5. 2016年7月03日 11:37:11 : KOPjxQEBTc : yFobCwgPggs[1]
世界が軍事力によって”信用”が担保されると勘違いした所為でしょうね。
世界の指導層がカルト的に信じ込んでいる軍本位制は間違っているのです。
軍事力で担保されるのは”破壊”だけです。それ以外はないです。
よく考えて見てください。武力で借金を返さないヤクザが”信用”されるでしょうか?
されるわけがありません。武力で一度借金を踏み倒したら二度と誰も貸さないだけでしょう。武士はそうして破産しました。
武力を行使した相手に仮に奪いたい資産があるとしても武力で破壊したらお終いです。おじゃんです。
よく考えても見てください。今の世界よりももっと商人と武士の軍事バランスが圧倒的に違った江戸幕府ですら武士は”信用”に負けたのです。何故でしょうか?
軍人は武力によって借金を踏み倒すしか能がないからです。
ではなぜキンは信用が担保されるのでしょうか?
キンは交換可能性を保障されていると信じられているからです。
もしもキンと交換したくないという人ばかりになればキンは信用を失います。
脱出不可能な砂漠のド真ん中ではキンが無価値になるのと同じです。
それでも誠実な人がキンの交換可能性を”信じて”食料と交換してくれればキンは価値を失いません。そこには武力は無いのです。交渉時に食料は隠したりして奪われないようにしていますから。
”信用”は”約束”と”約束を守りつづける誠実さ”によってのみ担保されます。
武力で裏切れば”信用”は崩壊する以外の道はありえません。
軍事力で担保される”信用”はこの世には存在しないのです。
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