5. 2016年11月10日 21:26:49 : RqaITA3NYY : y5l@YxuXRiw[1]
遅かれ早かれ、いや、もはや遅すぎたがゆえにトランプというトリックスターもどきの人間が大統領になったわけで、トランプ勝利に膝をついて悔しがっているのがリベラルというよりセレブの人たち、すなわち有り余る富を手にした成功者たちであり、女性セレブたちがトランプよりヒラリーのほうが同性であるぶんまだマシだと、どっちがなっても大したことにはならない両候補をあえて天秤にかけてヒラリー応援にかけつける様は、却ってとんと有名人が絡みたがらないトランプにとってますます孤立無援の変人ぶりを際立たせ、セレブも有名政治家も誰にも頼らず我が身ひとつと家族同伴で各州を演説してまわるその姿は、いかにもブランド趣味セレブが味方を前面に押し出すヒラリーの権威主義的かつ既存の体制そのものの胡散臭さを大衆に植えつけたことだろう。
いうなればヒラリーは、古き良きアメリカの姿を体現したトランプのアメリカ人(WASP)の郷愁をくすぐる戦略に見事にやられたわけだ。
そしてトランプのもっともユニークなのは、ネオコン化した共和党の議員からは蛇蝎のごとく嫌われていることだ。
トランプはアメリカの介入政策を改めるだろうから、ネオコンとしては立場がなくなる。
そして言うまでもないが、ヒラリークリントンはネオコンと繋がっている。
彼女が勝っていればアメリカの介入政策は当分は続くのだろう。
が、それでも介入政策はやがて遠くない時期に、ヒラリーでさえも見直さざるを得なくなるはずだ。
遅かれ早かれとはそういうことである。