線へ送り、本土の共産主義者も大空襲・原爆投下で革命を起こす気力を無くさせた

・特殊慰安施設協会(RAA)設置 → 35万人の日本駐留米軍の為に、仕事の無い日本女性に女性事務員募集と偽り 7万人の慰安婦を集めた。当時の大蔵省主計局長池田勇人(後の総理大臣)が日本勧業銀行に指示を出して資金を提供した。
朝鮮戦争が始まると横浜、大阪(のち奈良)、小倉の三カ所に日本人慰安婦を集めた米軍管理の「センター」を設置した。

・極東国際軍事裁判(東京裁判) → 昭和天皇の戦争犯罪を日本陸軍の軍人に肩代わりさせる目的で開廷される。

・日本国憲法第九条 → 日本陸軍は共産主義者ばかりだったので、共産革命を起こせない様に軍隊を廃止した

・一億総中流社会 → GHQ は日本共産党と労働組合を合法化、農地解放、意図的なインフレ政策・預金封鎖で富裕層の資産を奪い貧困層に分配した

・自民党による一党独裁 → 農地解放で農地をタダ同然で手に入れた小作人・貧農全員が自民党を支持したので自民党以外の政党は政権を取れなくなった

・chouse 戦争・ベトナム戦争 → 日本はアメリカの侵略戦争に加担、戦争特需でぼろ儲けして GDP 世界第二位の超大国になる

・1971年 本多勝一のルポ 「中国の旅」が朝日新聞に連載される → 南京大虐殺や戦時中の中国での日本支配の実態をルポ、文春や新潮は昭和天皇の戦争犯罪を隠蔽する為に渡部昇一や鈴木明に本多勝一批判をさせ、それ以降右翼は現在に至る迄、南京大虐殺や慰安婦強制連行を否定する悪質なデマを流し続けている。

・日中国交正常化 → 中国に技術援助すると持ち掛け、中国の日本への戦争賠償請求権を放棄させた

・プラザ合意 → 日本からの膨大な輸入でアメリカ経済が崩壊したので、日本に政治的圧力をかけ超円高にして日本からの輸入を減らそうとした。アメリカは10年間で総額430兆円の公共投資の実施を日本政府に約束させ、意図的に平成バブルを起こさせた。

・平成バブル崩壊 → 日本の凄まじい経済侵略を恐れた CIA は先物取引・オプション取引、金融工学の研究をした。 ソロモン・ブラザーズ証券は裁定取引を使って日経平均株価を38,915円まで上げてから売り攻勢をかけ 7607円まで暴落させるのに成功した。 更に日銀に金融引き締めをさせ、外資はインサイダー情報を使って日本株を底値で爆買い、日本株の3割、株取引の7割は外資になった。

・中国経済・kan国経済の躍進 → 日本の凄まじい経済侵略を恐れた CIA はアメリカの製造業をすべて中国に移転させ、中国の元とkan 国のウォンを意図的に通貨安にして、日本の輸出を壊滅させた

・迂回輸出 → 日本からアメリカに直接輸出するのではなく、組み立てだけ中国・kan国の工場で行って、中国製品・kan国製品として迂回輸出して稼ぐ様になった

・中国の環境破壊 → 日本企業の中国工場では猛毒化学物質が含まれる汚染水や煙をそのまま垂れ流している。中国では飲料水や農業用水にも水銀・鉛が含まれ、人間が住めない土地になってしまった。

・中国・kan国の反日運動 → 日本企業の中国工場では中国人従業員をタダ同然で酷使、日本企業のロリコン社員は毎晩10歳以下の女児と xxx しまくったので、中国人の怒りを買って反日暴動が頻発した

・尖閣乗っ取り → 尖閣を漁場にしていた台湾人を追い出す。中華民国(台湾)は尖閣は宜蘭県に属す島嶼だ、と昔から主張している。宜蘭は台湾原住民平埔族の中の一群であるクヴァラン族が広く住んでいた地域で、1632年にはクヴァラン族が歴史資料に登場している。

が、大まかな流れです。

▲△▽▼

日本の支配者は今も昔も chousen 人なので残虐で非人間的、どんな酷い事でも平然と実行できるのです
今の日本で生き残っている縄文人はアイヌ人、縄文系琉球人、douwa buraku 民だけです。

天皇家は漢民族で百済語を話していた、
弥生人(chousenの無土器文化人)は日本語を話していた、
縄文人はアイヌ語を話していた。

ヤマトの英雄 ヤマトタケル(=関西チョx) 坂上田村麻呂(=百済出自の在コリ)
ヤマトの王 桓武天皇(=母ちゃんが百済人)
ヤマトの信仰 稲荷神(=渡来系の秦氏が広める) 
ヤマトの国史 日本書紀(=百済人の編纂)
ヤマトの天 高天原(=chousen半島)

半島出身のスメラ尊の和風諡号にはかならず「天」がつく。書紀で「天」は chousen 半島を指すのだ。
________

明治維新は田布施の chousen人 による日本の乗っ取り:

明治以降の天皇は田布施の李朝王朝の関係者だった:
鬼塚英昭 戦争はすべて八百長 『日本の真相』
https://www.youtube.com/watch?v=eUIhcvcSmrA

【田布施システム】chousen系に乗っ取られた日本の裏歴史! 歴代首相を生み出す謎の村「田布施」を専門家が徹底解説!
https://tocana.jp/2019/12/post_130392_entry.html
https://tocana.jp/2020/09/post_171763_entry.html
http://www.asyura2.com/21/ban10/msg/110.html#c1

[番外地10] 総選挙結果を予測 中川隆
1. 中川隆[-15807] koaQ7Jey 2021年10月26日 18:24:59 : Axx9xfYkCA : aUhHZUxLMDhkcGM=[23]
総選挙結果を予測 内田樹の研究室
岸田新内閣への有権者の印象は「かわりばえがしない」というものだった。
 かわりばえがしないのは、自民党国会議員の中に、「次の世代」が育っていないからである。この9年間、自民党は党執行部の命令に従順に従う「イエスマン」しか候補者に選定してこなかった。支援者たちを自力で組織し、地域での声望を高め、仮に党の公認がなくても当選できるくらいに力のある政治家は、党執行部からすると「めざわり」である。そういう力のある政治家を育てることをこの9年間自民党は拒否してきた。そして、自力で国会議員になるような能力はないが、上位者におもねるのだけは上手な「おべっか使い」たちが選択的に公認され、比例区の上位を与えられてきた。そのツケが回って来て、自民党はいま深刻な「人材不足」に直面している。

今回、自民党は総裁選を総選挙直前にぶつけて、候補者たちがテレビに出ずっぱりになって、与党への注目度を高めるという戦術を採った。アンフェアだが、効果的な方法である。しかし、これが期待したほどの効果をもたらさなかった。それは今回の自民党のメディア利用は「メディアジャック」だという見かたがネットユーザーを中心に広まったからである。

「メディアジャック」というのはコンテンツの良否に直接かかわる評言ではない。そうではなくて、メディアの成り立ちそのものについてのコメントである。つまり、人々は報道内容そのものについてではなく、「このようなものを報道することによって、メディアはいったい何をしようとしているのか?」という報道意図について問いを発したのである。問いの次数が一つ上がったわけである。

「見切れる」というテレビ用語がある。カメラを定位置より少し引くとセットが見切れる。スタジオのコンクリート壁やワイヤーが見えて、スタッフが行き来する姿が見える。すると「ああ、これは作り物なのだ」ということがわかる。どういう効果を狙って、どういう仕掛けを組んでいるのかがわかる。

「メディアジャック」という言葉が出てきたということは、総裁選報道については、視聴者たちが「候補者たちはいかなる公約を語っているのか」よりも「彼らはメディアをどう利用しようとしているのか」の方に関心の軸足を移したということを意味している。これは以前にはあまり見ることのなかった態度である。
 どんな報道についても「こう報道することによって、このメディアはほんとうは何をしようとしているのか?」という「底意」について考える態度、どんなニュースを見ても「もしかしたら、伝えられるべきなのに伝えられないニュースが他にあるのではないか?」と疑う態度、こういう態度が市民の間にかなり定着してきたような気がする。

 それくらいにはメディア・リテラシーが向上したと考えてよいのだろう。少なくとも過去の選挙においては、総選挙と総裁選の時期設定や、メディアジャックによる「単純接触効果」について、与党の仕掛けたマヌーヴァーがここまで「見切れた」例はなかった。やっていることは変わらないのだけれど、有権者たちは簡単にはひっかからなくなったのである。

 自民党が匿名アカウントのDappiを使って世論操作をしていた疑惑をテレビも新聞も今のところはほとんど報道していない。しかし、「テレビや新聞が報道しない事件がある」というニュースはネット上ではむしろニュースバリューがある。当然、ネットユーザーは食いつく。

 私はDappiの事件は政権にとって致命傷になる可能性があると思う。もちろん自民党もそう考えているからこそ全力を使って報道させないようにしているわけである。だが、そのおかげで、この事件が自民党政権の生き死ににかかわるものだということが「事件が報道されない」という当の事実から推し量ることができる。そういう「メディアの使い方」を日本人は学びつつあると思う。こういう情報の読み方の練度は4年前の選挙のときと比べるとずいぶん向上したように思う。この変化は侮れない。

 今度の総選挙の特徴は「争点がない」ということだった。
最終的に自民党の手元に残るのは、「共産党が政権に入ってくると日本が共産化する」というなんとも古めかしい治安維持法時代のような「反共」スローガンだけになる。「みなさん、日本が共産化してもいいんですか?天皇制がなくなり、自衛隊がなくなるんですよ。日米同盟は終わるんですよ。それでもいいんですか?」というタイプの「脅し」が選挙戦末期には声高に口にされるだろう。だが、「反共」宣伝にどれほどの効果があるのか? 

 21世紀の世界の若者たちには社会主義に対するアレルギーは希薄である。
 アメリカでは2016年の民主党の予備選では17歳から29歳の有権者の72パーセントが「民主社会主義者」のバーニー・サンダースに投票した。2018年の調査では、米民主党支持の22歳から37歳の48パーセントが自らを「社会主義者」あるいは「民主社会主義者」と自認しているという結果が示された。 

 さすがに日本ではここまでの数字は出ないだろうが、斎藤幸平氏の『人新世の「資本論」』や白井聡氏の『武器としての「資本論」』が若い世代に熱心に読まれている現状を見ると、「こいつらは"主義者"ですよ」というような古びたラベリングが「スティグマ」として有効だとは思われない。
 
 だから、この争点なき選挙戦では、最終的には与党の最後のよりどころは「野党には政権担当能力がない」ということになるであろう。

 ただし、彼らの言う「政権担当能力」というのは「アメリカに愛されている」ということであって、それ以上の意味はない。アメリカから「君たちが政権を担当し続けてくれると、われわれとしてはたいへん好都合だ(なにしろ、日本の国益よりアメリカの国益を優先的に配慮してくれるのだから)」と言われる政治家が国政を担うべきだとなぜか多くの日本人は今も信じている。だが、「属国民としての屈辱的地位を甘受できる能力」を「政権担当能力」と呼んだり、「リアリズム」と呼んだりするのは一種の民族誌的「奇習」である。

 果たして日本人がこの「奇習」を縁を切る日は到来するのであろうか。
http://www.asyura2.com/21/ban10/msg/122.html#c1

[昼休み53] 千葉県にだけは住んではいけない 中川隆
360. 中川隆[-15806] koaQ7Jey 2021年10月26日 18:30:00 : Axx9xfYkCA : aUhHZUxLMDhkcGM=[24]
千葉県の人間はみんな頭がおかしい(18)
>>52, >>53, >>64, >>66, >>74, >>77, >>85, >>129, >>186, >>195, >>204, >>210, >>221, >>223, >>231, >>248, >>353 の続き

「ネコ80〜100匹撃った」空気銃でネコ殺傷の男に「懲役1年6カ月」求刑
FNNプライムオンライン 2021/10/26

千葉県内で、空気銃でネコを殺傷した罪などに問われた男が、初公判で「80匹から100匹くらい撃った」と話した。

平田雄一郎被告(49)は2018年から、千葉市や習志野市の公園などで、複数のネコを空気銃で撃って殺傷した、動物愛護法違反の罪などに問われている。

26日の初公判で平田被告は「間違いありません」と起訴内容を認め、「ネコを撃ったときの高揚感が忘れられず、80匹から100匹くらい撃った」と述べ、お湯をかけるなど虐待したことも証言した。

検察側は、「危険で悪質な犯行態様で、常習性がある」と指摘し、懲役1年6カ月を求刑している。
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/390.html#c360

[近代史7] アナタハンの女王事件 中川隆
1. 中川隆[-15805] koaQ7Jey 2021年10月26日 18:50:58 : Axx9xfYkCA : aUhHZUxLMDhkcGM=[25]
スタンバーグ 『アナタハン』東宝 1953年

監督・撮影 - ジョセフ・フォン・スタンバーグ
脚本 - ジョセフ・フォン・スタンバーグ、浅野辰雄
音楽 - 伊福部昭
配給 東宝
公開 1953年6月28日






『アナタハン』 (Anatahan) は、太平洋戦争末期に太平洋アナタハン島で起こった「アナタハンの女王事件」をもとにした1953年(昭和28年)公開の日本映画である。

監督はハリウッド作品で知られるジョセフ・フォン・スタンバーグが務めたが、日米合作ではなく日本映画として製作された。映画封切り当時のポスターの宣伝文は、「絶海の眞唯中に取残された女ひとりをめぐる男たちの激しい本能!『モロッコ』のスタンバーグが女性の望郷、生きる悲しみを描いた!愈々完成!六月公開」であった。



太平洋戦争末期、唯一の女性「比嘉和子」を巡り、彼女の夫の上司と31人の漂流日本人たちが太平洋の北マリアナ諸島に位置するアナタハン島で繰り広げた争奪戦「アナタハンの女王事件」の映画化である。1951年に生存者が帰国してその全貌が明らかになると、戦後のマスコミは事件をスキャンダラスに喧伝し、1953年4月には「アナタハンの毒婦」と称された比嘉自身が主演した実録映画『アナタハン島の眞相はこれだ』(監督:吉田とし子、新大都映画)いうB級猟奇映画まで作られる。そして、アメリカの新聞で事件を知ったジョセフ・フォン・スタンバーグが、訪米中であった川喜多長政に映画化の申し入れを行ったことで、『アナタハン』の制作がスタートすることになる[1]。

『アナタハン島の眞相はこれだ』では、比嘉をめぐる男たちの殺し合いが誇張して描かれ、島からの帰国の時期も実際より早く設定されていたが、スタンバーグはこれをほぼ実話通りのストーリーに戻し、女王蜂とあだ名された比嘉と男たちとのラブストーリーに重点を置いた。また、極限状態に置かれた人間の生態を昆虫になぞらえた観察記の意味合いも持たせている。なお、映画では登場人物すべてに仮名があてられ、和子は恵子とされている。

スタンバーグの受け入れ先は独立プロの大和プロダクションであり、『エノケンのホームラン王』など戦後のエノケン映画を主に手がけた滝村和男がプロデュースをしているが、実際にはハリウッドの巨匠と仕事をするまたとない機会を得た東宝が、若手スタッフを送り込むなどの支援をしている。後に『青べか物語』などの川島雄三監督作品や『ねむの木の詩』などを手掛けるカメラマンの岡崎宏三(本作品での肩書きはスクリプターだが、実作業はカメラオペレーター)など、この作品で実力をつけたスタッフも多い。また、円谷英二が特殊効果を担当し、冒頭の戦闘機襲来シーンのような彼が得意とする場面の他、モノクロ映像で熱帯のジャングルを表現するために木々や葉に蛍光塗料を塗るなどのアイディアを提供した。これらの効果は後に成瀬巳喜男監督の『浮雲』にも転用され、更に円谷自身も『キングコング対ゴジラ』や『マタンゴ』などで使用している。音楽は伊福部昭が担当したが、スタンバーグから即興演奏を要請されて、フィルムを見ながらピアノソロを演奏する珍しいものとなっている。撮影もスタンバーグの要望により、京都の岡崎公園にある京都市勧業館(現在の「みやこめっせ」)の当時の展示施設の建物を借り切って巨大なアナタハン島のセットを建造して行なわれた。

日劇ダンシングチーム(NDT)に所属していた根岸明美をはじめとして、中山昭二や近藤宏などのキャストは、すべてスタンバーグ自身の抜擢による新人俳優である。根岸はこの作品でデビュー後『赤線基地』や『獣人雪男』などで肉体派女優として活躍するが、次第に肉体派女優のレッテルを貼られることを嫌悪するようになり、後年は演技派に転向している。ストーリー紹介や日本人俳優の台詞を翻訳する英語ナレーションは、スタンバーグによるものである。しかし、日本公開時には日本語字幕がついていなかった[2]。

アメリカでは好評を博したが、日本では『アナタハン島の眞相はこれだ』と続けて公開されたことなどからヒットせず、実質的なスタンバーグ最後の作品となった(1957年に公開されている『ジェット・パイロット』は、1949年から1950年にかけて一部が撮影されていた)。



あらすじ
太平洋戦争末期の1944年。軍に徴用されたかつお漁船が太平洋を航行中に米軍戦闘機の攻撃を受け沈没。軍人と漁船乗組員あわせた十数名の生存者が、サイパンの北に位置するアナタハン島に漂着する。無人島かと思われたこの島には、日下部という男が恵子という女と関係を持ち二人きりで住んでいた。島の男性人口が急に増え、男たちは自然と恵子に興味を持つようになるが、嫉妬深い日下部との間でトラブルになる。

終戦を知らせる米軍のビラを謀略として信じず、島に墜落したB29爆撃機の残骸からピストルを見つけた男たちは、ついに恵子をめぐって殺し合いになる。1949年、嫉妬に狂った日下部が殺され、生き残りの男たちは恵子の所有権を決めるくじ引きを始める。身の危険を感じた恵子は米軍の船に救出され、帰国した恵子の手紙によって男たちも終戦を信じ、帰国する。空港に着いた米軍の輸送機から降りる生存者たちを出迎える恵子は、彼らの後ろから彼女をめぐって命を落とした男たちの亡霊が帰還する幻影を見るのだった。



キャスト

日下部恵子(女王蜂) - 根岸明美
日下部 - 菅沼正
黒田 - 沢村紀三郎
西尾 - 中山昭二
柳沼 - 近藤宏
吉里 - 藤川準
仙波 - 宮下昭三
金田 - 尾上菊次
土井 - 坂東鶴右衛門
丸山 - 杵屋六里郎
神崎 - 田村大二郎
中田 - 喜多川隆
高橋 - 鈴木武
天沼 - 網倉志朗

http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/131.html#c1
[近代史7] アナタハンの女王事件 中川隆
2. 中川隆[-15804] koaQ7Jey 2021年10月26日 18:56:08 : Axx9xfYkCA : aUhHZUxLMDhkcGM=[26]
【ゆっくり解説】地獄の逆ハーレム!?男32人と女1人が離島に取り残されたアナタハン島事件の悲しい結末とは【衝撃の実話】



http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/131.html#c2
[近代史5] コンビニの緑茶が危険!? お茶を飲むとガンになるは本当なのか 中川隆
1. 2021年10月26日 20:22:48 : Axx9xfYkCA : aUhHZUxLMDhkcGM=[27]
【ゆっくり解説】緑茶を毎日飲むとどうなる?お茶のとんでもない健康効果と、お茶ごとの違いとは
2021/10/26




お茶の製法や、緑茶の健康効果、種類別の成分の違いなどについて解説しています。

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1216.html#c1

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > aUhHZUxLMDhkcGM= > 100000  g検索 aUhHZUxLMDhkcGM=

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。