13. taked4700[5228] dGFrZWQ0NzAw 2016年4月06日 20:14:34 : imk9nBPjJU : z0L3Y7mdIxQ[1]
>>11
>>12
>マントルの粘弾性
こちらの間違えを指摘してくれてありがとうございました。あまり注意して番組を見ていなかったので、用語を間違えました。
ただ、12さんの紹介されている記事と番組では言っていることが異なると思います。番組では陸のプレートの海域での隆起について、海域の陸プレートの下にあるマントルが陸のプレートの跳ね返りに遅れて動くためと説明していたと思います。
また、余効変動についてはマントルの粘性があることが前提になるのはよく分かります。ただ、三陸付近の沿岸部の隆起を含めて、陸のプレートの先端部の隆起の原因としてマントルの粘性が原因とするのはかなり無理があると思います。理由は上に書いたように、沿岸部からその海側へ行った先では、沈み込んでいる海のプレートと陸のプレートの間には本来あまりマントルが存在しないからです。マントルが高温になるには深度が深い必要があります。このことも、海のプレートの沈み込みがまだ浅い部分ではマントルの温度が高くないことを示唆しています。自分は、どちらかというと、311の大地震の震源域である20キロ程度のところでは、マントルと言えるものは存在せず、陸のプレートの下部がそのまま海のプレートと接触しているだけと思います。311の震源域が陸域から200キロ程度離れていたことからも分かるように、海のプレートの沈み込む角度は、特に沈み込みの初めの部分では非常に小さいわけで、沈み込んでいる海のプレートと上にある陸のプレートとの間にはほとんど隙間がないのです。そのため、陸のプレートの先端部でマントルの粘性が影響を与えようとしても、そもそもマントルの存在自体が多分、陸のプレートの先端部ではほとんどないはずです。そして、多分、同じことが沿岸部でも言えると思います。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AB
には、マントルのある深さは地下60キロよりも深い所とされています。
火山フロントはだいたい海のプレートが深さ100キロから160キロに達した地点ということです。東北の火山はほぼ陸の中央に位置していますから沿岸部では海のプレートの深さは100キロよりもずっと浅いはずです。