18. 2023年10月25日 10:03:57 : r29VnZuO9k : aldsNWVpVW1DVmc=[1]
<△23行くらい>
未だMMTを理解していない方がいる様ですね。MMTの万年筆マネーは、お金を幾らでも生み出せる様な錯覚というか誤解を生みますが、国債発行と日銀の国債買取による通貨発行で通貨量が増えれば、為替が円安になりコストプッシュインフレで庶民の生活は現在の様に苦しくなります。所得は上方硬直性があるので、インフレ率ほどは上がらない。
一方、日本は既にステルスインフレを実行中ですからMMT派的にはインフレが発生したら財政(通貨供給)を縮小するか、増税してインフレ率を抑制する必要がある。
主流派経済学がMMTを非難するのは、彼らが財政に対して無邪気だからで、現に日本ではインフレが発生しても増税は容易では無く、むしろ国民は減税を要求する。この様にMMTは実際のインフレ率のコントロールを無視した議論しか出来ないので、あっという間にオワコンになった。
日本は財政の継続の為に金利上昇を抑え込む必要があるので、財務省は当然、増税というカードを切らざるを得ない。
財増税は財政拡大に繋がるので、国内の公共投資には使えず、資金がアメリカに流出して、更に景気を一切活性化させる事の無い軍備に予算を割くのは賢い政策。
シンプルで簡単な事だけれど、国民に知られると「増税するなら、補助金や直接給付を増やせ」と言うに決まっている。こうなるとシムズ理論の言うところの財政拡大によるインフレが加速して、庶民の生活は苦しくなり、さらに国債金利の上昇で財政の継続性が失われる。
日本は武器輸入というインフレにならない財政拡大(増税)によってかろうじて生きながらえている「オワコン国家」
http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/253.html#c18