16. 2016年5月23日 15:26:28 : 9zjNehT98g : yegZbFIvtIo[1]
沖縄の惨殺事件は、「一体全体、米軍は何の目的で日本に居座
っているのでしょうか?」という
日米安全保障条約そのものに対して根本的疑問を呈する事に
発展しかねない事件です。
なぜなら、基地が無ければ、発生しない惨殺事件だからです。
仮に自衛隊基地が米国に存在し、自衛隊員が米国の白人女性を
殺害したとしたらどんな世論が米国社会を席巻するでしょうか?
加えて、自衛隊基地は、米国を守る為の基地ではないと判れば、
米国社会は怒り狂うことは、誰でも理解できますよね。
「日本を守る為」という大嘘の錦の御旗を掲げて、米国だったら
絶対に許されない場所(基地が住宅地が近接しすぎている)に、
軍事基地を設けて、居座り続けている米軍。
「日本を守る為」という大嘘の錦の御旗を掲げて、米国では絶対
に許されない超危険な軍事訓練(超低空飛行)を好き勝手に行っ
ている米軍。
「日本を守る為」という大嘘の錦の御旗を掲げて、日本の首都圏
の制空権を奪い続けている米軍。
こういったフリー・ハンドを米軍に与え、更に治外法権の日米地位
協定の存在により、殺人鬼になるように訓練された兵士が基地の
外で犯す犯罪も「公務中」と米国側が一方的に宣言すれば、その
犯罪容疑者は米国の裁判で裁かれる決まりとなっています。
要するに、これほど馬鹿にされた、辱められた日米安全保障関係
を堅持する為には、どうしても、「日本を守る為」という大嘘を
つき続ける必要があります。
しかしながら、日米安保条約第5条の存在により、米軍は日本を
守る義務が無いどころか、
第6条極東条項の存在により、何時でも、日本に通告する義務なし
に、米軍は日本領土外に軍隊を展開出来る事により、日本が米軍
の起こす戦争に巻き込まれ、米軍が攻撃した国から日本が報復
攻撃を受ける可能性が常に存在することになってしまっています。
要するに、米国にとって日米安保条約は、日本が有事の際には、
安保条約第5条により、米国議会の決定次第という日本を守る義務
から米軍は、解放されているだけでなく、
この憲法違反の極東条項の存在により、日本の外で、米軍の陸軍、
空軍及び海軍を展開する際には、日本列島を不沈艦空母として
使用できることになっている訳です。
ですから、どうしても日米安保条約は日本を守る為に必要なんだと
主権者国民を説得したいなら(合憲保守本流を目指すなら)、
先ず憲法違反の第6条極東条項の削除を米国側に要求し、日本を
守るのに役立つ部隊の駐留だけを残し、
日本が核攻撃を受けた場合に備えて、日本列島からの核報復攻撃
体制構築を米国側に要求すべきです、勿論この体制構築維持費用
は日本側が負担しなければなりません。
ここで大変重要な点は、日本の指示が無ければ、絶対に日本列島
から核攻撃ができないような仕組み作りが絶対に必要だということ
です。
要するに、事前確認の無い核攻撃の不穏な動きが確認されたら、
その動きを阻止する為に日本は武力攻撃も辞さないことを米国側
から事前了解を取り付ける事が絶対に必要。
でないと、日本に配備された核弾頭を勝手に使用されると、核攻撃
を受けた国からの核報復攻撃を日本が受けたとしても甘受しなけ
ればならなくなるからです。
http://www.asyura2.com/16/senkyo206/msg/498.html#c16