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[政治・選挙・NHK204] “風評被害で”株価暴落? 「パナマ文書」に載る日本企業(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
52. 2016年4月12日 16:15:17 : T5n4shgPr6 : zK6ZsW22R2M[1]
パナマ文書で中国共産党上層部はびくびくしている?

IMF構成通貨となった人民元の行方は ケ小平の息子と娘は何と10兆円持って国外に逃亡した

中国の呆れた実態を知りながら、国際準備通貨(IMF)は、準備資産「特別引き出し権(SDR)」の構成通貨に、何と中国の「人民元」を採用すると決めてしまいました。つまり、あの毛沢東の肖像が描かれた紙幣が、名目上は国際市場で自由に取引でいる通貨になるということです。国際金融分野における中国の存在感は一気に高まることになります。

しかし今後、中国にとってはいくつもの障害があります。まず、これまでのように、自国の利益のみを優先した、極めて不透明な為替政策は取りづらくなります。また、「実はマイナス成長ではないのか」という疑いも強い中国から、多くの資本が一気に流出することも考えられます。

これらを防ぐための最大の手段は、「透明性の確保=信頼の構築」なのですが、今まで透明性や信頼といった言葉に全く縁のなかった国が、SDRに採用された瞬間から劇的に変化できるとは思えません。もし、「透明性の確保=信頼の構築」に失敗した場合、人民元は一気に嫌気され、中国そのものが「やはり信頼できない国だった」という評価を定着させて終わるのかもしれません。

実は、今回の人民元のSDR通貨への採用について、私は欧州を中心とした外国為替の投機筋から、ゴリ押しにも近い相当強い要望があったのではないかと考えています。外国為替証拠金取引、通称「FX」をご存知だと思います。FXの市場参加者は、為替相場が毎日大きく変動する通貨があると、利益を出しやすくなるので、非常に嬉しいのです。

例えば日本円と米ドルの通貨ペア「ドル円」は、1日に1円の変動幅があれば大きく動いたほうです。しかし、リーマン・ショック以前の話ですが、英国ポンドと日本円の通貨ペア「ポンド円」は、1日に5円くらい当たり前に変動しました。この変動幅を「ボラティリティ」と言いますが、ボラティリティが大きい通貨ペアさえあれば、投機為替の世界では、数時間で資金を数倍にできるほどのハイリスク・ハイリターンが狙えます。

中国は、様々な不安定要素の集合体ですから、事件や不祥事のニュースが飛び込んでくるたびに、人民元の為替相場は乱高下を繰り返すでしょう。為替の投機筋がこんなに美味しい通貨を放っておくはずがありません。散々相場を乱高下させて、弄んだ揚げ句、最終的には「人民元のショート」、つまり、株式投資でいうところの「空売り」を大規模に仕掛けることで、人民元相場を大暴落させ、大儲けを目論んでいるように見えます。

そして、中国人は「上に政策あれば、下に対策あり」という精神性を持つ人たちです。そんな中から「勝ち抜いてきた」共産党のエリートたちは、もちろんゴマカシが非常に得意なので、仕事上は投機筋への対抗策を取りながら、裏では為替変動を利用して、場合によっては投機筋とも結託し、個人の利益を最大限に確保するための戦略を、巧みに実行する可能性があります。

ちなみに、中国共産党幹部による不正蓄財の金額はケタが違います。ケ小平の息子と娘は、何と10兆円持って国外に逃亡しましたが、数千億円程度の人間はザラにいるそうです。マカオのカジノで豪遊している大陸系の中国人の多くが政府の役人だという話は以前からよく言われていました。

全ては人民から巻き上げ、あるいは賄賂で得たお金であって、自分が額に汗して稼いだわけではないので、カジノではお金をどんどん注ぎ込むそうです。しかし実は、接待側が中国共産党幹部らに「わざと」負けて、高額の賄賂を合法的に渡すことも横行していたのです。

最近は、習近平国家主席の汚職撲滅キャンペーンで客が相当に減ったそうですが、カジノが持つ機能の1つにマネーロンダリングがあるのです。汚職のデパートのような中国共産党の幹部らが、それを使わないはずがありません。こんなことを続けてきた役人たちの運営する政府が、一体どうやってIMFが求める国際基準の「透明性」を確保するつもりでしょうか。今から楽しみです。

http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/282.html#c52

   

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