[戦争b24] 米国は中国を抑止するために ミサイルで武装した海兵隊を日本列島に配置する（耕助のブログ） HIMAZIN
3. 2023年1月18日 12:39:43 : SxftrW6X4U : ai9MWmh6SjVzQW8=[1]
>よく分からない計画だ。
　米帝の偉い人が計画し実行中なのだから、米帝の偉い人の頭になって考えなければ理解できないのは当然。
高校までに文科省検定済み教科書で学んだように、
米国は（１）欧州にいられなくなるほどぶっ飛んだ宗派のキリスト教（清教徒）が移民して作った国（２）米国民には神に命じられた「明白なる運命」があって、西へ西へと米国を拡げなければない。（３）太平洋岸まで行くとハワイ王国、フィリピン他を侵略、征服、併合。さらにアジアに上陸して利権を拡げた（４）また、南下してメキシコの一部を分捕る。さらにモンロー主義で”ラテンアメリカは米帝のシマ””欧州は手を出すな”と宣言。ラテンアメリカ諸国で反米気運が高まると、砲艦外交でぶっ潰してきた。これはグレナダ侵攻やパナマ侵攻、最近のペルーやブラジルへの地下介入のように今日も続いている。（５）シベリア出兵、WW1,WW2のように欧州への介入、中東アフリカアジアでのように介入を繰り返し米帝に従う「ニセ国」作りに余念がない。
　要するに、神を口実にした米帝版八紘一宇イデオロギーがあってここ300年、誰が権力を握っても世界征服運動を続けているわけだ。で、当然とんでもない話だが、現在の米政府はウオルフォウィッツドクトリンというのを指針にしてる。これは”米国のライバルになるような邪魔な国は存在を許さない”というぶっ飛んだもので、米帝のロシアや中国への対応はこれの表れだ。
　論理合理倫理から考えれば、共存を前提にした共栄以外道はない。そこには米国による中国挑発やロシア挑発はあり得ない。が、米帝の偉い人を突き動かすイデオロギーは、単純に言えば幼児染みたジャイアニズム（俺のものは俺の物、お前のものは俺の物）であり、”俺がルールブック、俺は正しい”である。で、国連も含め誰も掣肘出来ないし、無茶をやる意思だけでなく実行力も持っていて。今日もやってる。
　だから、実質ではすでに米国を経済規模で上回っている中国を許せない。もちろん中国をやっつけるのは大変だが、日本が醜の御楯を買って出て特攻隊まで引き受けてくれるなら、台湾をウクライナのように騙して中台戦争から日本介入に持っていくくらいのことは考えてるのさ。実際に、米海軍の論文に”米国の替わりに第一撃を放ってくれる国は日本だけ。台湾もフィリピンもしり込みしやがった”なる話が出てくる。また、日本の大陸攻撃能力、戦略攻撃能力の異次元強化＆中台内戦介入意思表明は、国連をはじめとする多国間、日中の各条約などの国際法（台湾島は中華人民共和国の領土であり一部、中華民国は存在しない（領土も国民も国家主権もない））、憲法に違反する。対日戦勝国中国としては侵略準備として国連憲章の戦争禁止の例外である敵国条項を発動してもおかしくないわな。
　というわけで、米帝の偉い人は世界征服の狂気に突き動かされて邪魔な中国に圧をゴリゴリかけている。中国から手を出してくれなければ、日本にやらせるハラなのさ。日本さえやらないなら、もう一度「トンキン湾事件」を起こすまでだろ。
　中国側としては、かつて韓国にしたような、国民による自主の形を取った日本への激烈な経済制裁を掛けてまずは身の程を教えようとするのだろう。日本人への中国入国制限でさえ政府自民党は狼狽しているのだから、日本の貿易相手第一位にして恒常貿易赤字の中、黒字を稼げる珍しい国からの日貨排斥他だけでも相当堪えるだろう。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/312.html#c3