2. 2023年1月10日 19:58:23 : Ek8HeRwCik : aEg5V1pTcVBMY2M=[1]
迫り来る食糧危機という現実。日本人7200万人が餓死する!<経済学者・鈴木宣弘>
https://nikkan-spa.jp/1881332
現在の食料システムは少数の食料生産国と多数の食料輸入国から成り立っており、もともと脆弱な仕組みなのです。その背景にはアメリカの食糧戦略があります。アメリカは「食料は武器より安い武器である」として他国がアメリカの食料に依存する仕組みを作ってきたのです。
アメリカは自国の農業を手厚く保護しており、穀物3品目(大豆・トウモロコシ・小麦)について生産額と輸出額の差額を全額補填するために多い年には1兆円規模の予算を支出しています。その一方で、アメリカはIMFや世界銀行を使いながら貿易相手国に輸出規制の緩和を要求してきました。その結果、アメリカは「補助金漬け」の作物を輸出して相手国の農業を弱体化してきたのです。
たとえば、ハイチは1995年にIMFから融資をうける条件としてコメの関税を3%まで引き下げさせられました。その結果、ハイチのコメ生産が減少してしまい、2008年の世界食料危機ではコメ不足から暴動が起きて死者が出ました。
―― 世界の食料生産も限界に近づいているといいます。
現代では化学肥料と水を大量に使用する大規模農業が主流になっています。いうまでもなく農業には大量の水が必要です。しかし化学肥料を大量に投入した結果、土壌が劣化して作物が育ちにくくなり、これまで以上に大量の水が必要になっているのです。
http://www.asyura2.com/22/cult43/msg/739.html#c2