13. 2016年10月27日 20:35:10 : wJqag383Es : wYXbxA2kMRE[1]
> 大麻が医療用や産業用として有用であることは世界的潮流でもある。
大麻は、マリファナと同じ害(副作用)があるとされている。
すなわち、発ガン、脳・神経への害、心臓への害があり、大麻・マリファナの常習者は、「マリファナを止めますか、それとも人間を止めますか」の選択を真剣に考える必要がある。
大麻・マリファナの害(副作用)
http://www.rikasuki.jp/memorial/aimai/kurashi/fl502.htm
マリファナは、大麻草の花、茎、種子、葉などを乾燥させ、切り刻んだ混合物のことで、緑色、灰色や茶色の色をしています。
大麻・マリファナの使用は、身体的にも精神的にも種々の害のあることが知られています。
1)発ガン性物質の存在
「495.マリファナが肺ガンの危険因子」でも紹介されているように、マリファナの煙にはベンゾピレンなどの発ガン性物質をタバコの煙より50-70%も多く含んでいるとされています。フィルター付きタバコ1本吸うのと比較すると、マリファナを1本吸った場合には、肺に沈着するタールの量は4倍と言われています。吸う頻度が同じであれば、タバコを吸うよりもマリファナを吸う方が、肺癌などの癌になる危険性は高くなる可能性があるのです。
2)脳・神経への害
マリファナを吸うと、煙の中にあるTHCが肺から血液中に入り、血流にのって全身をまわります。血流中のTHCの一部が脳の神経細胞のTHCレセプターと結合し、その神経細胞に影響を与えます。
THCレセプターが多く存在する脳の部位は、喜び、記憶、思考、集中、感覚、時間の認知、協調運動などに関係する部位です。マリファナを吸うと急速に異常が見られます。
マリファナの使用による短期的影響は、記憶、学習、思考、問題解決などの困難、知覚の変化、緊張の緩和、高揚感、多弁、心拍数の増加、食欲の増強等ですが、不安、パニック、うつ状態、そう状態、攻撃的行動、妄想、幻覚等が見られる場合もあります。
3)心臓への害
マリファナの使用は、血液の酸素運搬能力を低めます。マリファナの使用後1時間以内に心臓発作が起こる危険性は4倍以上に上がるとされています。マリファナは、煙が吸い込まれて数分の内に、心拍数を増加させることがある。通常、心拍数は1分間に70−80回ですが、さらに20−50回増加させたり、2倍に増加させたりして心臓に負担をかけることがある。また、眼の血管が拡張し眼が赤く見えることもあります。
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大麻・マリファナは、麻薬取締法での取り締まりの対象とはなっていない。しかし、脳細胞や神経細胞に作用することから、大麻取締法で厳しく規制されている。この大麻取締法では、大麻の無許可所持または大麻の使用は最高刑が懲役5年の犯罪であり、営利目的の大麻草の栽培は最高刑が懲役10年の犯罪である。「495.マリファナが肺ガンの危険因子」でも紹介したように、大麻・マリファナは肺ガンの危険因子であり、その他、統合失調症やそううつ病を悪化させることが知られている。大麻を通常のタバコのような嗜好品と勘違いしている若者が多いように見受けられる。しかし、そんな生半可なものではないのだ。大麻・マリファナの常習者は、「マリファナを止めますか、それとも人間を止めますか」の選択を真剣に考える必要がある。
http://www.asyura2.com/16/senkyo215/msg/118.html#c13