216. アラジン2[720] g0GDiYNXg5My 2021年8月02日 18:52:29 : iewoqA1Ias : a0dkQkNvUzBoRjI=[1]
>>215
>アメリカのドルと各国の通貨の交換比率(為替相場)を一定に保つことによって
>自由貿易を発展させ、世界経済を安定させる仕組み
うわー、全くのデマですよ! アメリカが世界の発展だの安定だの考える訳が無い!
●参考:https://diamond.jp/articles/-/121023
アメリカは金とドルの等価交換を復活し、金(Gold)=ドルを機軸通貨とするブレトン・ウッズ体制を構築しました。
各国通貨は固定相場でドル=金(Gold)と交換できるようになったのです。
首都ワシントンに置かれた2つの国際金融機関―世界銀行とIMF(国際通貨基金)がこの体制を支えるクルマの両輪となりました。
各国のインフラ事業に投資を行う世界銀行に対し、財政危機に陥った国にドルの緊急融資をするのがIMFです。
どの国にいくら投融資するかを決定する会議では、最大の出資国であるアメリカの意向が尊重されます。
従属国には手厚く施し、反抗する国には一切援助はしません。←★★★
アメリカの世界支配に抵抗を続けたソ連やキューバや北朝鮮がいくら困窮しても、
世銀やIMFが手を差し伸べることはなかったのです。←★★★
(略)
アメリカが史上初めての敗戦をむかえたベトナム戦争の軍事費が財政赤字を生み、
敗戦国の日本・西ドイツが奇跡の経済復興を果たし、アメリカ市場に輸出攻勢をかけ始めた結果、アメリカは貿易も赤字に転じたのです。
ニューヨークの金(Gold)が、東京やフランクフルトに流出していくのを見て、
ニクソン大統領は決断しました(1971年)。
「金とドルの交換を停止する。金の流出を阻止する」
金との交換を保証されなくなったドルの価値は暴落し、1ドル360円の固定相場制は、日々刻々為替レートが変わる変動相場制へと移行しました。
紆余曲折はあれども、1ドル100円くらいが現在の相場ですから、ドルの価値はこの半世紀で3分の1以下に下がったことになります。
ドルの下落はアメリカの威信の低下ですが、ドル安はアメリカ製品を割安にするのでアメリカの輸出産業には好都合です。
名を捨てて実を取ったのがニクソンの決断でした。
80年代、ソ連との大軍拡競争をやったレーガン大統領も同じことを考え、主要5ヵ国(米・日・西独・英・仏)の中央銀行が一斉にドルを売ることでドル安に誘導しました(プラザ合意)。←★★★
日本はこのあと円高不況に苦しむことになります。←★★★
(★私注・ここで >>212 の現象が起きます。プラザ合意→円高不況→金融緩和→バブル→金融引き締め→バブル崩壊→日銀の民営化→30年の経済衰退)
(略)
通貨の価値が、金と交換することで保たれていたのが金本位制でした。
これをやめてしまったニクソン・ショック以後のドルの価値は、いったい何を担保に保たれてきたのか?
超大国アメリカの軍事力です。←★★★
アメリカの地位を脅かす国が現れず、友好国(従属国)が米国債をせっせと買い続ける限り、米ドルの優位は揺らぎません。←★★★
(略)
********
アメリカが世界最強の軍事力で脅して、経済を支配しているわけです。
そのアメリカを支配しているのがドルを自由に操るFRB(民・間・企・業)で
ございます。
ちなみに世界のアメリカの従属国の中でアメリカ国債を一番保有しているのは日本です。
橋本龍太郎が日歯連贈賄事件で東京地検特捜部(←CIA支配)に捜査され、
議員辞職に追い込まれた原因は「米国債を売りたい衝動に駆られることがある」と
発言したせいではないかという人もいます。