16. 風太くん[3] lZeRvoKtgvE 2016年9月18日 03:03:29 : sUuUWWWNt2 : yftmEYBEApQ[1]
シン・ゴジラ、私の周辺のネトウヨ系は忌み嫌っています。
安全保障を扱い、しかもその中身が日米安保の否定でもあるからです。
陸上自衛隊の協力を得て、非常にリアルな戦闘シーンがちりばめられています。
しかし自衛隊の火力ではゴジラはびくともしません。
さらに日米安保に基づき米空軍のB2戦略爆撃機で攻撃をしてもらいますが、ゴジラは傷を負いながらも跳ね返し、逆にB2はあっという間に撃墜されます。
そしてアメリカは国連決議をもとに首都東京に原爆投下を決断します。
アメリカの属国の日本では、アメリカの言いなりの日本では、日本は救われないのですよ。
そして異端の政治家や官僚や御用ではない学者がチームを作り、さらに既存の政治家も日本生き残りのために自分のできることを模索し、外交力を駆使して日本は救われるわけです。
庵野監督の訴えたかったのはここに集約されます。
日本を救ったのは日本人のもつ力を総動員して、それぞれが持てる力を持ち寄って知恵を駆使して得た力です。
武力でも、ましては米軍の力でもなく、国家同士の約束事でもなく、個人の国境を超えた友情も日本を救う一助になります。
この映画を見た者は、庵野監督のメッセージをしっかりと受け取る必要があります。
この映画は未来志向の日本の、いや日本人の自主独立を訴えているのです。
http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/529.html#c16