12. 2019年12月16日 07:38:04 : GO4SPO7PXI : aEN3dThITEUzZ2M=[1]
皮相的な見方だと自覚するが、こうした世論調査における「支持率」は“認知率”あるいは“知名度”と置き換えてもいいような…。要するに、支持しているわけではない。知っている…というだけの政治意識。
愛すべきわが国民は、悲しいかな、政治に対する関心度は極めて低い。
なぜならば、これまでの為政者はそれなりに国民を思う気持ちを持っていて(あくまでも“それなりに”であって、常に国民のために…という意味ではない)、お上に任せていれば、まぁ、生活は大丈夫…といった意識で生きてきた。政治について、あ〜だこ〜だと述べる訓練は成されていなかった。
政策、施策の違いなども、ほとんどの国民は理解できていないと考えていいのでは? きつい言葉で言えば、愛すべきわが国民の多くは政治の仕組みさえ分かっていない。
従って、こんな状況の中では政権与党を長く続けた「自民党」の認知度が抜群。
いまの自民党が昔の自民党と似て非なる政党であっても、分かってはいない。「自民党」の名に安心する層が一定数ある。
いまだに自民党に反対する政党は「(旧)社会党」と考える者も高齢者には一定数いるのではないか?
まぁ、幾分かは自民党が嫌だと考える層が最近は増えてきて、旧社会党に代わるイメージを持たれているのが立憲という認知意識が支持率10パーセント強という数字のような気がする。
この意味でれいわの伸長はうれしい限り(微々たる数字だが…)。いわゆる“世論調査”でも、少しづつだが、認知度、知名度が上がってきたと理解していいのでは…。太郎君の“辻説法”の成果かもしれない。
政治をよく理解できていない愛すべきわが国民には、認知度、知名度を高めることが「支持率」につながる。
悪の権化の自民党議員がカニやメロンを有権者に贈り、町の祭りに顔を出し、「桜を見る会」に招待したり、選挙区の有権者の葬式に香典を渡すのも、みんな認知度、知名度を高める行為であり、結果、“支持率”につながっているわけだが、太郎君はまっとうに政治を語り、認知度、知名度を高めている。
街頭演説を通じ、太郎君が分かりやすい言葉で語る政治がもっとひろく浸透していけば、「お上の言いなり」を当たり前に思っている層の覚醒に結び付くと期待したい。