5. 2016年9月29日 12:54:09 : vpyfojbiyk : wQFXPDHbjio[1]
サブドレインの汚染水は、「淡水化装置出口水」では、放射性物質が不検出(ND)だけれど、「淡水化装置」は「蒸発濃縮装置」でもあるので、「淡水化装置濃縮水」においては、放射性物質が検出されている。
Cs−134 268Bq/L
Cs−137 1400Bq/L
Co−60 240Bq/L
Ru−106 110Bq/L
Sb−125 560Bq/L
H−3 200000Bq/L
Sr−90 24000Bq/L (試料採取日時2016年8月16日10時05分)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2016/images3/water_160914-j.pdf
東電が公表している「一時貯水タンクにおける運用目標」は、以下のとおり。
Cs−134 1Bq/L
Cs−137 1Bq/L
全ベータ 3Bq/L
Sr−90 表記なし
H−3 1500Bq/L
http://www.tepco.co.jp/decommision/planaction/monitoring/index-j.html
ドレン汚染水の排水は、「淡水化装置濃縮水」を再び、汚染濃度が低い水によって希釈して可能になることが分かる。
http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/osensuitaisaku/committtee/osensuisyori/2016/pdf/0927_01c.pdf(9ページの【循環ループ縮小 全体イメージ】を参照。)
H−3の環境中への放出は、既に「淡水化蒸発濃縮装置」において、水蒸気と言う形で行われている。
記事は、H−3の水と言う形での、海への放出を問題にしているにすぎない。
この場合、「淡水化装置濃縮水」で、200000Bq/LあったH−3は、他の放射性物質と同じように希釈によって、運用目標を達成しているにすぎない。
環境中に放出される放射性物質の総量は変化しない。
希釈した分だけ、見かけの濃度が、運用目標以下に、下がったにすぎない。、
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/539.html#c5