1. 2016年3月03日 20:08:44 : Cf4NZsDbSM : xnEg3YeEN28[1]
支離滅裂な産経記事。
@ >自衛隊は2号機の屋上に降り立ち、建屋内に入って原子炉に対し、ホウ酸を直接まく作戦も検討していた。しかし、自衛隊などの放水が功を奏し、原子炉は小康状態となった。
2号機の話が、いつの間にか、別な話にすり替えられている。
2号機に対して、放水が行われた事実はない。
最初の放水は、3号機に対して、3月17日に行われた。
A 「原子炉に対し、ホウ酸を直接ま」いても、効果は全くない。
問題の核燃料は、圧力容器内にある。
圧力容器内に、どのように侵入するのか?
そして、どのような手段で、核燃料にホウ酸をまくのか?
直接、裸の核燃料を目撃した時点で、隊員は即死だ。
核燃料体の損傷が軽微で、大部分が水に浸された状態で、臨界継続中の場合、ホウ酸水を注入することによって、臨界を止めることができるかもしれない。
しかし、それ以外は、人命だけが失われる、無駄な作戦だ。
事故の際、自らを省みず、現場で真摯に対応した自衛隊員(多分、そのほとんどは、死亡していると思われる。)の名誉を損なうような、幹部による、全く虚偽の大風呂敷の目的は何か?
こんな作戦を考えるような輩は大馬鹿者だ。
B >馬淵氏のミッションは、1号機が再爆発した場合、決死隊を編成し、原子炉に水と砂を混ぜたドロドロの「スラリー(泥漿(でいしょう))」を流し込み、再臨界を止めるという内容だった。馬淵氏は「全員被曝(ひばく)して死ぬような放射線量だった。私も現場で、責任者として作業員とともに作業するつもりだった」と振り返る。
先ず、1号機では臨界が続いていたのか?
そして、再爆発の可能性があったのか?
また、急性被曝で死亡するほど、現場の線量は高かったのか?
これ等の情報が与えられていない以上、得体のしれない作戦と言うしかない。
スラリーで、配管は詰まらないのか?
どう言うメカニズムで、スラリー(水と砂)で臨界を止めることができるのか?
臨界を起していれば、どんな素材でも石棺化することはできない。
C >4号機は定期検査中で、燃料プールには1535本の核燃料が“裸”のまま保管されていたのだ。多重防御されていない4号機の燃料プールの水が干上がり、燃料がむき出しになれば、膨大な量の放射性物質が首都圏にまでまき散らされる
これは、実際の起こったことだ。
以下の投稿のコメントを見ていただきたい。
>4号機全燃料放出というUSNRC報告は、事故直後の混乱で生じた誤情報である