87. 2016年6月15日 15:34:35 : OzuXgIfLc2 : xNWDYtRtYR4[1]
>>76
安保闘争を美化するような考えは間違っている。
安保闘争は平和的なデモではない。60年安保でさえ、学生デモ隊は国会の門を破り、中に侵入した。
警官に挑発されたから、国会に侵入したり、警官に負傷者を出したり、火炎瓶を投げてもいいと思っているのか?
そんなものを平和的とは呼ばない。暴力をためらわない奴が、外交で解決しようなどとほざいたところで、なんの説得力もない。
成田闘争では、警官側に死傷者も出ている。
そもそも、平和を求めるデモに、ヘルメットやゲバ棒がなぜ必要なんだ?
明らかに武装しているじゃないか。
安保闘争に参加していたというなら、この際聞いてみたい。
デモ隊が警官隊と衝突したというニュースは連日流されていたはずだ。
双方に負傷者が出ていたというのも知っていたはずだ。
なぜ、安保闘争は武装闘争に突き進むのを放置したんだ。平和を求めるデモのはずなのに、みんなヘルメットをかぶり、ゲバ棒を持ち、丸太を担いで突撃していたことに、疑問を感じなかったのか?
安保反対を叫びながら、警官隊に衝突していたことに、矛盾を感じなかったのか?
戦争が起きる原因は様々だ。
領土問題で起きる戦争もある。現在のロシア・ウクライナの紛争がそれだ。
クリミアの領土問題が原因になっている。
イギリス・アルゼンチンのフォークランド紛争、何回かの中東戦争もそうだ。
もっとも、中東戦争は宗教対立、民族対立もある。
アフガン侵攻のようなイデオロギー対立、シリア内戦は反政府運動がきっかけだ。
現代に総力戦はあまり考えられない。核兵器の使用につながるからだ。
その代わり、国家どうしだと、短期決戦型の紛争が起こりやすい。
イラン・イラク戦争、インド・パキスタン戦争も短期で終了している。
戦争が起こらない保証なんてどこにもない。
尖閣諸島の問題は、恰好の火種だ。中国のように、再三抗議しても無視する国家は存在する。
むしろ、最悪の事態を想定するのが、安全保障というものだろう。
某電力会社のように「想定外の事態」を繰り返すことは、もうやめにしなければならない。
「平和を望むなら、戦いに備えよ」という、ローマ時代の格言は正しい。
この世界は平和ではない。現在も殺し合いは続いている。
「平和外交」とやらでは、軍事力に対抗できない。核の使用をちらつかされた時点で、対抗策はない。
この世界には、人民を無視して核開発に走る国、周辺諸国の抗議を無視して島を実効支配しようとする国がある。しかも、日本のすぐ近くにだ。
想定外の事態が起こることを、考えようともしないのはなぜなんだ。
そんな奴に、国の安全保障など、任せようとは思わない。