2. 2016年11月07日 03:00:07 : 6tPQk1mI8Q : v_SpVlT6qTw[1]
「アメリカ人」がというよりは「アメリカの投資家」がというべきだろう。TPPの北米限定版といえるNAFTAでは、メキシコ農民もアメリカの労働者も共に悲惨な境遇に落ちた。(そもそもアメリカの労働組合などは初めからこの貿易協定に反対していた)良い目を見ることが出来たのは巨大多国籍企業とその投資家たちである。
大企業の株を大量に買ったりできない庶民は国境のどちら側にいようと、負け組になるということだ。それがわかっているからアメリカ国民の多くもTPPに反対なのだ。大統領候補が皆反対に回ったのも国内の反対が強いからにすぎない。
たしかにアメリカ有利ではあるようだが、だからと言って「国対国の駆け引き」とばかり思っていると「相手国の政治家と交渉して国益を守った」とかいう話にごまかされてしまう。しかし、実際はそんな甘いもんじゃないだろう。日本の財界にも賛成者は多いだろうし、アメリカより彼らが政権に働きかけている可能性もあるだろう。
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