45. 天橋立の愚痴人間[137] k1aLtJengsyL8JJzkGyK1A 2016年11月23日 16:06:43 : 1XEbRiXrFU : vJpgTXXKZE8[1]
42 さん、せっかくいろいろと意見を言ってくださっているのであるから、もう少し具体的なことも言ってみましょう。
>自身でブログ掲示板などを作り、
>平成の資本論バリのわかりやすく誰でもが食いつきやすい文章で
>論文などを作ったらどうであろうか。
個人のブログと言うものは余程上手くやらないとアクセスは限られてしまいます。
私は下記のサイト(糾弾掲示板)で、一連の意見を発信しています。
代表的なスレッドは下記のものですが、他にも複数書いています。
http://www.kyudan.com/cgi-bin/bbskd/read.cgi?no=1711
理想社会とか現実社会と言う様な概念で仕分けするのではなく、どうしても、この方向へ進まざるを得ないと言う発想で書いております。
端的に言えば、通貨発行権を国家に取り戻すと言うこと、
それによって政策上必要な財源を通貨の増刷で賄うと言う事です。
これまた夢の様なことと言われるでしょうが、最近、世界の10カ国は通貨発行権を国家(政府)が持つようになりました。
アイスランドなどは、法律で政策に必要な財源に通貨の増刷を認めています。
もちろん、特定の政権の独断を防ぐための法律もできているのでしょう。
通貨発行を容易に行うとハイパーインフレなどが起き経済は大混乱するとされ経済学的にはタブーでありました。
一方で、国民生活に必要な各資材の生産力が十分に担保されていればGDPの10%くらいは問題ではないと言う見方もあるようです。
なにわともあれ、我が国で毎年50兆円の通貨の増刷が可能であるとなれば、政策はどのように変えられるかを考えてください。
ただし、現在は国債償還などの為に毎年30兆円、将来は50兆円と言う財源が必要になります。
この金は済んだこととして別途処理することにしなければなりません。
私は、この50兆円と消費税を20%にすることで+30兆円の新たな財源80兆円を使う政策を考えています。
いずれにしても基本的な社会は自由経済社会であり、貧困層の対策にこれを使います。
最貧困層対策として生活保護にいくら準備するかと言いますと、
現在の日本では年間の生活保護費総計は3.7兆円で、対GDP比で0.3%
ちなみに、この比率はイギリス4.0、アメリカ3.7、ドイツ2.0%に比べて格段に低い。
これをGDP比 3.0% 15兆円に設定します。
人口で言えば750万人、世帯で言えば480万世帯がこれで救えます。
他方、出来るだけ働いてもらい生活保護はしなくて良い世帯を維持するための雇用対策費として45兆円を使います。
この中には介護事業の人件費として10兆円、公共事業などを通して雇用を確保するために35兆円を使います。
後に残った15兆円は基礎年金を確実にするために、
5兆円は医療制度を維持する為に使います。
いかがでしょうか。
この様な予算が組めるとすれば、政治はどれだけ変わることができると思いますか。
もちろん、この様にするためには、随分と多くの難題も出てきます。
しかしながら、それは人間の英知で切り抜けられるものと確信しています。
これは理想社会でも、共生社会でもありません。
通貨制度の改革
我々自身の通貨の概念を少し変えれば良いのです。
でも一般的に言って、通貨は家計簿のお金の様に思い込んでいます。
一般的は別にして、マクロ経済から言えば、可能の範囲であると思っています。
また、遅かれ、早かれこの様な方向性へ進む以外は現在の問題は解決できないと思います。
最近、ベシック・インカムの話も政治家の中で言われ始めているようです。
私はいきなり、そんな議論になることは危険であると思っています。
それまでに、やれること、やるべきことはあるのです。
アイスランドで、その実験が始まっているようです。
注意深く見守りたいですね。
ただし、この改革が成功するためには、国民があまり身勝手な事を言っていてはだけだと思います。
だから国民の方にもパラダイムチェンジが必要と言っているのです。