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[政治・選挙・NHK201] 「日本の未来に悲観的になっていた93歳の私も希望が持てるようになった」瀬戸内寂聴さん 赤かぶ
22. 2016年2月27日 11:48:47 : xymftooy5w : y9aCDvAbN4I[1]
安保法廃止法案こそ「戦争法」だ

「中国が南シナ海を軍事基地化し、北朝鮮がミサイル発射という形の悪行をしでかした後になぜ廃棄法案が出されるのか」
「なぜ(民主党など野党5党は)中国や北朝鮮の代弁をしなければいけなのか。喜ぶのはどこの国なのか」

保守系野党の「日本のこころを大切にする党」の中野正志幹事長が、民主党など5党が国会提出した安全保障関連法の廃止法案を批判した発言だ。

もっともな指摘だと思う。

日米同盟の絆を深め、戦争を抑止するための安保関連法を廃止したらどうなるか。日本の安全保障をはかる天秤は、平和ではなく、戦争発生の危険性を増す方向へ傾いてしまう。廃止法案の方がよほど「戦争法」である。

安保関連法の制定で、自衛隊と米軍がお互いに守り合う当たり前の態勢が固まった。日本が「やっぱりあなたたちを守るのはやめた。でも我々のことは守ってね」と態度を翻したら、米国民は呆れ返り、日本への不信感を募らせるに決まっている。同盟の機能はひどく低下する。

強固な日米同盟があればこそ、米太平洋軍は日本を守り、南シナ海などの海洋の自由を保つ行動を取れる。日米同盟は、アジア・太平洋地域をはじめとする世界の平和と安定に欠かせない国際公共財なのだ。

安保関連法の廃止は、日本人の安全を損なうにとどまらず、日米同盟を前提にしている、アジア・太平洋地域の諸国民にも多大な迷惑をかけることになる。

廃止法案自体や、廃止法案を出すような政治勢力の存在に、中国、北朝鮮の政府や軍部が喜んでいるのは想像に難くない。

合流の決まった民主党や維新の党、それに共産党、社民党、生活の党の5党は、そんなことにも気付かず、廃止法案提出という愚かな行動を取った。

何十年も昔の冷戦時代に政府がとった憲法解釈に固執し、現実の脅威や、現代日本が置かれた戦略環境に目を向けないからこうなってしまうのだ。

内外で日々生じる様々な安全保障上の問題が、どのような意味合いを持ち、日本に影響してくるか。日本の政治は、それをほとんど論じないできた。

してきたのは、中国や北朝鮮などの軍事的な問題行動が明らかになるたびに、条件反射のように反発の声を上げることだ。

例えば南シナ海問題である。

安倍外交が中国の「力による現状変更」を認めず、国際ルールの順守を迫っているのは正しい。

しかし、政府も与野党も、南シナ海が「自由の海」であることが日本人の安全や生活、世界の秩序にどのような意義を持つのか、中国が南シナ海を自国の領分にすればどんな不都合が生じるのか、それを国会などで本格的に論じたことはない。

現実的で具体的な論議を積み重ねていかなければ、日本の政治が安全保障を構想する力は育まれない。

野党5党の非現実的行動を批判しているだけでは物事は進まない。政府与党や「日本のこころを大切にする党」が、国会を舞台に、真っ当な安全保障論議を始めてほしい。参院選があるから封印しようという態度は、目先の利に迷って国益を損なうものだ。

2016.2.24 17:32
「なぜ中国や北朝鮮を代弁するのか?」 安保法廃止法案提出の野党5党を批判 日本のこころの中野正志幹事長
http://www.sankei.com/politics/news/160224/plt1602240020-n1.html

 歯に衣(きぬ)着せぬ発言で知られる「日本のこころを大切にする党」の中野正志幹事長が24日の記者会見で、安全保障関連法の廃止法案を提出した民主、共産、維新、社民、生活の野党5党を批判した。「中国が南シナ海を軍事基地化し、北朝鮮がミサイル発射という形の悪行をしでかした後になぜ廃棄法案が出されるのか」と強調。「なぜ(5党は)中国や北朝鮮の代弁をしなければいけないのか。喜ぶのはどこの国なのか」とも続けた。

 中野氏は特に民主党について「中国や北朝鮮にもっともっと厳しいことを与党などとともに言わなければならないのが野党第一党だ。残念無念。『どこの国の人なの?』とあえて言いたい」と語気を強めた。

 また、民主党と維新の党が目指す新党結成に関しては「果たして民主党にメリットがあるのだろうか。どうせ(維新の国会議員の多くはもともと)民主党にいた人たちなんだから変わるわけねぇんだよ」と突き放した。

http://www.asyura2.com/16/senkyo201/msg/809.html#c22

   

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