8. 2019年7月22日 19:39:14 : 1Zx6zloD2I : aTRSV2dHeXVGbWc=[1]
__ 深い意味で山本太郎の読み通りだったと思う。ただし、野原候補の落選を除いて __
一念発起に至った理由は、欺瞞の与野党対決によって弱者が切り捨てられ、見捨てられ、ボロボロにされていることに我慢ができなかったこと。だから全国各地に足を運び、切り捨てられ、苦しめられ、そして政治を諦め、棄権してきた有権者に訴え続け、共感を得て多くの支持者と寄付金を集めたのだ。
恐らく、都内・全国のれいわ支持者は1000万人を超えていただろう。それは、重度の障碍者2名を特定枠としたことで、身体障碍者・発達障碍者・精神障碍者とその家族や福祉関係の人数を加えると1000万人規模か、それ以上になるからだ。だから、たとえムサシの不正が発動したとしても東京では野原候補が100万票の得票で当選し、全国比例票も500から1000万票ぐらいになり、5人が当選すると予測していただろう。しかし、(選管ではなく)メディアの発表は、野原21万票、れいわの比例票2,280,764(4.55%)というあり得ない結果となった。
比例票が2%を越えたことは喜ばしいが、野原落選とは思いもよらなかっただろうし、山本太郎自身の落選も予想外だったと思う。しかし、それと引き換えに大きな収穫があった。それは、各所に種を蒔き、火種を残したからである。
@その1つは、創価学会本部・公明党と創価学会信者の軋轢である。野原氏の「公明党を潰さなければならない」との訴えは平和と福祉を掲げた公明党を信じ、そして裏切られた学会員を勇気づけ、三色旗を持って応援に駆け付けた。特に命を生み育てる女性の学会員は許せないだろうし、これはいつまでも燻り続けるだろう。
A2つ目は、野原の落選vsステルス山口の当選であり、その「あり得ない開票結果」から生まれた公正な選挙に対する疑念である。つまるところ、政権支持率・政党支持率だけでなく、選挙そのものに対する疑念が学会員やれいわ・山本太郎の支持者に広がったことだろう。
Bそして比例票4・55%の成果は、政党として認められ、政党助成金が交付され、代表である山本太郎が他の党首と肩を並べてTVほか、様々なメディアに取り上げられることになったこと。今後は、あらゆるメディアで「空気を読まない爆弾質問・爆弾発言」が炸裂することだろう。与野党ともに緊張感が走る。
C4つ目は、「煮え切らない野党」の支持者が「れいわ新選組に流れる」という道(水路)を作ったことである。だから本気で国民の生活向上を目指そうとしない「煮え切らない野党」は、必ず衰退する。たとえムサシで一時的に議席を伸ばしたとしても、本当に国民の支持を得たものではないため、山本太郎が加わった党首討論で馬脚を著わすことになるだろう。
時間はかかるだろうが、れいわ新選組が本物である限り支持者は増え続けるだろう。それが山本太郎(と仮にいるなら参謀)の考えていた弱者のための政治、本当に国民のための政治を実現する筋書きなのだろう。素晴らしい発想、そして凄まじい行動力である。敬服以外にない。